先日、神保町にて次の古本を購入した。
柿花仄(カキハナ ホノカ)
『皇子・逃亡伝説 以仁王(【振假名】もちひとおう)生存説の真相を探る』
東京都千代田区富士見、MBC21発行
東洋経済発売
平成五年(一九九三)八月
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本書巻末の「参考文献」には、私の知らない物件が挙げられていた。
『以仁王と嵯峨孫王ゆかりの人々』鎌村善子
『よみがえる以仁王』小川直良
『会津における高倉宮以仁王』安藤紫香
『高倉宮以仁王を誅し奉る』村上義信
発行所、発行年月が記されておらず書誌情報としては不完全なものである(一応、二重鍵括弧が付けられてはいるが、単著であるのか、論文であるのか、判断し難い)ので、あらためて調べなおす必要があろう。なお、これに関連する近年の論文として、
成田守「流離譚異聞」(大東文化大学日本文学会『日本文学研究』第四十一号、二〇〇二年二月、四三〜五三頁)
がある。其処には、『只見町史』第三巻民俗編に掲載されている「高倉宮御伝記」、『新撰陸奥国誌』に見える二戸郡米沢(まいさわ)村の平家盛の後裔、五島列島の宇久島(北松浦郡宇久町)の平家盛伝承、知立市逢妻川と陸前古川市「緒絶の橋」における在原業平の後を追って東下した女性についての伝承、他が取り上げられている。
(平成十七年三月十二日)
本頁開設日時 : 2006.02.12.
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