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飼い犬をどこに埋めたらいいでしょう

犬が忘却の彼方に置き去りにされることなくば、

墓の場所など どうでもよい。

思い出が生き続けるなら、どこであろうと、何も失うものはない。

しかし一箇所だけ、特別な埋葬場所があり、

そこに埋葬されれば犬は呼びかけに答えてやってくる。

暗い死の世界から扉を開けて

見慣れた小道を友の傍らへとやってくるのだ。

例え、何匹もの生きた犬がついてまわっていようとも、

帰ってきた犬に唸り声を上げて拒絶するものは決していない。

犬は そこに居るべき存在なのだから。

犬が歩く時の草がしなる様子が見えぬ者たち、

犬の声が聞こえない、犬を友としたことのない者たちは、

あざ笑うことであろう。

その者たちには微笑みを送ろう。

彼らにはわからない価値ある『何か』を

自分は知ることができたのだから。

犬を埋葬する最良の場所、それは主人の胸の中である。

             『ペットの気持ちがわかる本』より

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私がこの本に出会ったのはペコがまだ若かった1994年当時だったと思います。犬の本は多く購入しましたがボロボロになるまで何度も読み返したのは この本だけです。

ある時はしつけや訓練のためにある時は老後の迷いの中で、そして・・・ペコが最後を迎える前夜でさえ この本を手元に置いて読み返していました。そんな一冊です。

有名な『犬賞賛』もこの中にありました。

発行ペットライフ社 ブルース・フォーグル著

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