2007年8月 オペラ鑑賞旅行記
更新日:2007年8月28日 (旅行記にしてはあまりに短くてすみません。後で気づいたことは追加するかもしれません。)
2007年8月オペラ鑑賞記録・感想はこちらです。
ペーザロの海岸
誰もが大好きなダ・サンテの魚介類の塩味パスタ Tagliatelline allo scoglio (bianche)。蟹さん模様のお手拭も添えて!
今年は、ペーザロ入り前にヴェローナで一泊だけしてから移動しました。ペーザロ滞在は9泊。今までの最長で、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの3演目を3サイクル観るというものでした。本公演のオペラの前には、コンサートなり、若い歌手たちによる「ランスへの旅」公演があったりで、連日ほとんど2公演ずつ予定が入っていて、なかなか忙しい日々でした。朝食⇒ロッシーニの生家でのビデオ鑑賞⇒昼食⇒休憩⇒コンサート⇒オペラ公演⇒(真夜中)夕食というパターンで、睡眠時間は毎日5〜6時間。ホテルに戻るのが早くて1時半。ホテルの夜勤のおじさんには、毎晩帰りの時間を笑いながらチェックされていました。おそらく、日本人(私だけではありませんよ、他に3人ぐらいいますよね、おなじホテルの日本人住人は)はなんて帰りが遅いんだと思っていることでしょう。おじさんは、出発の日の早朝、5時すぎにはコーヒーを入れてくれ、送り出してくれました。また来年!
今年は、HPを始めた頃に買った初期の頃の重いデジカメをやめて、カメラなしで出かかました。といっても、海外用にソフトバンクの携帯電話を持っていったのでそのカメラで代用しました。ですので、撮った写真はウェブ用に使うにはやはり写りがよくないです。でもアップしますね。
8月15日付けの伊紙LA REPUBBLICAにロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの記事が出ていました。家にスキャナーがないので、携帯カメラで撮ったものが下記です。全面に出ているクンデのオテロの写真がみごとです。その下にジョーヴァネ公演の「ランスへの旅」(
欄外)、「どろぼうかささぎ」、「オテッロ」そして「イタリアのトルコ人」の舞台写真が4枚載っています。記事の方は家に帰ってから、イタリア語の辞書を片手に飛ばし読みをしてみましたが、観客のうち65%が外国人で、特にドイツ人と日本人が目立つとなっています。今年はとにかく例年にないくらい日本人が多い年でした。記事には他に、初日のオテロ後降板したイヤーゴ役のクリス・メリットが体調不良で体重も50キロ減だったことも書かれていました。記事の最後には、ベルカント最高のデイーヴォ、フローレスについて、トムクルーズよりも美男で若い彼は、数ヵ月後にリマの大聖堂でオーストラリア人の美しい彼女と結婚予定と書かれていました。
友人によると、バルチェッローナが新聞のインタビュー記事の中で、来年のマオメットIIとアデライーデで歌うことを述べた後に、昨年から会場として使用している郊外のスポーツ・アレーナについて触れ、観客が終演後シャトルバスに殺到し、出待ちをするファンがいないことが非常に残念なので、早く町の中のパラフェスティヴァルに会場が戻ってほしいと述べていたそうです。歌手の方たちもやはり終演後、お客さんの反応を楽しみにしているようです。ペーザロで一番おいしいジェラーテリアJURIで偶然休暇中のマキシム・ミロノフと背の高い男性に出会いました。マキシム君と写真を撮ったり話をした後に、いっしょにいた男性に「あなたも歌手ですか?」って失礼にも聞いたところ、なんと歌手だったんです。なにに出ているのかというと、泥棒かささぎのジョルジョとテティの結婚でジョーヴェを歌うというのです。ヴィットリオ・プラートというイタリア人バリトンでした。2004年のランスへの旅と2005年のセビリアの理髪師にもでていたようですが覚えていません。長身のなかなかのイケメンですよ! その後、町の中で何度も出会いましたが、最後の泥棒かささぎの公演前、テアトロ・ロッシーニの前にいたので写真を撮らせてもらったのですが、その時、彼も「テティの結婚」に来たかって自分の出来を気にしているようでした。実際に彼はかなりよかったので、MOLTO BRAVOと言ってあげました。これから注目です。
毎日、町の中にあるテアトロ・ロッシーニと郊外のアドリアティック・アレーナ(スポーツセンター:下記写真)をシャトルバスで往復しました。アドリアティック・アレーナは、開演前にバスから入り口に着くまでの間、そして入り口でワインや歓談をしている間に、蚊に刺されて大変でした。それに中の冷房も効きが悪いですし、2階のトイレの水の流れも悪いです。パラフェスティヴァルも同じ問題を抱えてはいましたが、ここが復活するまでは(本当に復活するかは別問題として)10年はかかるのではないでしょうか。
Adriatic Area (ex BPA Palas)
食べ物の話
今年も実によく食べました! No.1は、JURIのジェラートでしょう。毎日一回は食べたと思います。朝7時から真夜中の2時までやっていて夜中でも混んでいます。私は、普段はアイスクリームやソフトクリームはほとんど食べません。ですから一年分をペーザロで食べました。! ここのマスター(だと思いますけど、ジェラートを作る人です)は、柔道をやった人です。腕をみるとすぐにどの人かわかります、すごく太いので。日本に行った時に山下に練習させてもらったことがあると自慢げに言っていました。No.2は、おそらくDA SANTEのTagliatelline allo scoglio (bianche)(上記写真)。細めの平めんパスタに、えび、いか、あさりなどの魚介類がたくさん入った塩味のパスタです。ついでに皆さんに一番人気だった自家製ティラミス(下記の写真)。デザートでは個人的には、ここのソルベットが私のお気に入りです。No.3は、ロッシーニ劇場横にあるOsteri degli Artisti。名前の通り、アーチストたちが食べに来ます。今年は会いませんでしたが、去年ここでプラティコ、ビンコ、メリなど連日会いました。ここで私が密かに気に入っているのは、INSALATONE RUSTICA(多分この名前だっと思います)という田舎風サラダです。イタリア語で、接尾語ONEが付くと大きいということですから、普通のサラダInsalataよりしっかりしたサラダということでしょう。Rusticaは、ご存知、カヴァレリア・ルスティカーナのルスティカですね、田舎風ということです。このサラダは、とてもシンプルですからお試し下さい(といっても私はまだ家では作っていませんが)。チーズ(スモークチーズだったと思います)とゆでたジャガイモ、どちらも約2センチ角の大きめのキューブに切って、さらにゆでたインゲンを長さ5〜10センチ(Artistiのは10センチ長ありました)に切って、まぜる。これだけだったと思います。これに、オリーブオイルとバルサミコ、塩、こしょうで味付けするだけです。Artistiで忘れてはならないのは、Salsiccia (サルシッチァ=ソーセージ)でしょう。多分ここの名物と言ってもいいと思います。ここのおかみさんらしい人に日本にはサルシッチァないの?、どうやっておいしく作るか知らないんでしょう、なんてからかわれました。もう一つは、ここのブルスケッタの盛り合わせ。オリーブのペーストがのったブルスケッタはとてもおいしいですよ。いつも食べ終わってから、しまった!写真を撮るのを忘れた!ということになってしまいます。食べ物を前にしては、写真を撮っておこうという考えはすぐにどこかへ飛んで行ってしまいます。
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