『トワイライトアットタイム twilight at time 〜この黄昏よ〜』
< >
作・北村想 演出・小林正和
CAST
小林正和  金原祐三子  中島由紀子  たなかちさ
ヒート猛(スクイジーズ) こつじまさのり(人形劇団むすび座)
スズキナコ  火田詮子
< >
STAFF
舞台美術 松本ひろし(ステージクラフト三舞)
舞台監督 中村公彦(イリスパンシブルティ)
照明 石原福雄(FRACTAL) 平野行俊(劇座)
作曲・音響 ノノヤママナコ(マナコプロジェクト)
挿入歌 西本さゆり(Ett)
歌唱指導 折野純子
衣装 大池かおり
宣伝美術 下東英夫
イラスト あおきひろえ
制作協力 加藤智宏(office Perky pat)
企画製作 avecビーズ 北村想
共催 愛知人形劇センター
協賛 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
主催 avecビーズ
場所
損保ジャパン日本興亜人形劇場ひまわりホール
(名古屋・久屋大通)
 
日時
2015年
1月15日(木)         7時30分  
1月16日(金)    2時  7時30分  
1月17日(土)    2時  6時
1月18日(日)    2時   
※開場は、開演の30分前
料金 
前売     2800円
当日     3000円
ものがたり
とある特殊養老ホーム。元俳優たちだけが暮らしている老人養護施設。元々が舞台や映画で名を馳せた連中なので、ひとくせもふたくせもありの人々。その日、新しく元辣腕プロデューサーが入居してきた。彼の元妻や愛人もそのホームに暮らしているのだ。何事もナイわけがナイ。てな、ことでは、なんの変哲もナイ亜流の韓国ドラマになりそうなので、このホーム、資金繰りがうまくいかず、取り壊しが決まった、ということにする。それでも、よくあるパターンだから、そんなことはおかまいなしに、過去の栄光に生きる女優やら、どうも未だに昔の夢をみている女優やらが、劇中劇を始める。これが劇中劇なのか、このホームの日常的事実なのかが、次第に判然としなくなってくる。これでは、まだ、どこかで観たよな話なので、よし、そのホームが無くなったら、彼等老人はどういう未来を生きていくのだろうかと、この気象変動とあち こちでの戦争、飢餓、パンデミックにおける人類滅亡がひょっとしたら、私たちの目が黒いうちに観られるかも知れない時代、に、彼等なりの反骨、反抗が描かれる。はずだ。
かいせつ
ホームレスから始皇帝まで、どなたも階級や格差に関係なく歳をとります。無論、俳優も。ジュリアン・デュビュビュエ監督に『旅路の果て』という名作があって、架空のハナシなのか実在したのか、situationは、ある俳優の養老院です。名優から名もなき俳優までが、男女を問わず年老いてそこに暮らしているのです。と、こんなふうなオイシイ情況設定はあまり在るものではありません。劇作家なら一度はchallengeしたいmotifです。そこで今回、挑戦してみましたの。で、ついでだから、というよりも、ジュリアン・デュビュビュエ監督はオイシイから、他にもサンプリングしてきました。で、さらに、こないなったら、あっちこっちの隠れた名画から、ちょこちょこ引っ張ってきて、オマージュでも、 リスペクトでもなんでもいいから、そういうものを引っ繰り返したプロットにしようと、真贋織り交ぜて、私ふうに書いてみました。『トワイライト アット タイム』というタイトルは、「T」で韻がふんであるんですが、訳すと、「時間における黄昏」、これを意訳すれば「人生の夕暮れ時」ですかね。とはいえ、wetなお話ではありません。いま流行りのdarkでもナイ。半ばヤケクソの未来のお話です。

上演作品(小)