1993第2戦:ブラジルGP

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さてさて。
話を1993年に戻しましょう。

「やっぱり今年はダメかな」という、開幕戦での印象。
これが、早くも2戦目でひっくり返されます。

第2戦は、セナの母国、ブラジルGP。

いかにもブラジルらしい、スコールのような突然の豪雨。

次々とコースアウトするライバル達を尻目に、セナが優勝。
生涯2回目の、母国V。

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元々、セナの夢は、これでした。

ブラジル人が初めて世界チャンピオンになった翌年。
チャンピオンナンバーのゼッケン1番をつけて母国の英雄が凱旋帰国、ブラジルGPで圧勝した。

それを見て、セナ少年はF1を目指します。
将来の夢は、ワールドチャンピオンになってゼッケン1番をつけ、母国ブラジルGPで優勝すること。

それから17年かかって、夢を実現したのが2年前(1991年)。

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17年間の苦労がどれほどのものだったか。
泣きじゃくるセナを見て、想像するしかなかったわけですが。

まさか今年は、勝てるとは思ってなかったわけで。
あの2年前よりも、もっと嬉しかったらしい。


きっと、そのうち出てきますよ。
「あの時のセナを見て、レースを始めた」というブラジル人の世界チャンピオンが。

サッカーもそうだし、F1もそう。
ブラジルってのは、そういう国だよね。

世界中に衛星中継される時代になった今だから、ブラジル人に限らない。
セナに憧れてレースを始めた世界中の少年たちの何人かが今、F1を走ってます。

うらやましい。

日本人ドライバーが、鈴鹿で優勝する日は……果たして来るんでしょうか?
日本は本当に「豊かな国」なの?


……ってな話は、さておき。

この時点では、「雨が来たからね」という感じ。

有名なフレーズ、レイン・マイスター、雨のセナ。
今日はそれを再確認しただけ。

晴れればやっぱり、勝ち目ないでしょ?

しかし!
次戦、第3戦で歴史が動きます。

いや、ちがう。
セナが歴史を動かします。

次へ


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