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What's GIN?

GINには「早く」「スピード感がある」という隠語があります。
会ってすぐに結婚することを「ジン・マリッジ」ともいいます。
そんな、隣のあの人がウットリ(?)のトリビアをあなたに。
(Mar.23.2005追記)

「我々はお互いの健康のために乾杯をし、体を壊す。」



CONTENTS
ジンって何?
スピリッツの発祥
ジンの種類と代表銘柄
店主のオススメはタンカレー・ジン
タンカレー・ジンのニューアイテム



ジンって何?
   ジンとは、大麦麦芽とトウモロコシまたはライ麦を主原料とし、杜松(ねず)の実(ジュニパー・ベリー)の香味をつけた蒸留酒の事です。

  まず大麦、トウモロコシ、ライ麦などを発酵させ、連続式蒸留器で度数95度以上のグレーン・スピリッツをつくり、これにジュニパー・ベリーとハーブ(香草類)を加え、もう一度単式蒸留器で蒸留して、ハーブの香りを溶け込ませます。

  ハーブ類としては、コリアンダー・シーズ、キャラウエイ・シーズ、シナモン、アンジェリカ、オレンジ、レモンの果皮、その他各種の薬草・香草類が使われますが、何をどれくらい使うのかは、各メーカーのノウハウになっています。

ジュニパー・ベリー
  ジュニパーは日本語では西洋杜松(セイヨウネズ)と呼ばれるヒノキ科の木です。

  針のような細い葉がネズミを刺して実を守るという意味から『ネズミ刺し』が転じてネズになったといわれています。

  秋になると濃い青紫の小さな実がなります。これがジュニパー・ベリーです。



スピリッツの発祥
  スピリッツとは、酒に関しては蒸留酒のことをいいます。
ビール状・ワイン状の発酵液から、濃厚なアルコールを蒸留したものがスピリッツです。

  蒸留酒づくりの技術は錬金術師によって偶然発見されたようです。
ラテン語でアクア・ヴィテ(生命の水)と呼ばれた蒸留酒は、錬金術の伝播とともに世界各地へと広まっていきました。

  まずスペインでワインの蒸留酒がつくられました。これがブランデーの祖先です。
  イタリアでも同じ頃、同様の酒がつくられたという説があります。

  スペインでの蒸留技術は、やがてピレネー山脈を越えてフランスに伝わり、ここでもワインを蒸留した生命の水を生みます。
  フランス人は、その蒸留酒を自分たちの言葉で、オー・ド・ヴィー(生命の水)と呼びました。
  この言葉は、今でもフランスでブランデーを指す名称になっています。

  その後、蒸留技術は、スペインから海上ルートでアイルランドに上陸し、ビールを蒸留してウイスキーの祖先を生みます。
  次いでスコットランドに伝わり、スコッチウイスキーの礎を築いた後、北欧に伝わってアクアヴィットを生みます。
アクアヴィットとは、ラテン語アクア・ヴィテの訛ったものです。

  一方、東へ伝わった蒸留技術は、ロシアの地でウォッカを生みます。
ウォッカという名称は、ロシア語のジーズナヤ・ヴァダー(生命の水)のヴァダー(水)が変化したものです。

  さらに東進した蒸留技術は、イランやインドでアラックを、タイでラオ・ロンを、沖縄で泡盛を、そして九州に上陸して焼酎を生みました。

  また、コロンブスの航海によって西へ伝えられた蒸留技術は、カリブ海諸島でラムを、メキシコでテキーラを生みました。

  このようにして、地球上の各地で、その土地ごとに特徴のあるスピリッツが生まれたのです。

蒸留法の原理
  エチル・アルコールの沸点は78.3度、水の沸点は100度です。

  したがって、発酵液を過熱していけば、まずエチル・アルコールの蒸気が発生し、最後にはアルコールが蒸発しつくした水溶液が残ります。
  この水溶液は廃棄し、発生した蒸気を冷却・液化してやれば、アルコール度数の高い蒸留酒が生まれます。



ジンの種類と代表銘柄
  ジンは、穀物を主原料とする蒸留酒で、無色透明、さわやかな香味を持った辛口の酒です。
  ただ、広い意味でのジンのなかには、無色透明ながら、甘味を添えて飲みやすくしたものや、フルーツの香味と色を添えて、リキュール・タイプに作ったものもあります。




ロンドン・ジン
ドライ・ジンとも呼ばれています。
穀類を発酵させたあと、連続式蒸留器で蒸留し、ジュニパー・ベリー等を加えて再蒸留します。

カクテル・ベース7割くらいを占め、通常、ただ単にジンという場合は、このロンドン・ジンを指します。


タンカレー
ロンドン市フィンズベリー区の湧き水を利用したジン。
4回蒸留による洗練されたキレのある味わいが特徴。
タンカレー・ジン

オランダ・ジン(ジュネバ)
穀類を発酵させたあと、単式蒸留器で2~3回蒸留した後、ジュニパー・ベリー等を加えて再蒸留します。

重厚な味わいのオランダ・ジンは、カクテルのベースに使われることはあまりなく、強く冷やして、ストレートで飲まれることが多いです。



ボルス・ジュネヴァ
ジュニパー・ベリーの香りが重厚です。
ボルス・ジュネヴァ・ジン

フレーバード・ジン
ジュニパー・ベリーの代わりに、フルーツなどで香りを付けた甘口のジンです。
日本、アメリカではリキュールとして扱っています。

代表的なものに、スロー(西洋すもも)・ジン、オレンジ・ジン、レモン・ジン、ミント・ジン、アップル・ジン、チェリー・ジン、ジンジャー・ジンなどがあります。


ゴードン・スロー・ジン
スローベリー(西洋すもも)の香りの、甘いジンです。
ゴードン・スロー・ジン


シュタインヘーガー
ドイツでつくられる、オランダ・ジン系の一種です。
ウエストファーレン州シュタインヘーゲン村で生まれたことからこの名前がつきました。

ジュニパー・ベリー自体を発酵・蒸留して、ジュニパー・ベリーのスピリッツを作り、これをグレーン・スピリッツとブレンドして、再蒸留します。
ジュニパー・ベリーをはじめから発酵させるので、穏やかな風味が特徴です。





シンケンヘーガー
シンケンとはドイツ語で「ハム」。ハムをつまみながら飲むシュタインヘーガーという意味のジンです。
シンケンヘーガー

店主のオススメはタンカレー・ジン

店主はこれが一番好きだ!


  チャールズ・タンカレー社が1830年から製造しているロンドン・ジン。
  ロンドン市フィンズベリー区の湧き水を利用。
  4回蒸留による洗練されたキレのある味わいが特徴です。
  ケネディ大統領やフランク・シナトラが愛飲したことでも知られます。


  タンカレー・ジンの生みの親チャールズ・タンカレーは、当時20歳の聖職者でした。
  1830年、彼は伝説のエリクサー(霊水・秘薬)を作りたいと考え、聖職を捨ててロンドンのブルームズベリー地区に小さな蒸留所を設立しました。

  1868年、事業は息子のチャールズ・ウォー・タンカレーに引き継がれました。
  1898年、同じジンメーカーであるゴードン社と合併、世界に進出する基盤を整えました。

  第2次世界大戦でほとんどの蒸留器が破壊されてしまいましたが、焼け残った一部の蒸留器を使って事業が続けられました。
  焼け残った「オールドトム」と呼ばれる蒸留器は、現在でも使用されています。



  タンカレーの香草類は、イタリア・トスカーナ地方の厳選されたジュニパー・ベリー、ウクライナ・クリミア半島のコリアンダー、吟味されたアンゼリカ、キャラウェイと最高品質のものです。

  ジュニパー・ベリーは、ジンにとって最も重要な原料であり、現在はイタリア・トスカーナ地方の野生のものがベストといわれています。
  タンカレーはさらにこの中から、土壌・日照時間・場所などの条件から全体の1/10程度となるほどの厳しい選別を行なった上、さらに18ヶ月の熟成を経たもののみを使用しています。

  まず主原料の穀物を発酵させたあと、3回の蒸留を行い、最後に前述の蒸留器「オールドトム」を使って香草成分を溶け込ませます。

  タンカレーの特徴はこの4回の蒸留にあります。
  スピリッツの純度を高めるための蒸留を3回も行なうのは、他に例がありません。
これは、ジンの生命ともいえる香草類の香気を損なわないために、主原料を無味無臭にする重要なプロセスなのです。

  このため、タンカレーは他のジンに比べてすっきりとした味わいを持ち、穏やかな香味を持っています。

  ボトルの形は、18世紀の消火栓をデザインしたものです。
  ボトル中央の封蝋に似たマークは、製品を保証するという意味合いでつけられたそうです。



  ジンはなるべく冷凍庫で保管しましょう。
アルコール度数が高いため凍結しません、ご安心を。
その方が、キリリと冷えたカクテルを作りやすいし、氷も溶けにくいのです。

初公開! 店主の飲み方(その1)
  冷凍庫でキンキンに冷えたタンカレーと、缶のトマトジュースを用意します。
(店主は食塩無添加カゴメ野菜ジュースを好んで使う)
  飲み口からあふれないように注意しながら、缶の中にジンを注ぎます。
  グラスを汚さない、ものぐさブラディ・サムの出来上がり♪

初公開! 店主の飲み方(その2)
  冷凍庫でキンキンに冷えたタンカレーをグラスに注ぎ、レモンを絞ります。
  シンプルですが、キリッとうまい!
  あ~っ、もうHPなんか書いてらんない! (^^;

初公開! 店主の飲み方(その3)
  冷凍庫でキンキンに冷えたタンカレーをそのままストレートで!
  やっぱり最後はここに行き着くんですよね。
  これを飲み始めたら、店主はすでに死んでいるというウワサも・・・

ジョン・F・ケネディ(1917-1963)
  アメリカ第35代大統領。
  就任演説の「国家があなたに何をしてくれるかではなく、あなたが国家に何ができるかを問いかけよう。」の一節は有名。
  世界核戦争寸前のキューバ危機では、卓越した外交手腕を発揮。
  1963年11月22日、ダラスで暗殺される。

キューバ危機を描いた映画「13デイズ」
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オススメ度  ★★★★★

ケネディ大統領暗殺事件の謎に迫る「JFK]
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オススメ度  ★★★★


フランク・シナトラ(1915-1998)
  歌手、映画俳優としてアメリカ芸能界の帝王と称された大スター。
  ポピュラー・ミュージックの在り方を変えたと言われます。
  「マイ・ウェイ」は有名ですよね。
  1953年には、映画「地上より永遠に」でアカデミー助演男優賞を獲得。

映画「地上より永遠に」
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オススメ度  ★★★

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タンカレー・ジンのニューアイテム

タンカレーNo.10
  タンカレーのスーパープレミアムジンです。
  同社最古の第10番蒸留器で、200年の伝統的製法を踏襲して製造されたものです。

  通常、ジュニパー・ベリーは乾燥させた物を使うのですが、No.10では生のジュニパー・ベリーを使います。
フレッシュな香気に満ちた風味は絶品です。

  アールデコ調の洗練されたデザインのボトルは、見ていても楽しいですね。


タンカレーNo.10
タンカレー社の昔ながらの製法で作られました。
一飮の価値あり!
タンカレー No.10



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