第7話「「仲間」という名の力」<その1>

〜前回までのあらすじ〜

「アートシティ」シルヴァーを討ち倒したゴルボンは、やぶSANなおとボンと別れ、ついに旅の目的地であ
った「ジーエス山」にたどり着く。しかし、「ジーエス山」の中に入るには、BBマスターの証であるBBマスターバ
ッジ
が必要だった。
当然、ゴルボンBBマスターバッジを持っているはずもなく、門番兵の大男によって、あえなく門前払いをくらっ
てしまう。

BBマスターバッジを手に入れるためにはBBマスター認定試験を受け、これに合格しなければならない。しかた
なくゴルボンは、その試験が行われている大都市「エムエフシティ」へと進路を変更するのだった。

「エムエフシティ」に向かう途中で立ち寄った街「ヒンコス」で、義賊団の少女ナイフと出会ったゴルボン一行は、
黒い水晶団四将軍の一人、ズィーガーがこの街を支配し、悪事を働いていることを教えられる。

黒い水晶団の陰謀を叩きつぶし、「ヒンコス」の人々を救うため、ズィーガーの要塞へと乗り込むゴルボンたち
であったが、途中でナビボンが行方不明になるなど、様々なアクシデントに見まわれたのだった。


広場に砂煙が立つ中、ゴルボンズィーガーのするどい視線が激しく火花をちらす!!

ゴルボン「さあ!街の人たちを解放しろ!!じゃないと・・・ただじゃすまないぞ!!」

ズィーガー「ククク・・・。せいぜい吠えてるがいいわ!・・・だが、前に戦った光の十勇士のように、我を失望
させることだけはせんでくれよ!!」


ズィーガーが余裕の笑みを浮かべる。

ゴルボン「前に戦った・・・だって!?」

ズィーガー「この辺では名の知れた義賊団の若きボスだと聞いて、期待しておったのだが、いざ、フタを開け
てみると、我の足元にも及ばない甘ちゃんコゾウだったのだ!!」


ナイフ「!!」

必勝ボン「まさか、のぶ2さんのことかよン!?」

ズィーガー「ザコがボスだという義賊団など、壊滅させるのにさほどの時間もかからんかったわ!!ガァ〜ッ
ハッハッハッ!!」


ナイフ「兄さんを・・・バカにしないでぇぇっ!!」

ナイフが十字ヤリを構え、ものすごい速さでズィーガーに突撃する。しかし、ズィーガーの厚い装甲に阻まれ、十
字ヤリの折れた刃が空しく宙を舞う!!

ナイフ「や・・・ヤリが・・・折れた・・・!?」

ズィーガー「勇ましいお嬢ちゃん。先に死にたいようだな・・・!!」

ズィーガーの巨大な剛拳が小柄なナイフを襲う!!恐怖のあまり、ぼう然と立ち尽くすナイフ

ゴルボン「やめろぉっ!!」

ドガァァン!!ゴルボンの手から放たれたクリスタルビーダマのカードがズィーガーの腕に刺さり、爆発
した!! 即座に視点を変えると、そこには王ゴルボンモードになったゴルボンの姿があった。

ズィーガー(この・・・すさまじい波動は・・・王ゴルボン!?)

ゴルボン必勝ボン!いそいでナイフちゃんを安全な場所へ!!」

必勝ボン「まかせるよン!!」

必勝ボンはものすごい速さでナイフに駆け寄り、ズィーガーの足元から連れ去った。

ゴルボン「平気で女の子に手を出すなんて!!・・・絶対許さないぞ!お前!!」

ズィーガー「ククク・・・、ガァ〜ッハッハッハッ!!素晴らしい!!実に素晴らしいぞ!!そのパワー!!」

不気味に高笑いするズィーガー。意外な反応に少し動揺するゴルボンだった。

ゴルボン「な、なにがおかしいんだ!?」

ズィーガー「おかしいのではない、うれしいのだ。貴様ほどのパワーを持つ者と戦うのは、十数年ぶりだから
なぁ!!王ゴルボンの後継者よ!!!」


ゴルボン「戦いが・・・楽しいだと!?・・・そのせいで、苦しめられている人たちのことを考えたことはあるの
かよ!!」


ズィーガーの自分勝手な考え方に怒りが込み上げるゴルボン。しかし、ズィーガーは不気味に笑う一方である。

ズィーガー「この世は強さがすべてだ!!自分で自分の身を守れんような弱者は勝手に死んでいけばいい
のだ!!ガァ〜ッハッハッハッハッ!!!!」


ズィーガーの挑発でゴルボンの怒りが頂点に達し、大爆発をおこした!!

ゴルボン「ふっ・・・ふざけるなぁぁぁっ!!!」

ゴルボンの怒りが、さらに大きな波動を生む。その波動に共鳴し、大地が地響きをおこす。

ゴルボンズィーガー「ビージャンケン!」

ビージャンケンはゴルボンが勝ち、先攻をモノにした。

ゴルボンズィーガー「ビーオープン!」

お互いに場のビーダ戦士カードをオモテに返す。ゴルボンの戦士は○しろボンあおボンきいろボン
ズィーガーの戦士はシュリンゲアクマント●シルドークであった。


ゴルボン(手札=0)
ズィーガー(手札=0)
バトル場
○しろボン(パワー1/エネルギー6)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
あおボン(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

きいろボン(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0
バトル場
シュリンゲ(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
アクマント(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

●シルドーク(パワー1/エネルギー6)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ナイフ「私って何て非力なの・・・?兄さんの悪口を言われたのに、仕返しすらできないなんて・・・!!」

自分の弱さを悔やみ、泣き崩れてしまうナイフ必勝ボンはやさしく肩を叩く。

必勝ボン「強くなくたっていいんだよン。ナイフちゃんには優しさがあるんだから。・・・大丈夫。きっとゴルボ
さんが何とかしてくれるよン!」


ナイフ必勝ボンさん・・・・。・・・・ありがとう・・・。はげましてくれたんですね。(^ ^)」

再び笑顔を取り戻すナイフ。涙をふき、必勝ボンとともにゴルボンの戦いを見守る。

ゴルボン「お前らみたいな悪党は、この世界から消滅させてやるッ!!!ビードロウ!!」

ゴルボンが山札から一枚カードを引く。引いたカードは・・・。

ゴルボン「進化!○ホワイトメイル!!」

○しろボン用の進化カード○ホワイトメイルだった。ゴルボンの場の○しろボンは、○ホワイトメイルに進化
した!!


ゴルボン(手札=0)
ズィーガー(手札=0)
バトル場
○ホワイトメイル(パワー1(●に2)/エネルギー7)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
あおボン(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

きいろボン(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0
バトル場
シュリンゲ(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
アクマント(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

●シルドーク(パワー1/エネルギー6)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ゴルボンボンだ!」

ズィーガー「コゾウ!キサマの実力がどれほどのものか、見せてもらうぞ!ビードロウ!!」

すさまじい覇気を放ちながら、山札からカードを引くズィーガー。カードを確認すると、そのカードを、場のアク
マント
にのせた!!

ズィーガー「進化!アクマントメイル!!」

ズィーガーが出したカードは、アクマント用の進化カードアクマントメイルだった。ズィーガーの場のアク
マント
は、アクマントメイルに進化した!!


ゴルボン(手札=0)
ズィーガー(手札=0)
バトル場
○ホワイトメイル(パワー1(●に2)/エネルギー7)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
あおボン(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

きいろボン(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0
バトル場
シュリンゲ(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
アクマントメイル(パワー2/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

●シルドーク(パワー1/エネルギー6)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ズィーガーボンなり!」

ゴルボン「ビードロウだ!!」

ゴルボンが山札から一枚カードを引く。引いたカードは対シルヴァー戦で奇跡のチャージを見せたプロフェッサ
ーボン
だった。とつぜん、ズィーガーに向かって人差し指をさすゴルボン

ゴルボン「オレの強さを・・・二度と忘れられないように、お前の体に叩き込んでやるぜ!!」

ゴルボンは手札のプロフェッサーボンを勢いよく場に出した。

ゴルボン「アシスト!「ミラクルチャージ」!!メタコロール!!」

ゴルボンの気合いをこめたメタコロール!!メタコロの示した目は・・・・・・・・・・・「2」!!
ゴルボンは山札から3枚カードを引いた。

ゴルボン「進化!○ホワイトブロス!!」

ゴルボンは手札から○ホワイトブロスを出し、○ホワイトメイルの上にのせた。


ゴルボン(手札=2)
ズィーガー(手札=0)
バトル場
○ホワイトブロス(パワー2(●に4)/エネルギー7)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
あおボン(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

きいろボン(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0
バトル場
シュリンゲ(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
アクマントメイル(パワー2/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

●シルドーク(パワー1/エネルギー6)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ゴルボン「くらえぇぇ!!コンボ!「うちかたはじめ」!メタルシュートッ!!

ゴルボンがつづいて勢いよくカードを場に出す。出したカードは「メタルビーダマを撃つ場合だけ、パワーを+2
する」という効果を持つコンボカードダークバズーカだった。

ゴルボン「いっけぇぇぇ!!メタコロォォル!!

ゴルボンの手から振られたメタコロが静かに落ちる。出た目は・・・・・・・・・・・「2」!!

ズガァァァァッ!!○ホワイトブロスの一撃が、シュリンゲに炸裂!!、パワー4+2で合計6ダメ
ージを受け、ビーダウン!


ゴルボン(手札=0)
ズィーガー(手札=0)
バトル場
○ホワイトブロス(パワー2(●に4)/エネルギー7)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
あおボン(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

きいろボン(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0
バトル場
シュリンゲ(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「2」
ビーダウン!!

ベンチ
アクマントメイル(パワー2/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

●シルドーク(パワー1/エネルギー6)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ゴルボン「はぁ・・・はぁ・・・。よっしゃぁ!まずは1体!!ボン!!」

思わず、パチンッと指を鳴らして喜ぶゴルボン。しかし、はしゃぎすぎたせいか、息が切れ切れである。

ナイフ「す、すごい・・・すごいわ!!ゴルボンさん!!これなら勝てるかも!!」

ズィーガーを圧倒するゴルボンの強さを見て、感激するナイフ

ズィーガー「クク・・・ククククク・・・・!!」

追いつめられながらも、不気味な笑みを浮かべるズィーガー必勝ボンの背筋に悪寒が走る。

必勝ボン「!?」

ナイフ「どうしたんですか?必勝ボンさん。」

必勝ボン「いや・・・なんでもないよン。・・・なんでも・・・。」

ズィーガーの不気味な笑みに、何か大きな不安を感じた必勝ボン。冷や汗が頬を伝う。ズィーガービーダウ
したシュリンゲを裏返し、ベンチに戻す。

ズィーガー(・・・勝てる!!この程度の強さならば・・・・あのカードの力を持ってすればな・・・!!!)

To be Continued



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