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「リナ・・・欲しいんだ」 いつものクラゲからは、信じられないほど真摯な顔。 ああ、美形なんだ、こういうときのガウリイは、 「え・・・」 あたしの瞳を突き刺さんばかりに、じっと見つめる。 思いがけずに、動揺してしまう、・・・ハハッ、あたしらしくもない。 男の眼差し・・・けれどそれは、どこかおびえたような少年のような輝きを帯びている。 !! 気を許しちゃ・・・だめ・・・ 「・・・好きなんだよ」 ガウリイとの二人旅も、結構長い。 あたしだって気付いていた、ガウリイが好きなんだって事くらい。 「なっ?」 あたしだから、気付けたくらいの柔らかな微笑み。 「・・・やっぱり、だめ!!」 「!!」 パクッ♪ 「あ゛」 アグアグ・・・ 「さ、最後の・・・・・・肉団子がぁ」 ごっくん。 「ん〜〜、でりしゃす☆」 打ちのめされたガウリイの目の前で、 雪の夜亭特製肉団子は、あたしのお腹におさまった♪ めでたしめでたし ー終幕ー |