Super XR200R Project

2000/1/22

99年初夏から絹子(妻)の愛車となった’91XR200Rはサイズ、パワー等

これまで乗ってきたバイクの中で最も自分に合ったバイクのようですが、

それでも100%満足のいく物ではなく、KXラージ+4stエンジンを進めています。

その計画でセル付200cc以上のエンジンを物色中に、幻の珍車?XLR200R

個人売買で売りに出ているのを発見、前オーナーの希望価格は15万円!

そこそこの250が買える値段なので値引き交渉を兼ねて見に行きましたが

あまりの程度の良さに驚き、即決で購入してしまいました。(^_^;

このXLR200R、ぱっとみXR200Rにセルけて公道仕様にしたような代物です、

まず頭に浮かんだのはエンジンをXR200Rに積み替える事でした。そしてXRの

エンジンをKX+4st計画に廻そうかと考えとりあえず2台を乗り比べてみる事にしました。

XR200R XLR200R


年式の割には程度の良い状態です。
車量重量 約100kg
リヤをCRMのホイールを流用して
ディスクブレーキ・18インチ化した
以外はノーマルです。


オフ未走行の極上車です。
車両重量 約115kg
最低限の軽量化と破損防止のために
保安部品を外し、MXタイヤを
履いています。


細身のポリタンクとシートでシート高は
高いが軽快感が在りホールド感もGOOD
始動はキックスタートのみ
バッフルを外してフルパワーにしてある
エンジンはトルクフルでパワーもあるが
レスポンスがイマイチで回転も重い感じ


XLR250の外装を付けたように見えるが
サイズは1廻り小さい、シート高は低いが
タンク幅がありホールド感はイマイチ
始動はセルスタートのみ
静かだがレスポンスがよくカラカラと
よく回るエンジンはとてもスムーズ


最近のバイクにはみられないとても
スリムな車体構成です。
リヤ18インチ化で少しだけ
車高が高くなってます。


前から見るとスリムですが
左側サイドカバー裏のバッテリーの
せいで妙に、けつがばかでかい・・・
はっきり言ってかっこ悪いぞ!

 フロントブレーキです

 コントロールしやすく

 安心して掛けられる

 

 XRと違いは感じません

 キャリパーの形が少し

 違うくらいです


 
別体タンク付のリヤ

 サスペンションです

 ソフト感が強いが

 いい感じです
 

 トレール車だから仕方

 無いのですがもう少し

 踏ん張って欲しい・・・

 スカスカ・ボヨンボヨン

 やっぱりディスク!

 CRM用キャリパー

 KX用ブレーキホース

 を流用してます

 ドラムは無いでしょ

 効かない止まらない

 セローだってディスク

 なんだから・・・

 オートデコンプ付の

 キックです

 始動性は悪く無い

 はずなんですが・・・

 出来ればキックを

 付けたいところです

 キック用の穴は

 開いてません

 とても小さいエンジン

 祖先はS90(CB90)

 もとは90cc!?

 セルは楽です

 XRに付けられない

 ものでしょうか?

 バッフルを外すと

 結構勇ましい音です

 でもチョットウルサイ

 とても静かですが

 相当押さえ込んでます


 CRM流用の

 マスターシリンダー

 ブレーキペダルは

 加工しました

 かなりでかい

 バッテリーです

 出来れば小型化

 したいものです

保安部品を外しMXタイヤを付けたXLRXRをホームコースの印西凸凹ランドで

乗り比べてみました。まず軽く駐車場で走ってみることに。XLRはタンクとシート形状

のせいでしょうか、倒し込みの際、寝かしにくくXRのようにクイックに曲がれません。

それでも250クラスに比べればよく曲がります、なかなかいい感じです。

オーナーの絹子にまずXRで3周ほどコースを走らせてからXLRに乗せました。

しばらく走ってXLRの感想を聞くと

「まったくの別物、サスはゴムマリみたいにボヨンボヨンで踏ん張らないし、

パワーも無い、XRと同じスピードで走ろうとするとクラッチ使いまくりで忙しい、

なんだか125に
乗っているみたい・・・」

多少予想はしていましたがそこまで違うか・・・サスはともかくエンジンにパワーが

無いのには困ってしまいました。そうだ!抜けを良くすれば多少パワーが出るかな?

と思いXRのマフラーを付けてもう一度コースを走らせてみました。すると

「すごいすごい、ぜんぜん良くなった、まだ少し不満はあるけど

これならクラッチ使わなくても大丈夫!後は足回りを何とかすれば・・・」


マフラー交換は正解だったようです、エンジンそのものはカムが違うくらいで

基本的に同じものなのでしょう、キャブもXRの方が口径が少し大きいぐらいです。


話し合いの末、XLRXRの足回りとタンク・シートを移植する事にしました。

その理由は@XLRのフレームの方が状態がよく各部に補強が入っている

         AXLRベースであれば登録してツーリングなどに使う事が出来る

最大限、両者の良い所を組み合わせてスーパーXR200Rを作ってみようと思います。


名車XR200Rの系譜

2バルブOHCエンジンはS90(CB90)を祖先とし90ccから排気量をアップし、200ccの
XR・XLRを経て現在のSL230(223cc)になっています、その系譜を紹介します。

1974 ルーツXL175誕生

XRという名称が与えられるその前進モデルは、輸出専用モデルXL175。このXL175も、XL125からのボア、ストロークアップエンジンを搭載して誕生したモデル。ツインショック、OHC2バルブエンジンで、排気量は173ccで、最高出力は15,5PS/8500rpm、そして、その重量は公道モデルにして110kgと軽量なものだった。

1979 98kgのXR185

XL175から排気量アップ誕生したのが、最初のXRとなる、XR185。180ccのパワーユニットを持つ、エンデューロマシンだった。サスペンションはツインショックのままだが、粘り強いエンジンとわずかに98kgという軽量さで、オフロードレースで活躍を見せる。この最初のXRですでにその名称を揺るぎないものにした。

1980 排気量アップXR200

ツインショックの最終モデルが誕生する。排気量は195ccまでボアアップされた。最高出力は、19PS/9000rpmに向上。重量は500gアップにとどまった。

1981 プロリンクXR200R

いよいよツインショックから決別。モトクロッサーに採用され好評だった1本サス、プロリンクサスペンションが搭載された。サスペンションストロークは前後216mm、191mmから、前後249mm、247mmと大きく伸びた。さらに83年には、モアパワーが求められる時代となり、デュアルキャブレター搭載のXR200Rが誕生する。XR250Rとの共通化のため、フレームは250と同じで、エンジンも250の8mmボアダウンされたものだった。この200,250の共通車体化で、リヤに17インチを採用。

1986 旧型エンジン採用

デュアルキャブレターのエンジンは、トラクションをうまく発生させる事ができず、86年に再び、シングルキャブレターのエンジンに戻され、また、83モデルで採用されたRFVCもとりやめた。

1991 Fディスクブレーキ化

国内仕様に限り、フロントがディスクブレーキへと変更された。フレームのベースはXR250RFE。


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