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月が明るく輝く夜、 私たちは何となく眠れず肩を並べて月をながめていた。 「ねえ、ガウリイ?」 甘えるようにガウリイの肩によりかかる。 「ん?なんだ?」 ガウリイはそうすることが当たり前のように 私の肩へと手を回す。 ・・・でも。 「ガウリイは私の保護者として旅に同行し始めたのよね?」 「・・・そうだなあ・・・」 今までずっと聞きたくて聞けなかったコト。 優しくされる度にうかんできた疑問。 私はとっくに・・・ 肩に置かれている手の意味は・・・? 「・・・じゃあ今は?今もまだ保護者として旅しているの?」 月には魔力があるのかもしれない。 自分から聞くことなんてないと思ってた。 ・・・答えによっては・・・・・ 「・・保護者ねえ・・・お前よくそんなこと覚えてたな。 とっくに忘れてたぜ?」 え・・・・? 「最初はそうだったかもしれないケド 今はおれが側にいたいから一緒に旅してるんだよ。 それとも保護者とか役割がなくちゃダメか?」 「〜〜・・そんなコトない。」 側にいたいから・・ 好きとか関係ない。 ガウリイに側にいて欲しい私に これ程嬉しい言葉はないわよ。 「・・・リナ?泣いてるのか?」 「ば・・ばかね。そんな訳ないじゃない。」 下を向いた私の頭にそっとガウリイの手が置かれる・・・ 私は幸せだ。 ・・まだ、旅は続けられる・・・・ Fin... |