2001年の演奏
マテ茶の会(2001.10.19)
アルゼンチン大使館内での催し物です。
そこでなぜか演奏することになりました。
メンバーはうち・金田さん・古田・田仲の四人。
他の演奏者がとっても豪華でうちらごときがなぜという感じでしたが、
自分の演奏はおいておいてとっても楽しんできました。
演奏した曲は、
El Condor Pasa、
bailecito、
Negrita、
Puente Careterro、
花祭り
の5曲。
まあどうでもいいです。
それよりなによりチャマメアコーディオン奏者の牧田ゆきさんとお近づきに
なれたこと、さらにすごいことにカラバハルの住所と電話番号を
教えてもらい来年訪問することを約束してしまったことのほうが重大。
これから人生が大幅に変わってしまう可能性が大きくなってしまった。
ついでにカラバハルの人たちに混ざって
チャカレラを演奏することができまして、ボンボを叩かせてもらいました。
ずっと夢見心地。
一夜明けて、どうしよう。非常に困ってます。悩んでます。
うおおお。
コスキン・エン・ハポン(2001.10.13/14)
今年も行って参りました、コスキンです。
去年同様少しだけPAの仕事をさせてもらいました。
何か不満の点があったかもしれませんが、なにぶんこちらも強行日程で
やってるものですみません。勘弁してやってください。
で、実際の演奏の方ですが、今回はダンサ・エレンシアのバックで
マランボのボンボを叩かせてもらったのと、今井直子さんとのデゥオ・
Adelfaでの演奏の2つでした。
それぞれの間奏をば。
- ダンサ・エレンシア
- マランボのボンボを叩かせてもらいました。
一緒に演奏したのはサークル時代からずっと身近で演奏してきた仲間達。
まああんなものですかねえ。
全然マランボっぽくない伴奏になっていたような気もするけど、
とりあえず踊りがメインだし最初から最後までつながったので
いいとしましょう。
なにぶんうち以外はみんなアルゼンチンフォルクローレ初心者だから。
Adelfa
- 1. Canción para Carito
- うちの技術的な部分で失敗がたくさんあったけど、
多分表現としては9月ミニコンサートで演奏したときよりも
うんと表現できたのじゃないかなと思います。
そういう意味でかなり満足しています。
- 2. Perfme de Carnaval
- この曲も9月ミニコンの時に比べてずっと表情豊かに
演奏できたのじゃあないかなと思います。
この曲を歌ってるときはほんと幸せでしたね。
ずっとこのまま歌っていたいと思いました。
Adelfaの方について特に言えば、
最近お互いにかみ合わせがどんどんよくなってきているせいで、
本格的に演奏表現をがんばることができるようになってきました。
合わせるたびに、あからさまによくなっていくのが実感できます。
とっても良いことなんだけど、そろそろうちのギターが
間に合わなくなってきているのかなあなんて感じ始めたりしています。
ギター表現があまりにもしょぼいような感覚。
まだ全然録音を聞いていないので断言できないのだけど、
なんとなく今のギター伴奏では今井さんに気の毒な気がしてきています。
がんばらないといけない。
9月ミニコンサート(2001.9.22)
ここのところ演奏が立て続けにあって忙しいですね。
なんだか院試が終わってゆっくり休む暇がないぐらい。
まあ自分の好きなことで忙しいならそれはそれでよいことなのですが・・・
で、実際の演奏の方ですが、多分大学に入って一番楽しかったです。
こんなに楽しくて気楽に演奏できてしかもちゃんと音楽で表現できて、
最高でした。
演奏が終わって一晩たってなんだかとってもふぬけになっちゃいました。
今日一日ぼけっとしていて、ずっと余韻に浸ってました。
このグループで、といっても今井さんと二人ですが、ずっとずっと
演奏していきたいですね。
うぐ、なんか言葉足らずだなあ。うまくこの気持ちを表せない。
まあ、いいか。
では、それぞれの曲の感想をば。
- 1. Desde el Puente Carretero(chacarera, Letra:Carlos Carabajal, Musica:Peteco Carabajal)
- これまではこの曲は一人で伴奏してリードを取って歌ってきたんですが、今回今井さんにピアノで伴奏を入れてもらって演奏しました。
これまで一人で演奏していてなかなかチャカレラっぽいリズム感を
出せなくて苦労していたのですが、ピアノが入って
とってもチャカレラっぽくなりました。
今井さんに感謝感謝です。
- 2. Canción Para Carito(chamamé, Letra:León Gieco, Musica:Antonio Tarragó Ros)
- この曲は今井さんにソロで歌ってもらいました。
歌とギターの伴奏の方は練習を始めた最初からだいたい
形ができていて合わせられたのですが、うちの間奏のハーモニカが
実は大変でして、ギターを弾きながらハーモニカがうまく吹けなくて
とっても苦労しました。本番はなんとか曲が通ってよかったです。
- 3. Por Culpa del Diablo(zamba, Letra:La Moro, Musica:Rubén Ehizaguirre)
- 多分この曲が今回の演奏のハイライトだったんじゃあないかと
思います。
今回初めて今井さんと一緒に演奏したんですが、
実際にどんな具合にかみ合うのか、どうすればかみ合わせていけるか
全くわからなくて最初はいろいろ不安だったんですが、
とってもすんなり形が決まっていきまして何から何までびっくりびっくり
だったんですね。
この曲はそんな中でお互いの歌の音域とか実際の表現とか
ぴったり合うんじゃないかと思って僕自身が探し出してきた曲です。
予想通り名一杯の表現ができたように思います。
- 4. La Sachapera(chacarera doble, Letra:Oscar Valles, Musica:Carlos Carabajal)
この曲が今回演奏したものの中で一番苦労した曲です。
プロの人たちの演奏をCDなんかで聞いてると、とっても穏やかで
華やかで楽しそうな感じなんですが、
いろいろ実は難しい技巧とかを使っていまして、
予想以上に時間がかかりました。
もう、歌のハモリが訳が分からないし、ピアノが実はとっても難しくて
(というのも、どうも歌とピアノの節回しが逆になっていて
裏でピアノが入るんですね。)今井さんが歌いながらピアノを
なかなか弾けなかったんですよ。本番、よくやってくれたと思います。
すごいです。
この曲はチャカレラの中のチャカレラというか、リズム感グルーブ感が
一番それっぽいんです。
こういう曲をちゃんと演奏できて幸せですね。
5. La Zafrera(zamba, Letra:Antonio Tejada Gómez, Musica : Oscar Matus)
最後はまた今井さんにソロで歌ってもらいました。
やはりデゥオの形式ということで、こういうシンプルな編成で
演奏してみるのもいいですよね。
こういう形で演奏してみるとわかるんですけど、今井さんはとっても歌が
うまいですよね。
うちなんかまだまだ全然だめ。
もう表現の幅が違う。
うちは全然引き出しが足りない。
これから一緒に演奏していく中でよくなっていくと良いなあと思います。
otra. Perfume de Carnaval
(zamba, Letra y Musica : Peteco Carabajal)
最後に演奏したこの曲はうちが一番好きなサンバの曲です。
この曲も相当いい感じだったかなあと思います。
ただちょっとやっぱりキーが低かった気がします。
もしかしたら次演奏するときは少しキーをあげるかもしれません。
まあでも今のあの感じも好きなのでどうなるかはわかりませんが。
これで来月のコスキンでの演奏もとっても楽しみになってきました。
これからはもっとどんどんレパートリーを増やしていきたいですね。
今からもうとってもわくわくしています。
福島未来博(2001.9.16)
なんだかよく分からないまま、福島未来博のイベントで
ダンサエレンシアのお手伝いをすることになりまして、
一曲だけボンボを叩いてきました。
どうやら来月同じ福島県は川俣町で開かれるコスキン・エン・ハポンの
宣伝のイベントだったようです。
ほとんどぶっつけ本番でマランボのボンボを叩いてきました。
意外にお客さんがたくさんいてびっくりしました。
でもまあ、ステージに立って一般のお客さんの前で演奏する喜びというのを
改めて感じることができました。
でも、たった一曲だけの演奏だったんですよ。いいのかなあ、こんなんで。
で、ちょっと余談なんだけど、ついでにというかなんというか
温泉に行ってまいりまして、なかなか楽しかったです。
そういえば来月もまた福島に行くんですね。
今度は上で言っていた「コスキン・エン・ハポン」です。
かなりヘビーです。
4月ミニコンサート(2001.4.28)
今回の演奏でつくづく自分のスタイルの中途半端さに嫌気がさした。
もう、かれこれフォルクローレの演奏を始めて6年目、
未だにフォルクローレの文法で表現できない。
今回ギターを弾いて、歌を歌って痛感したんだけど、
どんなにがんばって演奏しても味付けがクラシック風になってしまう。
これは自分の意図してる演奏とは違う。
もっとフォルクローレ臭く演奏したい。
だけど、6才の頃からクラシックのピアノに慣れ親しんできて、
その中で培ってきたものがどうしてもメインで表に現れてしまう。
まあ一番クラシックのキャリアが長かったから致し方ないのだろうけど、
とっても歯がゆい。
このことはもうかなり前から薄々気づいていて、
でもやっぱりせっかくフォルクローレに出会ったんだし、
この音楽で表現してみたいと思ったからここまで来てしまったのね。
でも、完璧に息詰まってしまった。
せっかく大学でこのサークルに入って以来、ピアノを封印してまで
がんばってフォルクローレを感じ取ろう表現してみようと
してきたのに、まるでこれじゃあ意味がない。
これからほんとにどうしたものか。
このまま我慢してじっくりフォルクローレを自分のなかで培っていこうか、
それとも自分のクラシック風のアレンジで攻めていくか。
きっと絶対だけど、クラシック風の方が自分の演奏ができるに決まってる。
でもなんとなくだけど、もう少しフォルクローレのグルーブ感を
身につけないと、いくらクラシック風な自分流の演奏をするにしても
きっとうまくまとまった演奏ができないような気もする。
なぜかというと今の演奏はがんばってフォルクローレっぽくしようと
している感じがそのまんま表現の上に出てきてしまっているから。
どうしても今のままじゃあ無理しているようにしか聞こえない。
ほんとにどうしましょうねえ。
今回の選曲自体は無理はなかったと思うし、
今回演奏したような雰囲気の曲が自分には割と合ってると思うのだけどねえ。
ここまではいいのよ、きっと。
後はどういう風な味付けにするかなのよ。
まとめ方に大きな問題がある。
きっと自分の気持ちの問題。
きっとなにか踏ん切りがつけばいいのだと思う。
でもどう踏ん切りをつければいいのかわからない。
しばらくじっくり考えます。
- 1. Los Ejes de mi Carreta
(milonga, Atahualpa Yupanqui y Romildo Risso)
- どうもギターのつま弾きの音がだめ。
思ったような音が出ない。
もうちょっとホールの方で弾けばいいのか?
なんかまた緊張してしまって歌詞を間違えてしまった。
まそれはいいとして、もっと語る感じを表現したかった。
それが全然だめだった。
- 2. La Peregrinacion
(huella pampeana, Felix Luna y Ariel Ramirez)
- この曲はかなりしっくり表現できたような気がする。
今回演奏して曲の中で一番表現できたかもしれない。
やっぱりうちの演奏はクラシック風味がいいのかなあ?
- 3. La Flor Azul(chacarera, Mario Arnedo Gallo)
- みなさんほんとどうもすみませんでした。
歌ってる途中で鼻水が出てきて呼吸できなくなって
どうしようもない演奏になってしまいました。
次回がんばります。
- 4. Luna Tucumana(zamba, Atahualpa Yupanqui)
- この曲はキーがちょっと低かったですね。
5カポで演奏すればよかった。
それ以外はまあまあ。
しかしギターの表現が硬い。
- 5. Cancion con Todos
(cancion, Amando Tejada Gomez y Cesar Isella)
- なんでストロークがあんな感じでだめだめなのか。
全然フォルクローレの風味が出せない。
形がとってもクラシック風味。
歌はいいよ、歌は(多分だけど)。
はあほんとに中途半端。
- otra. Desde el Puente Carretero(chacarera, Carlos y Peteco Carabajal)
- チャカレラはやっぱりとても難しい。
でも去年のコンサートで演奏した時よりもなんとなく
自分のイメージに近い感じで演奏できたような気がする。
それだけでも成果かな。
追記:
いろいろ考えたけど、とりあえずあまりいろんな事を気にせず
自然体で演奏することにしました。
ボンボを叩いていた頃に比べれば
よっぽど自然に演奏してるとは思うのですが、
やっぱりいろいろ細かいところを気にしすぎているように思う。
こなしていくうちにいずれ慣れてこなれていい感じに仕上がるんだと信じて
やっていくことにしました。
まとまるとかまとまらないとかもういいや。
そんなのは今の時点で考えても仕方がないし、
どういうテイストの演奏になるかもその時点での自分の感性によるわけで、
今回はその点でちょっと背伸びしたのかなという感じ。
クラシック風でもいいし、フォルクローレ風でもいいし、
もうなんでもいい。
その時々の感覚通りでいいと思う。
そう決めました。