Jody Grind


One Step On / Transatlantic TRA 210 / 1969

 ティム・ヒンクリー(organ)、ジミー・スミス(ds)、イヴァン・ザグニ(g)によって結成されたベースレストリオ。
 A面が4部構成の1曲という長編だが、そこではオルガン系様式美ロックを堪能できる。
 英国アンダーグラウンドに咲いた一輪のサイケ花である。
 ジャケを見ても判るように、おいおいいっちゃってるよ〜ってな感じがそこここに散りばめられている。


Far Canal / Transatlantic TRA 221 / 1970

 ティム・ヒンクリーがバーニー・ホーランド(g)、ビート・ギャビン(ds)と制作した2ndアルバム。
 内容は1stとはうって変わって、絶妙なサウンドのHRになっている。
 とりわけ、A面1曲目は泣きメロ満載。後半部分の盛り上がりがブリティッシュ・ロック好きの琴線に触れまくりのたまらない構成になっており、いわゆる様式美系の楽曲が好きな人なら、ハマること請け合い。
 このアルバムで消えていったのが本当に惜しまれるが、こういうアルバムが眠っているから、英国ロックは実に奥が深い。