被災地での私の最初の活動は、トラックでした。
クレーン付き積載車って、わかりますか?
「へ〜、BEATに乗ってるんですか!」
……と言われれば、はい、と答えますけど。
そうじゃなくて、ここで見ていただきたいのはトラックのほうです。
自動車を積むトラックを、積載車(せきさいしゃ)と呼びます。
そして、赤い部分。
動滑車の原理で重たいものを吊り上げる装置を、クレーンと言います。
UNIC社のクレーンに定評がある関係で、クレーンなら何でも「ユニック」と言う人もいますけど。
これはユニック(社のクレーン)ではなく、ただのクレーンです。
積載車なら、いくらでも手に入る。
クレーンのついたトラックも、いっぱいある。
でも、クレーン付きの積載車は、なかなか見つからない。
あっても高価。
しかも、ホンダはトラックを作っていません。
私にとってはホンダ以外という、ほとんど未知の領域。
「世界の」トヨタにこだわると、選択肢はさらに減る。
一般的には、こういうトラックは仕事に使うもの。
被災地でも、「レッカー屋さんですか?」とか、「修理屋さんですか?」などと聞かれましたけど。
ちがいます。
画像のBEATや、車検のついてないCIVICを運ぶために。
趣味のために、ようやく見つけたこのクレーン付き積載車を買ったのが、3月上旬。
つまり、東日本大震災の直前だったわけです。
その時点では、あちこち手直ししながら大切に乗っていくつもりだったんですけどね。
んで。
東京でも、3月中は燃料が思うように手に入りませんでした。
ホームセンターで黄色いローリータンクを買って、それを車に積んで、山梨県まで買いに行ったほどです。
ちなみに、トラックはガソリンではなく、軽油です。
石油ストーブの灯油ではなく、軽油です。
ガソリンと違って揮発しないから、ポリタンク等でも大丈夫なんです。
【教訓】
山梨県のガソリンスタンドは、東京周辺とは別ルート。
静岡県のほうから入ってくる。
……ところが多い。
それから、もう1つ。
日本は昔から大地震と大津波をくり返してきた国。
今回で終わりではありません。
これからも大地震は何回でもやってきます。
台風や大雪などの災害も起きることでしょう。
【教訓】
1円でも安い店を探して給油していませんか?
そういうお店は、震災の時に営業してましたか?
ガソリンスタンドを経営している人も、働いてる人も、人の子。
あの状況で燃料が手に入れば、自分や大切な家族や恋人や友達のために使いたかったはず。
あるいは、「いくらでも払うから!」と優先扱いを求める人達に、高く売りたかったはず。
東日本大震災の時でも一生懸命に営業してくれたスタンドを大切に使っていこう。
これも今回の震災で学んだことの1つです。
そんなわけで。
私がクレーン付き積載車で被災地に行くようになったのは、4月に入って燃料が手に入るようになってからです。
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2012.-1.28 Sat 3:00 from Tokyo
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