iPod touchに自作の着信音

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日本のiPod touchやiPhoneは、着信音の自作はできない。
……ことになっているそうです。

でも、できます。
できました。

その理由は後で考えることにして。
まずは、やってみましょう。


音を手に入れる

音楽CDから取り込んだり、フリーの素材から手に入れたり。
ネットで買ったり拾ったりもらったり。

着信音にしたい音声ファイルを手に入れます。

音声ファイルにも、いろいろな形式がありますが、難しく考えないほうが。
とてもポピュラーな次の4タイプなら、どれでもOKです。

近頃は、ICレコーダーもデジタルになっています。
普通にしゃべるとMP3形式で保存されて、それをパソコンのUSBに挿してドラッグコピーするだけ、とか。

なので……

「起きなさい!」とか、「ご主人さま、起きてください」とか……
彼女とか恋人とか奥さんとか、その辺のオッサンに録音してもらうのも、よろしいかと。

例えば、アイドルとか、アイドルを目指している人とか。
自分の声をMP3形式にして売るとか、ファンクラブ特典にするとか。
これからは、そういうのも商売になると思うんですけどね。

(ICレコーダー、ありますよ)


iTunesに入れる

パソコンで「iTunes」を起動してください。
(iPod touchは不要です)

左上、「ライブラリ」の「ミュージック」をクリック。↓

103KB

iPod touchの着信音にしたい音楽ファイルが右側のリストになければ、↑の2番(赤い丸)あたりにドラッグ&ドロップしてください。

今回の私は、音楽CDから取り込んだ「恋のバカンス」を使うことにします。

着信音にしたい音楽ファイルがここのリストに入ったら、第2段階は終了です。


着信音用にする部分を切り出す

さて、ここからが本番です。
引き続き、iTunesの「ライブラリ」の「ミュージック」のリストです。

着信音にしたい音楽ファイルを見つけて、右クリック、プロパティ。↓

60KB

「オプション」をクリックして、「開始時間」と「停止時間」にレ印をつける。

そして、この音楽ファイルの何秒のところから何秒のところまで?
着信音として使いたい区間を指定します。↓

83KB

限界まで長くすると、動作が不安定になる。
目安として、30秒以内がよろしいかと。

その代わり、小数点3桁、1000分の1秒単位で指定できるみたいです。

数字をいろいろと変えては「OK」を押して再生。
納得いくまで、ここにはこだわってください。

書き出す区間が決まったら、この音楽ファイルを再度、右クリック。
そして、さっきの「プロパティ」の下のほう。
今度は「AACバージョンを作成」。↓

96KB

すると、同じ曲が2つに増えます。

でも、よく見ると、片方は着信音用に作ったやつ。
曲の長さ(時間)が短くなってますね。↓

102KB

ここまで来れば、あとは着信音として使える形に変換するだけ。
そして、iPod touchに転送するだけ。

ここから後半戦に入ります。


着信音のファイル形式に変換する

後半戦は、いったん、Windows7(デスクトップ)に戻ります。

iTunesはそのまま。
画面の左下、Windowsのアイコンをクリックしたら右側。
「ミュージック」フォルダの「iTunes」の中に、いま作った着信音ファイルが入ってます。↓

53KB

「iTunes」→「iTunes Media」→「Music」→「アーティスト名」→「アルバム名」の中に入ってます。↓

87KB

自作の音楽ファイル等だと、「Unknown」というフォルダの中。

ここで、キーボードをよく探して「Alt」を押してください。
出てきたメニューの中から「ツール」を選んで「フォルダーオプション」。↓

85KB

「表示」をクリックして、下半分「詳細設定」の中のずっと下のほう。
「登録されていない拡張子は表示しない」のレ印を消して、OK。↓

94KB

そして、着信音にする音楽ファイルを、右クリックして「名前の変更」。↓

87KB

末尾3桁の記号(拡張子という)「m4a」を「m4r」に書き換えるのでアール。

ついでに「恋のバカンス 1」ではマヌケなので、「恋のバカンス」に戻しましょう。

「変更しますか?」と出たら、「うるせぇ、さっさと変更しろ」をクリック。↓

80KB

旧:恋のバカンス1.m4a
新:恋のバカンス.m4r

60KB

「m4a」は、音楽ファイルの新しい圧縮形式。
これを「m4r」に書き換えるだけで、iPod touchは着信音として扱うんです。

ただし、ここで1つ、大切なイニシエーションがあります。

いま完成した「恋のバカンス.m4r」をWクリック。
最初から最後まで、通して再生してください。
(これが大切)

音楽ファイルの欲しい部分だけ切り出した。
着信音のファイル形式に書き換えた。

では、いよいよ最後。
iTunesに戻って、iPod touchに転送しましょう。


iPod touchに転送する

iTunesの左上、「ライブラリ」の「着信音」をクリックしてください。

どうですか?
いま作った自作の着信音が、リストに登場してませんか?

43KB

次に、転送先のiPod touchをクリック。
右側の上で「着信音」をクリック。↓

69KB

ちなみに、USBケーブルで接続しなくても大丈夫。
WiFi(無線LAN)でも転送(同期)はできます。

……けど、そこは今回の本題ではないので省略。
そんな余裕がなければ、ここはおとなしくUSBケーブルで接続。

「着信音を同期」にレ印をつけて、「着信音を同期」をクリック。↓

69KB

そして、右下の「適用」をクリック。↓

47KB

1台のiPod touchをあちこち、複数のパソコンに接続して「同期」させているなら、こんな警告が出ます。

75KB

【日本語訳】

新しい着信音が入ってる、このパソコンのライブラリの内容で上書きしていいですか?

注意点として、新しい着信音が入ってないパソコンから、また上書きしちゃう可能性があります。
複数のパソコンに接続する人は、各パソコンのライブラリに、自作の新しい着信音は入れておいたほうがよろしいかと。

ありがちなパターンとしては、パソコンが壊れて買い換えた場合。
自作したファイルは、きちんとバックアップを取っておきましょう。


さて。
同期が終わったら、iPod touchに入ったのを確認しましょうか。

前回の、iPod touchの着信音を変更するの操作は覚えてますか?

iPod touchで「設定」→「サウンド」→「着信音」または「新着メール」。

たくさんの着信音のリストが出てきますよね。
「通知音」ではなく「着信音」のほうに入ってます。↓

34KB

純正「時計」アプリのアラーム音にも指定できるよ。


復習です。

着信音にしたい音を、デジタル化(音楽ファイル)で用意する。

パソコンに入れて、iTunesのリスト(ライブラリ)に入れる。

着信音にしたい範囲を指定して書き出す。

書き出した音楽ファイルを、着信音ファイルに変換する。

自作した着信音ファイルを、iTunesからiPod touchに転送する。

ドキドキしながらiPod touchで再生してみる。

以上です。


ここで、最初の疑問に戻りましょう。

アップルは、なぜ「着信音は自作できない」としているのか?

今回の私のサンプルを見て、もうわかりましたよね。

はい。
著作権です。

ネットで見つけたサイトで見よう見まねで自作するとか。
こういう個人利用だけなら、まだしも。

アップルのような大きな企業が、堂々と推奨していいの?
……ということみたいです。


なお、今回のサンプルで作った「恋のバカンス.m4a」ファイル。

これに限っては、個人利用のために勉強したい人の教材として、ダウンロードできるようにしました。

HPに戻って「ダウンロード」に行って、右クリック。
「別名をつけてリンク先を保存」してください。
試聴は「別ウィンドウで開く」。

「m4r」ではなく「m4a」になってます。
後半、しっかり練習してください。


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