パソコンやケータイで、インターネットができる人。
知りたいと思ったことを調べることができる人。
……と、それができない人との情報格差。
これを、デジタル・デバイドという。
デジタル・デバイドが収入の格差や、生活レベルの格差に直結するのが、これからの時代。
そんなことは、震災前からくり返し言われてきました。
でも、それだけじゃない。
情報の差が、震災の時には生死を分けることもある。
……というわけで。
阪神大震災との大きな違いの1つは、インターネットの有無。
今回の震災を機に、Twitterを始めてみた。
あるいは、パソコン売り場に行って「インターネットください」と言ってみた。
そういう人たちが、たくさんいるようです。
被災地に限らず全国的に。
そこで、今回は、Twitterと日記とブログの違いについて、私が思うところを。
Twitterって、最後に「なう」を付けることが多いですよね。
「仙台駅なう」 ←いま、仙台駅にいます
「昼食なう」 ←昼食をとってます
「うなぎなう」 ←これは回文
つまり、今やってること、今その場で思ってることをつぶやくのが、ツイッター。
で。
「今日は、仙台駅まで行きました」
「仙台駅で降りたら、昼食をとりました」
「うなぎを食べたよ」
……と、1日を振り返って書くのが日記。
これに対して、「仙台まで行ったなら牛タンを食べなくちゃ」とか何とか。
読んだ人がコメントを付けられるようになってるのが、ブログ。
日記は、書いた人からの一方通行。
でも、ブログは書いた人と読んだ人の双方向(も可能)。
インタラクティブとも言われる、この双方向性がブログの特徴なわけです。
Twitter、日記、ブログ。
現在のところは、こういう区別でいいのではないかと。
で。
前回も書いたと思うけど。
津波にやられた被災地での活動は、日没までなんです。
夜は、危ない。
運転してたり、疲れて深く眠り込んでたりすると、余震に気づかないことがある。
起きてたとしても、暗いと海が見えないくい。
つまり、津波から逃げ遅れる。
水没車を引っ張りに来て、自分が水没してどうするの?
「暗くなったら海から離れなさい」
これは、被災地の皆さまからもくり返し言われてます。
というわけで。
現地での活動は、昼間だけ。
明るい時間帯にVAIOを開いてブログを書くのは、もったいない。
それは、夜でもできること。
そして、限られた昼間の明るい時間帯は忙しい。
正直、ケータイからTwitterにつぶやくのも、きついことがあります。
それでも、Twitterの利点の1つは、現場からの速報性。
ナマの本当の情報を、マスコミを介さずにリアルタイムに伝えられること。
だから、ツイートしなくちゃ!とは、誰もが思う。
ツイートする内容を運転中に考えるのは、同じだと思うんだけど……
赤信号待ちの30秒でツイートできる人と、1分かかる人との差が、出てしまう。
ネットへの顔出しNGの人の顔を隠す処理を、ケータイですぐにできる人。
そんな機能あるの?と言う人。
同じ機種を使っていても、その差でツイートできる・できないの差になってしまう。
あるいは、「面倒だから、いいや!」と顔が写ってる画像をツイートして、騒動を起こしてしまう。
「これは手間がかかるから、あとでツイートしよう」
……というのがチリも積もればで、手がつけられなくなる。
これも、デジタル・デバイドの一面です。
そして、夜は夜で、またやることがあったりするので。
ブログは、東京に帰ってからでもできるよね。
……と、なってしまう。
せっかく被災地の現場を駈けずりまわってるのに、インターネットから遠ざかっていく。
そもそも、活動場所ケータイの電波が入らなかったり。
そんなケースも多々あったし。
そんなわけで。
被災地で一生懸命に活動している人たちは、なかなかネットができない。
そういう面もありました。
あ。
よく言われる、インターネットと新聞の使い分け。
速報性は、インターネット。
ちょっと遅れるけど、文字で詳しく読めるのが新聞。
だから、どんなにテレビが発達しても、新聞は廃れなかった。
この先、どんなにインターネットが発達しても、新聞は廃れない。
……と、言われてるじゃないですか。
その速報性が売りのインターネットが、近頃はさらに分化してて。
そこそこの速報性が、ブログ。
超速報性が、Twitter。
……って解釈で、よろしいのではないかと。
よろしくないかもしれないけど。
私は、そういう使い分けをしています。
Last Update
2012.-3.-5 Mon 12:00 from 東京
![]()
Twitter@and_273
YouTube and273jp
and_273@yahoo.co.jp
Feel free to link here.
自由鏈接
Since 1997.-7.21