第3話「さすライという名の青年」<その4>
ゴルボンたちの前に突如現れたのは一体!?
ゴルボン「その不愉快な声は・・・・マツモトだな!?」
マツモト「あったり〜!!賞品は地獄一周旅行で〜す!!」
ナビボン「また変なのが出てきた・・・(- -;」
思わずため息をつくナビボン。
マツモト「キサマかぁ・・・。オレの愛しのキク・・・じゃなかったカトリーヌをイヂめてくれた性悪妖精ボンという
のは!!」
プチンッ!!ナビボンの中で何かが切れる音がした。
ナビボン「だぁぁぁぁれぇぇぇぇがぁぁぁぁ、しょうわるようせいぼんですってぇぇぇぇ!!(怒)」
マツモト「ほほ〜。いっちょまえに怒ってるのか?人形サイズのぶんざいで・・・」
ゴオォォォォ!!ナビボンの怒りのボルテージが上がっていく!!
ナビボン「ゴルボン!!キミのバトルセット貸して!!あの変態オヤジ、ぶちのめしてやるわ!」
ゴルボン「か、貸せったって、お前、カード持てないじゃん・・・。(^ ^;」
怒りモードのナビボンを見て、すこしおびえ気味なゴルボン。
マツモト「さあ、パワーアップしたこのマツモト様に最初に倒されたいヤツはどいつだぁ〜?」
自信満々なマツモトの前にさすライが立ちはだかる。
さすライ「オイラの仲間には、指一本ふれさせないっす!!」
マツモト「フフフ。このダークムーン将軍代理のオレに挑むとは、いい度胸だ!!」
ピクッ。さすライの顔つきが変わる。
さすライ「ダークムーンと知ったからには、なおさら許せないっす!!」
マツモト「こわっぱが!ダークムーンにケンカを売ったことを、とくと後悔させてやるぞ!!とうっ!!」
ダサいポーズを決めて高い岩山からジャンプしたマツモトは、華麗に着地し、バトルセットを取り出した!!
マツモト「いくぞ!!小僧!!」
一人で盛り上がるマツモトを無視し、さすライは一枚のカードを取り出し、ゴルボンたちに説明をしはじめた。
さすライ「この世界でのBBカードの強さをBBマスターレベルというっす。」
一言そう言うとさすライは取り出したカードをマツモトの方に向けた。
さすライ「相手が自分よりも圧倒的にBBマスターレベルが低い場合、こんなこともできるっす!!」
パァァァァッ!!さすライのビーダマが輝き出し、紋章が浮かび上がった!!
ナビボン「あ、あの紋章・・・。まさかさすライさんは光の十勇士!?」
さすライ「アシスト!「とっとと うせやがれ」!!」
ドカァァァンッ!!さすライの持つカードが巨大なビーダマとなり、マツモトに襲い掛かった!!
マツモト「ええ〜!?出てきたばっかでもうサヨナラなのぉ〜!?!!」
キラァァァンッ!マツモトは空のかなたに飛んでいった。
ゴルボン「す、すごい・・・。何したんですか?さすライさん?」
さすライ「なぁに、オイラはならずボンのボスというカードを使っただけっすよ。」
さすライがにっこりとほほ笑む。
ゴルボン「そ、そんなことができるのか?ナビボン!!」
ナビボン「BBマスターレベルに差がありすぎると、カードに宿るパワーだけで相手を倒せるのよ。いち
いち「ザコ」と戦いたくない場合とかに使用するのよ。」
さすライ「ようするにザコいっそうってわけっす。(^ ^)」
必勝ボン「じゃあ、オレがBBマスターレベル高くなったら、ショックウェーブシステムで相手を笑い死に
させることもできるってことかよン?」
さすライ「そ、それはそれで、恐いものがあるっすね・・・(^ ^;」
思わず冷や汗を流すさすライ。
ゴルボン「・・・・・・・・。」
ナビボン「?・・・どうしたの?ゴルボン。考え込んじゃって・・・。」
ゴルボン「ん?・・・ああ・・・、なんでもないよ。」
自分のバトルセットを強く握り締めるゴルボン。
ゴルボン(オレも・・・マツモトを一発で吹っ飛ばせるくらい・・・強くならなきゃな・・・・・・。)
「スチール山脈」が夕日で赤く染まる頃。ゴルボンたちが再び旅路に立とうとしている。
ナビボン「それじゃ、そろそろ、行きましょうか♪」
必勝ボン「「ジーエス山」はもうすぐだよン!」
ゴルボンが思いつめた顔でさすライの方に振り返る。
ゴルボン「・・・・やっぱり、一緒には来てくれないんだね。」
さすライ「旅に出た妹がいつ帰ってきてもいいように、オイラはここで待たないといけないっす。」
さすライは一枚のカードをゴルボンに差し出した。
ゴルボン「さすライさん、これ・・・・?」
さすライ「オイラにはこれくらいのことしかできないっす。でも、時が来たらきっと助けにいくっす。」
ゴルボンはさすライとギュッと熱い友情の握手を交すと、無言で振り返り、その場を後にした。
ナビボン「さすライさんとのあいさつはもういいの?」
ゴルボン「ああ・・・。このカードが答さ・・・。」
さすライがゴルボンに託した一枚のカードは○しろボン用の進化カード○ホワイトゲイルUであった。
ゴルボンはカードを手にし、ふと立ち止まると、後ろを振り返った。
ゴルボン「また、きっと会えるよな・・・。光の十勇士さすライ・・・。」
さすライの家が夕日の色で赤く染まる。ゴルボンにはそう見えた。
ナビボン「いくよ〜♪ゴルボン〜♪」
ゴルボン「おぉっしゃぁ〜!!!行くぜ!!ジーエス山はもうすぐだぁ〜!!!」
必勝ボン「目的地まで、オニギリでもくっていき〜!!」
新たなる友情とカードを手に入れ、ゴルボンの旅はさらに続くのであった・・・!!
To be Continued
