利点もあるよ

現在地:HP東日本大震災→ここ

前回は「Twitterとインターネットの欠点」について書いたので、今日はその逆。
Twitterやインターネットの利点を実感した話です。


皆さんからの支援が届きにくい地域で拾ったリクエストの1つ。
それは、「カマドが欲しい」でした。

まだまだ当分は、電気も水道もガスもない生活。
だけど身の周りには、たくさんの災害ゴミがある。

カマドがあれば、災害ゴミを燃やせる。
身の周りの災害ゴミを少しずつ減らせる。
上にヤカンや鍋を置けば、熱源としても使える。
……というお話。

それを、Twitterに流したのさ。


そうしたら、数分後に反応あり。

「薪ストーブを無料で設置してまわってるチームがありますよ」

もう1件、そういう活動をされてる人達に関する情報も。

だけど、せっかくの被災地での昼間の時間帯。
VAIOを開いてる時間が、もったいない。
それは夜でもできることだから、と。

それで、後回しにしていたんですけどね。

間もなく、その片方の当事者さんからコンタクトあり。
それが、薪ストーブ「暖助」チームでした。

暖助プロジェクト(長野県から)
http://dansuke.wda.jp/


で。
これはいい!
自分でも1台、欲しい!
……と言ったら、こういう状況だから売ってる場合じゃないんです、と。

確かにそうですね。

で。
翌朝一番で、昨日の1軒に押しかけて、説明して。
「暖助」チームの皆さんに設置していただいたのさ。

設置スケジュールがタイトな中を、ムリにお願いしてしまったけど。
とても喜んでいただけたから、これはこれでよかったのかな、と。

で。
そこから2件、「暖助」チームさん達にくっついて歩いて。
続いて、私の心当たりでもう1軒、別のご家庭でも設置していただきました。


「カマドが欲しいんです」
……と言われて、ネットで呼びかけてみますね、と。
いつもなら、それで皆さまから届くのを待つわけですが。

「カマドが欲しいんです」
……と言われた翌朝に現れて、こう言ったわけです。

おはようございます!
持って来ましたぁ!

これは、Twitterやインターネットの利点を活用できた例。

他にも、すぐ近くでこういう活動をされてるボランティアさん達がいる、とか。
別の場所では、こういう事例があって、こんなところが問題になっている、とか。
どこそこが渋滞してるとか。
どの辺で、個人ボランティアさんがガス欠になりそうで困ってる、とか。

笑うかもだけど。

橋が落ちて通行止めになってて、ものすごく迂回しなくちゃいけない、とか。
その迂回ルートの途中がものすごく渋滞する、とか。
予定が押して、とりあえず行かなくちゃ!とか。
行ってみたら、ガソリンスタンドが流されちゃってて給油できない地域だった、とか。

いろいろあるのよ。


でも、そういうの全部ひっくるめて考えてみると。
そして、前回の「Twitterとインターネットの欠点」で、怖い部分を先に植え付けちゃったかも、だけど。

Twitterやインターネットも、高校生のバイクとか、包丁と同じ。
欠点や危険性を知った上で、いかにうまく使うか?
使う人次第だと思うんです。

どう?
Twitterの利点に、気がついったー?


もう1つ。

東京や大阪の報道は、仮設住宅と原発に偏っていたかもだけど。

なかなかマスコミの人たちが来ない場所では、ずっと電気がなくて、発電機も足りてなくて、ロウソクで生活してる人達がいた。
趣味ではなく、切実な状況で、ドラム缶風呂を「これから」設置しようとしてる人達がいた。
そういうところでは、↑で紹介した薪ストーブが、ものすごく喜ばれていた。

そういう現実にも、気がついったー?


毎度お約束のフレーズだけど。
現地に行って活動するばかりが、支援じゃない。
現地で活動してる人達への、物資の後方支援とか。
Twitterでの情報支援とか。
その他。

あなたにも、今からでもできることはたくさんあるはずですよ。


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