第15話「アイドルを守れ!」<その3>



アシストカード、プロフェッサーボンの失敗に動揺し始めるすぐボン?。はたして彼は黒い水晶団の刺客から、
フィア
を守れるのか!?


すぐボン?(手札=3)
カッティオ(手札=2)
バトル場
ダークプリンス(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
ダークプリンス(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

●シルドーク(パワー1/エネルギー6)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0
バトル場
あおボン(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
きいろボン(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

きいろボン(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

すぐボン?「ばっ、バカな!・・・今まで失敗したことなど一度もなかったのに・・・!!」

カッティオ「ケッケッケッ!・・・メタコロールはお互いのBBマスターレベルの差が成功率に影響されるのさ。
          今のお前じゃ一生がんばったってメタコロールを成功させることなんてできねえぜ!」


カッティオの高笑いがさらにすぐボン?の怒りのボルテージを上昇させる。

すぐボン?「このボクが・・・・お前よりも弱いと言うのか!?・・・・上等だ!この誇り高きすぐボン?様の真の
           力、その目に焼き付けてくれる!」


さらに手札から、1枚のカードを勢いよく場に出すすぐボン?。そのカードの正体は!?

すぐボン?「アシスト!「ギャンブルいのち」!!」

「メタコロをふって「3」が出たら相手ビーダ戦士1人に3ダメージ、「1」「2」なら自分のビーダ戦士に3ダメージ与え
る」という効果を持つアシスト、キザボンであった!

すぐボン?「いくぞぉぉ!メタコロォォール!」

声高らかに叫びながらメタコロをふるすぐボン?。出た目は・・・・・・・・・・・・・・「2」!!

すぐボン?「ばっ、バカなっ!?」

思わずあっけに取られるすぐボン?すぐボン?のバトル場のダークプリンスは、キザボンの効果で2ダメー
ジを受けた。

カッティオ「ムダムダムダァ!!何度やったって結果は同じだ!・・・いいかげんあきらめな!」

すぐボン?「む、ムダなものか!・・・・たまたま不運が2度重なっただけだ!メタコロールなしでもお前など十
           分倒せる!ボン!」


カッティオ「チィッ!これだからガキはキライなんだよ!聞き分けのねえガキが!・・・ビードロウ!」

カッティオが山札から1枚カードを引く。引いたカードを確認すると、カッティオはそれを手札にした。

カッティオ「そこまで言うんならやってみろや!1ターン待ってやるからよ!・・・ボォン!」

すぐボン?「・・・今に後悔させてやる。ビードロウだ!」

すぐボン?が山札から1枚カードを引く。そのカードを確認した瞬間、すぐボン?のメガネの奥の目が、一瞬大きく
見開いた。

すぐボン?「来たぞ・・・・。このすぐボン?様の象徴とも言うべきカードがな。」

すぐボン?は今引いたカードを勢いよく場に出すと、声高らかに叫んだ。

すぐボン?「くらえっ!ゴールデンビーダマシュートッ!!」

すぐボン?が場に出したカードは、なんとゴールデンビーダマであった!

すぐボン?「・・・・・・・。」

あたりが静けさにおおわれる・・・。

すぐボン?「・・・・あれ!?なんで何も起きないのだ!?」

手札に戻ってきたゴールデンビーダマを何度も場に出すすぐボン?。しかし何も起こらない。

カッティオ「ククク・・・・ギャァ〜〜〜〜ッハッハッハッハッ!!!!!!」

とつぜんカッティオがお腹を抱えながら大声で笑い出した。そのあまりの大声に思わずビックリするすぐボン?

カッティオ「お・・・お前、今までゴールデンビーダマが撃てるもんだと思ってたのか!?」

すぐボン?「とうぜんだ!・・・・・・・・な、何!?もしかして撃てないのか!?」

真剣な顔で答えるすぐボン?。その態度が、さらにカッティオの笑いを激しくする。

カッティオ「ギャハハハ!!・・・う、撃てねえに決まってんだろうが!コイツ、正真正銘のバカだぜぇ〜〜!」

カッティオの言葉だけでは信用できず、後ろにいる黒服たちにも答えを求めるすぐボン?。黒服たちが申し訳なさ
そうな顔で静かにうなずく。

すぐボン?「・・・・!!」

余りの恥ずかしさに顔が真っ赤になるすぐボン?。その恥ずかしさは次第にカッティオへの怒りへと変わっていく。

すぐボン?「おのれぇぇぇ!!よくもハジをかかせてくれたなぁぁ!!絶対に許さん!」

カッティオ「何言ってやがる!!てめえが勝手に間違えてたんだろうが!ギャハハハ!!」

すぐボン?「うるさいうるさぁ〜〜い!!今に目にものを見せてやる!・・・ボンだ!」

すぐボン?が終了を宣言し、自分の番が来た瞬間、急に笑いを止め、静かに山札に手をかけるカッティオ

カッティオ「せっかく1ターン待ってやったのによぉ・・・。こんなバカげたビーバトはもううんざりだ。そろそろ反
          撃させてもらうぜぇ!・・・ビードロウ!」


カッティオが山札から1枚カードを引く。引いたカードを確認すると、カッティオはそのカードを勢いよく場に出した!

カッティオ「アシスト!「シンクロナイズ」!!」

カッティオが場に出したカードは「[ビーダマン]1人を[ビーダアーマー]に進化させる」という効果を持つアシスト、
ーダカプセル
であった。さらにカッティオは手札から1枚のカードを場に出した!

カッティオ「進化ぁ!ブルースナイパー!!」

カッティオが続けて場に出したカードはあおボン用の進化カードブルースナイパーであった。あおボン
ビーダカプセルの効果でブルースナイパーに進化した!

カッティオ「さらにコイツだぁ!・・・アシスト!「リサイクル」!」

さらに続けてカードを出すカッティオ。そのカードは「メタコロをふって「3」が出たらトラッシュから好きなカードを1枚
選んで手札にできる」という効果を持つアシスト、しっかりママボンであった!

カッティオ「いくぅぜぇ!メタコロォール!!」

手のひらにメタコロを召喚し、勢いよく投げ放つカッティオ。出た目は・・・・・・・・・・・・・・「3」!!

すぐボン?「何ぃっ!?」

カッティオ「ビビるのはまだ早いぜぇ!!さらに・・・・・・」

カッティオはトラッシュからビーダカプセルを回収し、再びそれを場に出した。

カッティオ「アシスト!「シンクロナァーイズ」!・・・進化ぁ!イエローシューター!!」

カッティオの手札から、続けてきいろボン用の進化カードイエローシューターが出された。きいろボン
ビーダカプセルの効果でイエローシューターに進化した!


すぐボン?(手札=3)
カッティオ(手札=0)
バトル場
ダークプリンス(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=2

ベンチ
ダークプリンス(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

●シルドーク(パワー1/エネルギー6)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0
バトル場
ブルースナイパー(パワー2(に4)/エネルギー6)
メタル命中率「3」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
イエローシューター(パワー3(に5)/エネルギー6)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

きいろボン(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

すぐボン?「こ・・・・高速2回進化!!」

カッティオの見せたすさまじいスピードの進化に言葉を失うすぐボン?。無意識のうちに足が震え出していた。

カッティオ「見たかぁ!このすさまじきスピード!これぞ我らが将軍疾風のシュバイツ様、直伝の技だぁ!」

すぐボン?「う・・・・・く・・・・!」

カッティオ「ケケケ・・・、ようやくオレ様のスゴさがわかってきたようだな。・・・・・だがもう遅い!次のターンか
          ら一気に攻め落としてくれるわ!ボォン!」


すぐボン?「うぐぐ・・・!進化が何だ!それくらいで動じるすぐボン?様ではない!・・・ビードロウ!」

勢いよく山札のカードを引き抜くすぐボン?。引いたカードは、またもゴールデンビーダマであった。

すぐボン?(・・・とはいったものの、ボクのこのバトルセットにはビーダマカードがゴールデンビーダマしか入
           っていない。攻撃手段がないこの状態で、どうやって相手を倒すというのだ・・・・?)


暗黙したままゴールデンビーダマを手札にし、自分の番を終了するすぐボン?。次第に勢いがなくなっていく。

すぐボン?「ボ・・・ボンだ。」

カッティオ「どうやら打つ手がなくなったようだなぁ!・・・心配するな!苦しませずに死なせてやるからよぉ!
          ・・・ビードロウ!」


カッティオが山札から1枚カードを引いた。引いたカードを確認すると、カッティオはそのままそのカードを勢いよく
場に出した。

カッティオ「ケケケェ〜!まずは一匹目だぁ!・・・クリスタルシュートォ!!」

ズバシュゥゥゥッ!!ブルースナイパーの強烈な一撃がダークプリンスに炸裂!すぐボン?のバ
トル場のダークプリンスは、2ダメージを受け、ビーダウン!


すぐボン?(手札=4)
カッティオ(手札=0)
バトル場
ダークプリンス(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」
ビーダウン!!

ベンチ
ダークプリンス(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0

●シルドーク(パワー1/エネルギー6)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0
バトル場
ブルースナイパー(パワー2(に4)/エネルギー6)
メタル命中率「3」Bマーク(ダメージ)=0

ベンチ
イエローシューター(パワー3(に5)/エネルギー6)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

きいろボン(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=0

すぐボン?「う・・・・うう・・・!」

ソフィアすぐボン?・・・!!」

いてもたってもいられず、すぐボン?のもとへ飛び出そうとするソフィア。しかしカッティオの部下たちにガッチリと
体をつかまれ、身動きが取れなかった。

カッティオ「おっとっとっ!・・・おとなしくしてな!心配しなくてもすぐにあとを追わせてやるからよぉ!」

カッティオと彼の部下たちの笑い声が会場内にコダマする。絶望するソフィアと観客たち。

カッティオ「さあ、お坊ちゃんよぉ〜!次はお前の番だぜぇ〜!ボンだ!」

すぐボン?(まだ・・・一人倒されただけだ・・・。負けと決まったわけじゃない!)「ビードロウ!」

「すぐボン?シティ」の市長として、負けるわけにはいかない・・・。そう自分に言い聞かせ、山札に手をかけるすぐ
ボン?
。彼の手に渡ったカードは・・・?

すぐボン?!!!!・・・・じ、ジイボン!)

すぐボン?の引いたカードは「ビーダ戦士1人のダメージをメタコロをふって出た数だけ回復できる」という効果を持
つアシスト、ジイボンだった。しかし今、すぐボン?の場にはダメージを受けたビーダ戦士はいなかった。

すぐボン?(前のターンで来てくれていれば・・・ダークプリンスは倒されずにすんだというのに・・・。)

しかたなくすぐボン?ジイボンを手札にし、自分の番を終了した。

すぐボン?「・・・・ボンだ!」

カッティオ「ケェ〜ッケッケッケッ!・・・ムダムダァ!いいかげんあきらめな!ビードロウ!」

すぐボン?をあざ笑いながら山札のカードを引くカッティオ。引いたカードを見て思わずニヤリ。

カッティオ「ケケケ・・・!このカードはめったに使うことがねえが、お前のようなザコ相手にはっぴったりだぜぇ!!」

そう言い放ち、今引いたカードを勢いよく場に出すカッティオ。そのカードの正体とは・・・・!?

カッティオ「アシストォ!「はいすいのじ〜ん」!」

「次の番までアシストが使えなくなるが、山札から何枚でもカード引き、その枚数だけのBマークを自分のビーダ戦
士全員にのせる」という、文字通り「背水の陣」といった効果を持つアシスト、ダークグンシであった!

カッティオ「このカードは下手すりゃ自爆しかねない諸刃の剣的カードだが、お前のような反撃もできねえザコ
          相手ならいくら引いても恐かぁねえからなぁ〜!」


もはやすぐボン?など敵ではないと言い放ち、大胆にも5枚カードを引き、自分のビーダ戦士全員に5ダメージを
与えたカッティオ。その効果で、カッティオのベンチにいるきいろボンビーダウンしてしまった!

カッティオ「そぉしてぇ〜!次は2体目だぁ!・・・コンボォ!「ハイパーコンボォ!!」

カッティオはさらに今引いた5枚のカードの中から、「ベンチのビーダ戦士1人のパワーをたしてビーダマを撃てる
(ビーダマカードは1枚だけ必要)」という効果を持つコンボ、ハイパージョイントを場に出した!

すぐボン?「何!?・・・ま、まさかっ!」

カッティオ「そのまさかさぁ!・・・・死ねぇ!クリスタルシュゥートォー!!」

ズバシュゥゥッ!!ブルースナイパーイエローシューターの合体クリスタルシュートが、ダー
クプリンス
に炸裂!すぐボン?ダークプリンスは2+3の合計5ダメージを受け、一発ビーダウン!


すぐボン?(手札=5)
カッティオ(手札=3)
バトル場
ダークプリンス(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」
ビーダウン!!

ベンチ
ダークプリンス(パワー1/エネルギー4)
メタル命中率「2」
ビーダウン!!

●シルドーク(パワー1/エネルギー6)
メタル命中率「2」Bマーク(ダメージ)=0
バトル場
ブルースナイパー(パワー2(に4)/エネルギー6)
メタル命中率「3」Bマーク(ダメージ)=5

ベンチ
イエローシューター(パワー3(に5)/エネルギー6)
メタル命中率「1」Bマーク(ダメージ)=5

きいろボン(パワー1/エネルギー5)
メタル命中率「1」
ビーダウン!!

すぐボン?「・・・・・ッ!!!!」

カッティオ「ケェ〜ッケッケッケッ!!・・・すさまじすぎて言葉も出ねえか!?・・・・ああ!?」

ぼう然と立ち尽くすすぐボン?の姿を見て、体が後ろに反り返りそうな勢いで爆笑するカッティオ

カッティオ「オレはお前みたいな満足に戦えもしねえのに、金とプライドだけはある成金野郎がこの世で一番
          キライなんだよ!・・・今度生まれ変わったら、ちったぁマシな人間になるこったな!・・・ボンだ!」


すぐボン?「・・・・・・・成金、だと?」

しばらく無言で立ち尽くしていたすぐボン?が、カッティオの言い放った「成金」という言葉にピクリと反応した。すぐ
ボン?
の体が、わずかな覇気におおわれる。

すぐボン?「ボクは・・・・・少しでも人々が裕福に暮らせるようという、父上の遺志のもと金を使っているんだ!
           悪趣味な金の使い方をする成金なんかと一緒にするなぁ!!(怒)」


すぐボン?の怒りに反応し、彼のビーダマが激しい光を放った!まばゆい光を放つ中、すぐボン?のビーダマの
中心にひとつの紋章が浮かび上がった!

ゴルボン「・・・・すぐボン?!!」

スギタを追っ払って会場へと向かっていたゴルボンたちが、ようやくすぐボン?のもとへと到着した。彼の持つエン
ブレイダー
すぐボン?の紋章に激しく反応する!

ゴルボン「あれは・・・・プラネットエンブレム!!」

必勝ボン「ってことはもしかしてすぐボン?がこの街の光の十勇士!?」

意外な事実に思わず絶句するゴルボンたち。そんな中、すぐボン?は自分の場にある●シルドークのカードを手
に取り、天に向かってかかげた。●シルドークのカードがまばゆい光につつまれる!

カッティオ「な、何だ!?・・・・このまぶしい光はよぉ!!」

●シルドークのカードのカードをつつんでいた光がゆっくりとやんでいく。光の中からあらわれたカードは●シルド
ーク
のカードではなく、すぐボン?の姿が描かれたカードに変わっていた!

ビーダ戦士カード
○すぐボン?(パワー1/エネルギー1)
メタル命中率「5」

このカードのうったビーダマが相手ビーダ戦士に命中すれば、相手は手札のカードをす
てるか、山札にもどさなければならない。

[光の十勇士]

必勝ボン「あっ、あれはレジェンドカード!!」

ゴルボン必勝ボンといい、すぐボン?といい、あんなに簡単に発動させやがって・・・・。オレでも発動させる
         のにあんだけ苦労したってのに・・・。(^ ^;」


レジェンドカードを手に、ドンと構えるすぐボン?カッティオの中でなぜか胸騒ぎが起こる。

すぐボン?「よくもボクをバカにしまくってくれたなぁ!・・・その代償は高くつくと思え!(お金じゃなく)」

すぐボン?、怒りのレジェンドカード発動!起死回生の逆転劇は起こるのか!?

To be Continued



NEXT(その4)