CVTの影

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驚異的な燃費で大ヒットした、初代フィット。
その燃費を実現したのが、第1世代のCVT。

でも、それから10年以上。

現代の日本の自動車は、さらに進化しています。
もちろん、CVTも進化しています。

でも、そこにはマイナス面もあります。

そのマイナス面が、私のような人間には、どうしてもガマンできません。


全世界のあらゆる環境で、あらゆる人が乗る自動車。
総合的な燃費性能を向上させ、地球環境に優しい自動車が求められている。

そのためには、CVTが必要。
CVTも、もっともっと進化していかなくちゃいけない。

具体的には、第1世代CVTで採用した多段クラッチ方式。
現在は、トルコン方式になっています。

だから……
たとえば、現代のCVT車は、クリープ現象があります。

渋滞や車庫入れ、バックする時に、ブレーキをゆるめるだけで、ゆるゆると動きます。

これが、一般ユーザーには、意外と好評らしい。

ホンダの第1世代CVTでは、このクリープ現象がなかった。
それが、意外と不評だったらしい。

(個人的には、そんな些細な違い、どうでもいいだろ!と思うんだけど)


話を戻します。

自動車の進化は、CVTのトルコン方式に限らない。

ATよりもCVT。
CVTの性能を活かすためのエンジン。

具体的には、パワーよりも常用域のトルク。

そんなエンジンが、乗ってて楽しいですか?
……って話ですよ。

(ラクはラクだろうけど)


近頃のクルマは、とにかく燃費性能、地球環境。
だから、アクセルを踏んでもちっともついてこない。

しかも、新しい衝突安全基準とやらで、車体も重くなっている。
さらに、快適性能だとかで、外寸も大きくなっている。

でっきるだけ小さくて軽量な車体に、どこまでも伸びていく高回転型のエンジン。
その代わり、少しでも「おいしい回転数」を外すとガクッと失速するから、頻繁にギアチェンジ。

現代のF1は、パドルシフト(セミAT)が当たり前だけど。
ホンダやセナの時代は、F1もマニュアルシフトだったんですよ。

(90年代の前半までのモナコGPの車載映像、見たことある?)

そんな古い価値観をもつおっさんには、現代の自動車は楽しくない。
できるだけ自分は運転しないですむように。
……と、考えてしまう。

現代の新車には、まったく興味なし。
それで今でも、「いつかはNSXで鈴鹿を」。
そんなことを夢見ながら、BEATに乗り続けてるわけです。

そういう風潮の元凶とも言える、にっくきテクノロジー。
それが「CVTの影」の部分。


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