仙台の牛タンがおいしい理由

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仙台と言えば牛タン。

震災前から、私のご愛用は、このお店。
牛タン発祥の店、味太助の本店です。

あじ・たすけ

味太助 本店
http://www.aji-tasuke.co.jp/

仙台市青葉区一番町四丁目4-13
毎週火曜定休

仙台駅とか、仙台市役所の近く。
だから当然、地震の影響を受けています。


4月初旬に行った時は、お弁当だけの営業でした。

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節水のために、お皿を使わず、お弁当の容器で。
同じく節水のために、仕込みの量も減らしてて。
節電のために、営業時間も夕方5時ぐらいまで。

そして、ガスが止まったままだから、お湯が沸かせない。
それで、テールスープは休止中。

その辺が、↑の画像に集約されてるわけです。

4月8日(金)になれば、ガスが復旧する!
……と、張り切っておられたんですけどね。

その直前に大きな余震があって、仙台市青葉区のガスの復旧が延期になってたから……
たぶん、テールスープの復活は、さらに遅れたはず。


それが、5月2日(月)のランチタイムには、こうなってました。↓

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お客さんもいっぱい入ってたし、夜の営業も再開したとのこと。

まだまだ、客には言えない苦労があるのかもしれないけど。
見た感じでは、見事に復活しています。


食べるのが好きな人は、↑の画像である程度はわかるかもだけど。

たとえば、ネタが新鮮なだけの回転寿司と、職人さんのひと手間の仕事を味わう江戸前とか。
デカネタが売りの回転寿司と、口の中での崩れ方や残り方まで計算した職人さんの握り方とか。
あるいは、安い大豆からでっきるだけ薄く大量に作った豆乳を、強力な薬で固めていった格安の豆腐と、昔ながらの手作りの豆腐とか。
……と、同じ。

切り方とか、包丁の入れ方が、職人さんの技。
炭火で焼いてることも加わって、機械でスライスした牛タンとは美味しさが違います。

牛タンも、機械でスライスしたほうが、価格は安くできるんだろうけど。

戦争直後、食べるものがなくて困ってた時に、試しに牛の舌を切って食べてみたのが、牛タンの始まり。
それが、この太助の初代のご主人。

どうやったら美味しく食べられるか?
いろいろな試行錯誤があったそうです。


近頃は、こういう職人さんの技に、お金を払おうとしないよね。

機械でいい、インスタントでいい、どんな素材でもどんな薬品を使っててもかまわない。
そんなことより、とにかく1円でも安く!
安さが一番!

そういう風潮の結果が、いろいろな世界での職人さんの後継者難。
そして、280円のユッケでの食中毒だと思うんです。

もう1つ。

みんなが価格を最優先にしている限り、デフレは終わらないよ。

いいもの、いい仕事には、きちんとお金を払わないと。

(また話が飛躍する)


お金や物資を送るだけが支援じゃない。

経済成長は1日にして成らず。
被災地に行ってお金を使う、少しでも経済をまわす。
被災地に行き続けてお金を使い続けることも、立派な復興支援です。

被災された皆さんの自立という意味では、そっちのほうが大切です。

まずは1回、フラッと仙台あたりに遊びに行ってみませんか?

プロ野球やJリーグを観戦するとか。
本やCDを買うとか、ケータイ代を払うとか、機種変更するとか。
ちょっとコーヒー1杯を飲みたくて、とか。

「今どこ?」

仙台。

「急にどうしたの?」
「仕事?」

いや。
急に、おいしい牛タンを食べたくなったから。


笑うかもしれないけど。
わざわざ行く価値がある。

そのぐらい、違います。

ついでに、牛タンの専門店をハシゴして、味の違いを楽しむとか。
牛タンをブロックで買った時の切り方の参考に、じぃ〜っと見つめてみるとか。

あ……
仙台が牛タンで有名だからって、仙台のすべての店がおいしいわけじゃない。

それは、わかるよね?


それに、仙台の味覚は牛タンだけじゃない。

(牛タンを食べて、仙台をわかったつもりになってる人、多いよね)

わざわざ被災地まで出かけて行って、現地でお金を使う。

今度の休み、どうですか?


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