野蛮な雑話第2回「歴史とイタコ」
今回は受け売り話である。数年前ある人が伊藤博文について調べていてどうしてもわからない壁に当たった。そこでピンと思いついたのがイタコに伊藤博文の魂を呼び寄せてもらい、そのわからないところを聞きだそうということである。そして早速はるばる青森県恐山のイタコの所にまで行った。
そして「伊藤博文に会いたいんですけど。」とイタコに言ったところ
「あなたは伊藤博文の直系の子孫ですか?」と返され、子孫でない旨を告げると
「直系の子孫でないと呼び出された魂が怒ってしまう。」ということで断られむなしく帰路に着いた。 しかしこの話には続きがありこの人の話を聞いたある人は「よし、俺も行ってくる。」と言って恐山に行った。そして帰ってきて先に恐山にいった人が結果を聞くと
「ナポレオンに会って来たよ。」と言った。
「エッ。直系の子孫聞かれただろ?。」
「ウン。だから私の祖母がナポレオンの直系の子孫ですと言っったら呼んでくれたよ。」
「おまえバリバリの日本人ジャン。」
著者注:その前にこの話をよく聞くと直系は祖母までであってこの人は直系の子孫じゃないやん。なぜこのイタコはナポレオンを呼んだんだろう。
そしていよいよナポレオン召喚。
「うむワシがナポレオンじゃ。」(日本語)
「なんで日本語が喋れるんですか?」
あの世にいると言語堪能になれるのだというような答え。
「それでは聞きますが閣下(ナポレオンのこと)がワーテルローの戦いにて・・・ですか?。」(著者注:・・・の内容はこの人の研究の部分でわからないところです。)
「う〜〜む。よく知ってるな〜。う〜〜ん。んっ、あの世から緊急の呼び出しがかかった。その質問はまた今度ということで。」
イタコがぐったりとなりしばらくして起き上がり「どうですか?」と言われ終わったらしい。
結局世の中イタコで歴史がわかれば世の歴史学者は苦労しないということである。
2004年12月15日