8日目 2016−11−26 タイ国鉄東北線終点 ノーンカーイからアユタヤまで列車の旅
この町は、バンコクから615km、ビエンチャンへは25kmと国境の街である。西に鉄道駅、東にバスターミナル
その中間に商店街があるようだ。現地の人は、ター・サデット船着き場から船でお互い隣国に行けるようだが
外国人は、バス、列車を利用して友好橋を渡り入出国する事しかできない。その友好橋を昨日国際バスに乗り
タイに入ったが、この橋の真ん中に列車の線路がある。鉄道は、1日2往復しかないので、一般的には、バス
利用となる。
・・・
バスターミナルは、東寄りでゲストハウスから遠いが、鉄道駅は西寄りなので比較的近いことになる。
7時発のバンコク行き列車の切符を19日到着した時購入してあるので、昨日朝6時半にトゥクトゥクを呼んで
おいた。通常は6時半からの朝食であるが、昨日無理を言って6から食べられるように依頼をしOKをもらってい
た。5時起床、6時前に支払いを済ませ、6時過ぎにレストランに行くが、用意ができていない。急いで準備を
再度依頼し、6時10分ごろから食べだし、なんとか6時半のトゥクトゥクに乗り、駅到着は、6時40分であった。
発車まで少し時間があったので、写真撮影などして発車を待った。時間通りの発車で、車両は2等(3両)
と3等(2両)の5両編成の急行列車で、2等は少し良いシートと座席指定、冷房車である。
約535kmのアユタヤまでの値段は、日本円で約1600円である(2等車)。乗客も
10%ぐらいの人しか乗っておらず、もっと外国人の観光客が多いのかと想像していた。

ジーゼルなので、騒音がうるさく、話も大きな声を出す必要がある。山は車窓からは全く見えず
広々とした草原と雑木林である。ウドーン・ターニーまでは、大きな町もなく、草原の中を
走ると言うあまり見るものもない景色である。
列車の速度は、80〜90kmぐらいでなかなか速度が出ているという感じである。その内にきび畑、マンゴ
苗の畑か??・・そしてタンボで稲刈りがあちらこちらで手がりで行われ、どうも刈るのは穂先
近くを刈り取っているようだ。タンボに機械が入っているの見たのは1ヶ所しか見なかった。
線路の幅は狭く、揺れが多い。冷房も我々にとっては強すぎ、3等の扇風機の車両に移る。途
中大変大きな湖のようなところの真ん中を走り、湿地帯のようなところも含めてしばらく走る。
あまりの大きな湖で、海ではないかと思うほどの湖であった。

食堂車は付いていない。物売りが色々なものを売りに来るが、買いたいものもあまりないが、珍しい食べ物が
あったので味見をさせてもらったが、買う気にはならなかった。物売りの男が11時ごろ弁当の注文を受けるが
どうかと聞いてきたので、内容がわからないので2人前を注文する。12時過ぎのある駅で弁当が到着し
3人で食べたがそれなりの味でまずくはなかった。
この列車の到着時間は、時刻表の上では、15時33分である。2時ごろ何時にアユタヤに到着するのかと聞くと
オンタイムだと言う。なんとなく遅れているような気がしていたので、内心はあまり信用していなかった。
しかしびっくり、びっくり・・・オンタイムに到着した。車掌はにんまり勝ち誇った顔をしてにっこりと
see you againと言いながら握手を求めてきた。信用しなかったこちらの気持ちが少し申し訳なく、タイの列車の
正確さを信用した。

今日の泊まりは、Ban Boonchuゲストハウスで、アユタヤの中心に近いところにあり、トゥクトゥクでは10分ほど
のところで16時前にはチェックインできた。
アユタヤは、アユタヤ王朝が33代続いたかっての都の跡であるが、たび重なるビルマ軍の侵攻で破壊されたが
25年前にユネスコ世界遺産に登録された。この町は、チャオプラヤ川に囲まれた島のような町で、この中に
大半の遺産が見られる。
夕方ではあるが、自転車をレンタルして、チャオプラヤ川の西の外にあるワット・チャイワッタナラームのサンセットを見に行くことにした。地図を見ながら7〜8kmほどあるお寺に到着したのは、5時半で今まさに日没の時間で
ある。何とか間に合って、心行くまで景色を写真に収めた。
周りに塀がなく、緑地に建つ塔が日没とのコラボレーションで美しい。中央の祠堂と仏塔の保存状態もよく
日が沈むとライトアップが始まり、美しく輝いていた。50Bの入場料金がかかるが、この時間帯は無料になって
いた。


帰り路も大変で、日が暮れた道を時間をかけ戻り、途中の食堂で鍋料理と川魚の姿焼とビールで乾杯。
この川魚は、ティラピアという名前であるが、タイでは、プラー・ニンと呼ぶ。1960年代にタイでの食料難を聞いた
現天皇陛下が皇居で養殖をして約50匹をタイに送り、繁殖力の強いこの魚が、今もタイの人に一般的に
食されているようだ。
コンロに炭火が勢いよく火がついて土鍋を乗せ、イカ、その他の野菜をたっぷり入れて、酒の肴に食べる。後は麺類とご飯を入れての雑炊を作る。うまかった。タイボクシングも楽しくテレビ観戦。
