第6戦は、伝統を誇る第51回モナコGP。
狭く曲がりくねって、路面はバンピー、抜きどころの少ない市街地コース。
予選では1つでも前、できれば最前列からスタートしたいところ。
事前の予想は、「スタートでセナが前に出れば、鉄壁のブロックで大渋滞」。
もし、セナが勝てば、新記録。
でも、まずありえない。
しかも、予選のアタックではブレーキングで失敗。
3番手(2列目)からのスタートに。
【セナ】
クラッシュも辞さない。
スタートにすべてを賭ける。
横なら見えるけど、真後ろからじゃ見えにくい。
実際、過去にはぶつけたこともあるし、ぶつけられたこともある2人。
セナの目の前、予選1番手からスタートするプロストは、この発言をどう聞いたのか。
それは、本人にしかわからないけど。
事実だけを書きます。
レース中、プロストにペナルティの裁定。
10秒間のピットストップ。
理由は、スタートでのフライング。
最速マシン、ウィリアムズ・ルノー。
これだけなら、まだ何とかなったかもしれない。
ところが、スタートしようとして、エンスト。
ようやくエンジン再始動。
おっと、またエンスト。
今度はなかなかエンジンがかからない。
最新のハイテク装備満載で、エンジンも最強のルノー。
ところが、スタート時のクラッチという、思わぬ弱点があったらしい。
プロストのファンには、永遠にも匹敵する長い長い数十秒だったことでしょう。
エンジンをかけるためのボンベ(の予備)を引っ張って、メカニック達が走り回ってました。
ようやくコースに戻ると22位、セナに抜かれて周回遅れに。
それでも、鈴鹿以上に抜き所の少ないモナコで、4位でゴール。
このあたりからも、プロストの強さと、ウィリアムズ・ルノーの速さをしみじみと。
で。
セナは鉄壁のブロックどころか、余裕の独走。
1989年から5年連続。
そして、モナコGP通算6勝は新記録。
今日からは、「モナコ・マイスター」と言えばセナ。
さらに、今日の優勝で、再びポイントリーダーに。
レース後のコメントが最高でした。
【セナ】
開幕から6戦を終えて、我々は型落ちの市販エンジンで3勝し、チャンピオンシップをリードしている。
フォードが真剣に世界タイトルを狙うなら、ワークスエンジンは我々マクラーレンに供給されるべきだ。
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2012.-2.-3 Sat 15:00 from 仙台
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