東日本大震災から何ヶ月か、中古車の値段が上がりました。
水没車両は、宮城県だけでも13万台とか、14万台とか。
地域によっては、パトカーも消防車も、救急車も水没しちゃった、とか。
そんな話は、報道でご記憶だと思います。
で。
大雨とか台風による水没ではなく、津波による水没ですから。
つまり、塩水だから。
基本的に、ほとんど使い物にならないんですよ。
ボンネットやフェンダーは、洗って磨いてワックスをかければ使えるでしょう。
ハンドルやシフトノブも、それは同じ。
技術があるなら、フロントガラスや窓ガラスも使えるとは思います。
でも、あとはタイヤとホイールぐらい?
塩水に浸かったエンジンとか、モーターその他の電気系統は、ダメですよね。
塩水につかった電気器具やコードやコンセント類に通電すれば、やがて火災になります。
ましてや、ハイブリッド車や電気自動車なんて、なおのこと。
ところで。
自動車に限らず、被災地では大量の鉄クズが発生しました。
それで、鉄の買い取り価格は一気に暴落。
さらに、福島県の鉄、あるいは日本の鉄は買わない、という被爆差別。
鉄の値段が下がり過ぎちゃって、解体屋さん達は商売にならない。
仕事をやめようか、とか何とか。
そんな話も聞きました。
で。
それだけたくさんの自動車が被災した、ということは?
これから、それだけたくさんの自動車が必要になるわけです。
しかも、ここ数年の経済状況を反映して、近頃は新車が売れなくなっていた。
その結果として、中古車の総数も減ってるわけですよ。
それで、東北や東京を中心に、業者オークションの値段が一斉に上がってて。
それでも買いまくってるのは、大手の業者ばっかり。
零細な中古車屋さんとか、クルマの趣味が高じてちょこちょこ中古車を買ったり売ったりしてるような人達には、とても手が出せない。
見に行っても、ため息をついて、手ぶらで帰ってくるしかない。
そんな状況になりました。
どんな車種が売れてるんですか?
……と、聞いてみました。
どんなクルマでも売れてるそうです。
なぜなら、どんなクルマも区別なく、みんな水没しちゃったから。
ただ、それだけの大量の廃車手続きと、新しくの登録手続き。
今は警察署も陸運局も大混雑してますからね。
車庫証明が不要な、軽自動車の値段が特に上がったそうです。
津波特需とか、水没特需だと、ちょっとストレートすぎるかな?と思いまして。
それで、中古車特需と名づけてみました。
ここで気になるのは、ヤフオクです。
こういう動きを知らずに、不要になった車を格安で出品している人、いたかもよ?
それを落札して、すぐに転売したら。
週末参戦の個人ボランティア資金、数回分が、簡単に作れるかもしれません。
相場が上がった!
……というニュースを聞いてから買いまくっても、出遅れ感が強いですけど。
たまたま、年末ぐらいから余計な中古車を何台か買い込んで、奥さんから文句を言われてた人、とか。
あるいは、日頃から「1台か2台、売れば?」とか言われてた人。
震災が起きたら、売っちゃいませんか?
あるいは。
そろそろ新車に買い換えようと思ってたんだけど、キッカケがなかった人。
新車に買い換えるのも、立派な復興支援になるみたいです。
中古車のマーケットが1台増える、だけでなく。
日本経済に貢献するって意味でも。
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2012.-2.-2 Thu 16:00 from Tokyo
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