第8話「BBマスター認定試験」<その2>



2万人以上もの受験者がざわめく会場内で、とつぜん大きな歓声が沸きあがる。

ゴルボン「な、なんだぁ〜?・・・何が始まるってんだ?」

ゴルボンが会場中央にあるステージに視点を移すと、そこには数人の試験官を引き連れた、いかにも代表者と
いった感じの男性が立っていた。

きょくちょ〜ボン「静粛に!・・・え〜。今年度の春期BBマスター認定試験を受けに来た受験者諸君。・・・
・・・私がBBマスター認定協会の代表、きょくちょ〜ボンである!」


きょくちょ〜ボンの一言で、会場内が一気に静まり返った。

きょくちょ〜ボン黒い水晶団が現れてからというもの、ならずものBBマスターが急増し、この試験を受
けに来る者も年々減少しているという、実に悲しい事態が続いている!」


黒い水晶団という言葉で、会場内に再びざわめきが戻り出した。

きょくちょ〜ボン「私の願いとしては、今、この会場にいる受験者諸君には、今は亡き王ゴルボン様のよ
うな、すばらしいBBマスターになってもらいたい!!」


きょくちょ〜ボンの熱意にうたれたのか、会場内の受験者たちが、いっせいに熱狂しだした。

ゴルボン「へぇ〜。王ゴルボンって、世界中のみんなから尊敬されてるんだなぁ〜。」

改めて王ゴルボンの偉大さを知ったゴルボンであった。

パール「パパが言ってた・・・。王ゴルボン様は、世界中の人々を思いやる、とてもやさしくて、素晴らし
い方だったんだって・・・。」


目を輝かせながら、とても嬉しそうに語り出すパール。笑顔のままでゴルボンの方へ振り向く。

パール「おんなじゴルボンでも、あなたとは月とスッポンだけどね。(^ ^)」

愛くるしい笑顔でキツいことをズケズケというパール。「かわいさ余って、憎さ百倍」とは、まさにこの事だろう。

ゴルボン「な、なんだと〜!?・・・言っとくけどなぁ!!オレは王ゴルボンの生まれ変わ・・・」

カァァンッ!!

ゴルボンの言葉を、試験開始の合図である鐘の音がかき消した。再びステージに視線が集まる。

きょくちょ〜ボン「それでは、一次試験を始める!!まずは、となりの大広間に移動してもらいたい!!」

試験官に案内され、受験者たちがぞろぞろととなりの広間へと移動する。広間の中には、無数の机が規則的に
並んでいた。

きょくちょ〜ボン「一次試験は、BBマスターとして必要な知識を集めた、筆記試験である!!・・・10問中
7問以上の正解で合格とする!!」


すばやく机へと着席する受験者たち。広間内に緊張が走る。

きょくちょ〜ボン「それでは・・・・・・・・はじめ!!」

きょくちょ〜ボンの合図とともに、受験者たちが答案用紙を表に返す。エンピツのラッシュ音が広間に響き渡る。

ゴルボン(す、すげぇ気迫だ・・・。オレもがんばらないと・・・!!)

気を引き締めて答案用紙を表に返し、問題をじっと見つめるゴルボン

ゴルボン(な、なんじゃ!?・・・こりゃ!!)


春期BBマスター認定試験 一時試験 筆記問題
問1、BBカードの基本ルールで、バトルセットの作り方は、以下のどれか?


A、ビーダ戦士カード3枚+山札40枚以上B、ビーダ戦士カード3枚+山札25枚以上

C、ビーダ戦士カード3枚+山札35枚以上D、ビーダ戦士カード3枚+山札60枚

問2、第1弾「ビーダシティ編」の進化、アシスト、コンボカードの枚数を、それぞれ記入せよ。


進化=アシスト=コンボ=


問3、第2弾「ドラゴンバトル編」の進化、アシスト、コンボカードの枚数を、それぞれ記入せよ。


進化=アシスト=コンボ=


問4、メタコロを展開した時、正しいものはどれか?


問5、ビーダマンの特殊能力「色」の相性の法則で、正しいものはどれか?(例:に強い)


A、 B、

C、 D、

問6、現在、発売されている「キャイ〜ンセット」までに出ている、ビーダ戦士の名前と数を答えよ。


ビーダ戦士名=


総数=

問7、以下の説明文に該当する、ビーダマカードの名称を答えよ。


・バトル場のビーダ戦士のパワーと同じ数だけのダメージを与える=

・バトル場のビーダ戦士のパワー+2の数だけのダメージを与える=

・GBキャンペーン用のカード。ビーバトで使用することはできない=


問8、進化にアシストカードが必要なビーダ戦士の名前を、すべて答えよ。


ビーダ戦士名=




問9、現在、発売されている「キャイ〜ンセット」までに出ている、キラカード(★★★)の枚数を答えよ。


総数=

問10、「いくぜ!キラカード!!(ビーダマン編)」の歌詞をすべて記入せよ。


























※答はこちら※



ゴルボン(こんなの・・・わかるわけないだろ〜!!・・・えぇ〜い!!やめたやめた!!)

理解不能な難題の連続で、頭がパンクするゴルボン。思わずエンピツをポイッと机に投げて、あきらめモードに
入るが・・・。

ナビボン(ゴルボン!!・・・この試験に合格しないことには、何も始まらないんだからね!!)

ゴルボン「!!!!」

ゴルボンの脳裏を、ナビボンの言葉がよぎった。事の重大さを思い出し、再びエンピツをにぎりしめる。

ゴルボン(そうだ・・・。ここであきらめたら、先に進めないんだ!!・・・がんばらないとな・・・!!)

ゴルボンは、自分の持てる力を発揮し、頭をフル回転させ、激しくエンピツを走らせ始めた。




きょくちょ〜ボン「それまで!!」

きょくちょ〜ボンが終了の合図を出すと、試験官がいっせいに答案用紙を回収し始めた。

きょくちょ〜ボン「これから、こちらで答案用紙のチェックを行う。・・・結果が出るまで、30分間の休憩をと
ってもらう!!」


広間の緊張感が薄れ、再び受験者たちからざわめきが立ち始めた。

ゴルボン「ふぅ〜。・・・なんとか、終わったな・・・。」

今まで、見たこともないほどの集中力を発揮したゴルボン。肩の荷が下りたかのように、大きくため息をついた。




きょくちょ〜ボン「諸君、お待たせした!・・・それでは、今から合格者の発表を行う!!」

30分の休憩もあっという間に終わり、ステージ上のきょくちょ〜ボンの声が、広間に響き渡る。

きょくちょ〜ボン「これから、試験官がまわり、合格者の机の上に先ほどの答案用紙を返却していく。・・・
7問以上、正解だったものが、この、一次試験の合格者となる!!」


きょくちょ〜ボンの説明が終わったとたん、試験官が答案用紙を返却し始める。やがて、ゴルボンの元に答案
用紙が戻ってきた。

ゴルボン「・・・・・ゴクッ。」

思わず生ツバを飲み込むゴルボン。答案用紙を持つ手がフルフルと震える。

きょくちょ〜ボン「それでは、答案用紙を表にして、確認したまえ!!」

きょくちょ〜ボンの合図とともに、勢いよく答案用紙を表に返すゴルボン。果たして結果は・・・!?

ゴルボン「・・・・・・・・・・・な・・・・・・7つ。」

大きく目を見開いて、答案用紙を見るゴルボン。答案用紙には、7つ「○」がついていた。

ゴルボン「いぃぃぃぃぃぃぃぃやっっっったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(>▽<)」

勢いよく立ち上がり、大声で喜ぶゴルボン。叫び声が広間に響き渡る。

きょくちょ〜ボン「こら!そこ、うるさいで!!」

ゴルボン「す・・・スンマセン・・・。(^ ^;」

大声で叫んだため、きょくちょ〜ボンに注意されてしまうゴルボン。恥ずかしそうに頭をポリポリかいた。

パール(・・・・やったね。・・・・・・・ゴルボンくん。)

おだやかな笑顔でゴルボンを見つめるパール。そんな彼女の持つ答案用紙には、10個の「○」がついていた。

きょくちょ〜ボン「これにて、一次試験、終了!!合格者は、続いて二次試験に移ってもらう!!」

カァァンッ!!

一次試験の終了を知らせる鐘が鳴り響く。なんとか、第一の関門を突破したゴルボンであった!

To be Continued



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