第6話「消えた?ナビボン」<その4>
ダークムーンのロリ○ン男、スギタにゆうかいされてしまったナビボン! このままハネムーンに連れて行かれて
しまうのか〜!?
ナビボン「お願いだから放して!!・・・このっ!このっ!」
ゲシッ!ゲシッ!スギタの顔を何度もけりまくるナビボン。しかし、小さな体から放たれる非力
なキックでは、むしろ快感を与えるだけだった!!
スギタ「ああ・・・。そのプリティな足から繰り出されるキックが何ともいえない・・・。結婚したら毎日けってね。
ヌフヌフ・・・。(^ ^)」
スギタが不気味な笑顔をナビボンに近づける。その恐ろしい顔がナビボンの恐怖を上塗りする。
ナビボン「イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!!はなしてったら〜!!!このヘンタイ〜!!(T T)」
さらにはげしく、スギタをけりまくるナビボン。その時、スギタの背後から、何者かが近づいてきた。
ナビボン「!!・・・ゴルボン!? 助けに来てくれたのね!?」
スギタ「ん!?ダレだ!!・・・ボクとナビボンちゃんの愛のバカンスをジャマするヤツは!!」
スギタとナビボンがその人影の方向に視点を向ける。そこに立ってたのはゴルボンではなく、気のよさそうな黄
緑色の青年だった。
ナビボン「ゴルボンじゃ・・・・ない・・・。」
人影の正体が、ゴルボンじゃなかったことで、ガックリと肩を落とすナビボン。
謎の青年「そこのヘンタイおにいさん。その妖精ボンちゃん、困ってるじゃないか。放してあげなよ。(^ ^)」
スギタ「うるさい!ジャマだ!!あっちいけ!!」
近づいてくる謎の青年に、敵意をむき出しにするスギタ。思わずナビボンを持つ手を、後ろにかくす。
謎の青年「しかたないなぁ・・・。じゃあ、力ずくで・・・!(^ ^)」
ヒュンッ!目にも止まらぬ速さでスギタの横をすりぬけた謎の青年。あっという間のできごとで、スギタ
は何がおこったかさえ、わかっていない。
スギタ「なっなんだ!?・・・・・・あ!!ナビボンちゃんがいない!!」
スギタは自分の手からいなくなったナビボンを必死で探す。ふと謎の青年の方を見ると、彼の手のひらにナビ
ボンの姿があった。
スギタ「いっ!?・・・いつのまに!!」
謎の青年「こう見えても、ボクは義賊団のボスでね。盗みに関しては、右に出る者がいないんだよ。(^ ^)」
スギタ「く、くっそぉぉぉ!!ボクのナビボンちゃんを返せ〜!!!」
ナビボンを取られたことで逆上したスギタは、謎の青年になぐりかかった。謎の青年はニコニコしながら、スギ
タのパンチをよけ、ふところから一枚のカードを取り出すと、スギタに向けた。
謎の青年「アシスト!!「とっととうせやがれ」!!」
ドカァァァンッ!!謎の青年の持つならずボンのボスのカードが巨大なビーダマとなり、スギタに炸裂
した!!
スギタ「な、ナビボンちゃ〜ん!! ゼッタイ、あきらめないからねぇ〜!!!!」
キラァァァンッ!スギタは空のかなたに飛んでいった。
ナビボン(ダークムーンの戦士って、何であんなヘンタイばかりなの・・・?(T T))
ダークムーンの恐ろしさを改めて実感するナビボンであった。
謎の青年「大丈夫かい?かわいい妖精ボンちゃん。・・・ナビボンちゃん、だったっけ? あのおにいさんに変
なことされなかった?(^ ^)」
ナビボン「あ・・・はい・・・。あの・・・助けていただいて、本当にありがとうございます!」
謎の青年の手のひらの上で深々と頭を下げるナビボン。すぐさま、その手のひらから飛び上がる。
謎の青年「礼なんていいよ。当然のことをしたまでさ。ボクの名はのぶ2。元義賊団NOVU2でボスをやっ
てた者だよ。(^ ^)」
ナビボン「NOVU2ってまさか!!・・・あなた、もしかしてナイフさんのおにいさん!?」
ナビボンの言葉で急に表情がするどくなるのぶ2。思わず持っていた荷物を落としてしまう。
のぶ2「きみ・・・ナイフのこと、知ってるのか!? ナイフは今、どこに!?」
ナビボン「な、ナイフさんなら私の仲間といっしょに、ズィーガーって将軍と戦いに・・・。私は途中で、さっき
のヘンタイ男にさらわれちゃっから、はぐれちゃったんですけど・・・。」
状況がはあくできたのぶ2は、荷物を拾うと、真剣な眼差しでナビボンを見つめた。
のぶ2「ナビボンちゃん、お願いだ。ボクをナイフたちの所へ連れていってくれないか!?・・・レジェンドカ
ードを持つ今のズィーガーに勝つのはムリだ!!・・・みんなを止めないと・・・!!」
ナビボン「れっ、レジェンドカード!?」
ゴルボン「ちくしょ〜!!ここから出せ〜!!!」
ジメジメとしたうす暗い空間にゴルボンの声だけがむなしくひびく。門番兵に捕まってしまったゴルボンたちは、ズ
ィーガーのいる要塞の地下にあるろうやに閉じ込められてしまった。
必勝ボン「牢屋(ろうや)に閉じ込められて、一苦労(ひとくろう)や〜!!(^ ^;」
必勝ボンの寒いギャグがさらにむなしさを呼ぶ。思わず心が切なくなるゴルボンとナイフ。
ナイフ「このままじゃ・・・私たち、ズィーガーに処刑されてしまいます! 何とか脱出しないと・・・。」
ゴルボン「脱出するっていっても、カードも武器もないんだぜ?・・・いったいどうやって・・・。ウ〜ン・・・。(- -;」
うなりながら深く考え出すゴルボン。その時、必勝ボンのハチマキにはさまっている一枚のカードに気がついた。
ゴルボン「お、おい!必勝ボン!!その、ハチマキにはさまっているカード!!」
必勝ボン「え?ハチマキ?カード?」
ゴルボンに指摘された必勝ボンは、自分のハチマキにはさまっているカードを取り出した。
必勝ボン「あ!このカードは・・・。」
ゴルボン「よっしゃ!!そのカードがあれば、ここから脱出できるぞ!!(^ ^)」
思わずガッツポーズでよろこぶゴルボン。
必勝ボン「ショックウェーブシステムなんですけど・・・(^ ^;」
ドテェェェッ!!必勝ボンの一言ではげしくコケるゴルボン。あまりの情けなさに思わず涙を流す。
ナイフ「・・・・・・・・・そうだわ!!」
とつぜん勢いよく立ち上がるナイフ。希望に満ちた目で必勝ボンを見つめる。
ナイフ「必勝ボンさんのギャグで、この鉄格子(てつごうし)を凍らせて、モロくなったところを壊しましょう!」
情けないポーズで寝転んでいたゴルボンも、ナイフの一言で、力強く起きあがった。
ゴルボン「なるほど!!その手があったか!!・・・・・頭いいじゃん!ナイフちゃん!!・・・・・・必勝ボン!
たのむ!!」
必勝ボン「まかせるよン!」
一言うなずくと、必勝ボンはショックウェーブシステムのカードを鉄格子に向けてかまえた。
必勝ボン「アシスト!!「そのかどをマーガリン」!!」
ゴルボン(ああ、ビーダの神様!!オレたちを必勝ボンのギャグからお守りください!!)
ゴルボンとナイフは鉄格子からはなれて、深くうずくまった。
必勝ボン「オレのミルクオレ!!」
ビュオォォォ!!すさまじい吹雪がカードから発生し、あっという間に鉄格子を凍り付けにした。
必勝ボン「今よン!ビーダシュート!!」
バシュゥゥゥ!!必勝ボンはすかさずビーダマを発射した!凍り付けになった鉄格子が粉々に
くだけていく!!
必勝ボン「やった!!成功だよン!ゴルボンさん!!(^ ^)」
ゴルボン「あ・ああああああ・・・せ・・・・・・せせせいこ・・・・ううううし・・・・・たたたたな・・・・・。」
ナイフ「は・・・・・はははははややや・・・・・くくく・・・いいいい・・・いきま・・・しょしょしょううううう・・・。」
全身をガタガタふるえさせるゴルボンとナイフ。すでに半冷凍状態になっていた。
必勝ボン「あらら・・・。ちと、やりすぎたかよン?(^ ^;」
ろうやから脱出したゴルボンたちは、要塞内を駆けているうち、大きな分かれ道にさしあたった。右は「兵士の
待機室」、左は「労働広場」と書かれている。
ゴルボン「オレは、取られたバトルセットや荷物を取り返しに「兵士の待機室」へ行く。」
必勝ボン「じゃあ、オレたちは、街の人たちを助けに「労働広場」へ行くよン!」
ゴルボンと別行動を取った必勝ボンたちは、やがて大きな広場へとたどりついた。そこでは「ヒンコス」の住民た
ちがズィーガーの部下にこき使われていた。
ズィーガーの部下「オラオラ!!もたもたせずに、とっとと働け〜!!」
バシバシィッ!!ズィーガーの部下がふるうムチの音が広場にひびく。住民たちは恐る恐る働
きつづける。
住民「お、おねがいです・・・。み、水をください・・・。」
働きすぎでフラフラの住民が、必死でズィーガーの部下にしがみつく。
ズィーガーの部下「き、汚らしい手でさわるな!!このゴミどもが〜!!」
バシバシィッ!!ムチがようしゃなく、住民の背中をおそう。はげしい痛みにたえきれず、倒れ
込む住民。ズィーガーの部下はさらに住民をムチで痛めつける。
必勝ボン「ひ、ひどいことするよン。」
ナイフ「や・・・・・やめなさぁぁぁい!!(怒)」
ひどい状況を見ていられなくなったナイフは、武器も持たずにズィーガーの部下に飛びかかった!!ナイフのタ
ックルをうけ、ふっ飛ぶズィーガーの部下。思わず手に持っていたムチを手放してしまう。
ズィーガーの部下「し、侵入者だ〜!!取り押さえろ〜!!」
一人の部下の叫び声で、まわりにいたたくさんの部下がナイフにおそいかかってくる!!すかさずナイフは足元
に落ちているムチを拾い上げた!!
ナイフ「ムチというものの痛さ、今度は自分たちが味わうといいわ!!」
バシバシバシィッ!!ナイフの華麗なムチさばきで、次々と倒されていくズィーガーの部下
たち。広場にいるズィーガーの部下たちは、あっという間にやられてしまった。
必勝ボン「な、ナイフちゃん、ムチに夢中(むちゅう)だよン・・・。(^ ^;」
思わずあっけに取られる必勝ボン。寒いギャグはあいかわらず。
NOVU2メンバー「な、ナイフちゃん!どうしてこんな所に!!」
ナイフ「みんなを・・・助けにきたのよ!!・・・早く逃げましょ!!」
広場にいる街の住民に、逃げるよう呼びかけるナイフ。しかし、住民たちは一歩も動こうとしない。
ナイフ「何してるの!?・・・早く逃げないと増援が来てしまうわ!!」
NOVU2メンバー「・・・・い・・・今逃げたって、ズィーガーがいるかぎり、同じ事だよ・・・。また、街をおそわ
れて、捕まるのがオチさ・・・。」
ナイフ「どうして・・・どうして何もやらないうちからあきらめるの!?・・・・・のぶ2にいさんが教えてくれたじゃ
ない!!・・・「最後まであきらめるな」って!!」
必死でNOVU2メンバーを説得するナイフ。一筋の涙がほおをつたう。
????「おもしろいお嬢ちゃんだな!!」
重々しい声が広場にひびきわたる。ナイフはすかさず声が聞こえた方向に視点を向けた。そこには重厚な真紅
の鎧に身をつつんだ大男の姿が・・・!!
ナイフ「は・・・破壊のズィーガー・・・!!」
ズィーガー「黒い水晶団四将軍が一人!!この破壊のズィーガーを倒せると言うのだな!?・・・勇気ある
お嬢ちゃん!!」
ズシズシと大きな足音を立て、ナイフに近づいてくるズィーガー。恐怖のあまり、ナイフはその場に立ったまま動
けない。
必勝ボン「待つよン!!」
勇ましい声とともに必勝ボンがズィーガーの背後からあらわれた!!恐ろしい目つきでにらむズィーガー。
必勝ボン「ナイフちゃんに手を出したら、オレが許さないよン!!」
ズィーガー「ほう・・・。どうゆるさないのか、教えてもらおうか!!フザけたハチマキをつけた勇者くん!?」
ズィーガーが、その大きな手で必勝ボンの頭をわしづかみにする。ズィーガーのその巨体におどろき、冷や汗
を流す必勝ボン。
????「こう、ゆるさないのさ!!」
バシュゥゥゥ!!一発のビーダマがズィーガーにおそいかかる!!すかさず手っ甲で防御し、
広場の入り口を見るズィーガー。そこにはゴルボンの姿があった!!
ズィーガー「きさまは・・・・シルヴァーを倒した・・・!!」
ズィーガーが恐ろしい目つきでゴルボンをにらみつける。
ゴルボン「受け取れ!!必勝ボン!!」
パシッ!!ゴルボンが投げた物を受け取る必勝ボン。よく見るとそれは自分のバトルセットケースで
あった。必勝ボンは、すばやくバトルセットを取り出し、バトル体勢を取った!!
ゴルボン「覚悟しろ!破壊のズィーガー!!お前の横暴もここまでだ!!」
必勝ボンのもとに駆け寄ったゴルボンが、ズィーガーめがけて指をさした。
ズィーガー「フフフ・・・。まさかこんな所でシルヴァーを倒した、光の十勇士と戦えるとはな!!・・・・よかろ
う!!この破壊のズィーガーじきじきに、ひねりつぶしてくれる!!」
ゴゴゴゴゴ・・・・。ズィーガーが不気味な波動を放ちながらバトルセットを取り出した。ズィーガ
ーの波動が大地を震撼させる!!
ズィーガー「さあ、かかってくるがいい!!光の十勇士よ!! どんなにきさまらが強かろうと、今の我には
勝てぬということ、その身にたたき込んでやるわぁ!!」
To be Continued
