2002年の演奏

9月ミニコンサート(2002.9.21)
アデルファでミニコンサートに出演するのは去年の9月以来 実に1年ぶりでした。 今回は新たに今井健二氏を迎えて3人で演奏しました。 個人的にはギター・パーカッション・リードの3人で分担して 演奏し、歌いたいなあと思っていたので、 今回それを少しだけ試してみました。 実際にはお互いにとっても忙しくてあまりまとまって 練習するひまがなかったので、 完成度としてはまだまだな感じでしたが、 まあその経験は今後に生かしていければなあと思います。
ではそれぞれの曲の感想をば。

1. A Mis Viejos(zamba)
ペテコカラバハルによるサンバの曲です。 この曲とっても新しい曲で、2000年発表の最新アルバムに 収録されている曲です。 ということで、この曲をご存知の方はほぼ 皆無だったのじゃあないかなと思います。 歌詞の内容は自分の子供を慈しむ話で、 親父さんが自分の子供時代を回想してみたり みたいな感じだったと思います。 この曲は今井直子さんと今井健二氏の2人で歌ってもらいました。 とってもしんみりと落ち着いた感じの曲で、 ギターの表現をどうしたものかとっても苦労しました。 歌のほうも全体として流れをどう作ればいいか 悩んだみたいです。 本番ではそれなりにまとまって雰囲気は出せたかなあと思います。 ちょっと自分自身は緊張してしまって ギターの爪弾きがたどたどしくなってしまったのが もったいなかったかなあと。
2. Por Culpa del Diablo(zamba)
この曲は去年に引き続いての演奏でした。 今回は歌のパートを増やして、3人で歌ってみました。 もともとこの曲はLos Nocherosが4人で歌うように アレンジされていたものなので、 2人で歌うようにアレンジしなおすのは割と簡単だったのですが、 3人で歌うようにパートを割り振るのが結構大変で、 当日までうち自身が歌うパートをちゃんと決めかねていました。 とりあえず本番ぼろぼろにならなかったので、よかったです。 さすがに1年以上演奏しているだけあって 1曲目に比べればまとまっていたのじゃあないかと思います。
3. Dejame que me vaya(chacarera doble)
これもカラバハルの曲ですね。 今井健二氏にソロを張ってもらいました。 いろんなアーティストがこの曲を演奏しているのですが、 どれもアレンジがジャジーでなかなかうちと今井さんの ギターとピアノのアレンジが難しくて大変でした。 もう少しお互い慣れが必要かもしれません。 歌のほうはかなり張り切って歌ってくれたみたいで、 よかったのじゃあないかと思います。 これであと、まいまいがボンボをたたいてくれれば とってもよかったのだけど。 やはりこういうダンサブルなリズムの曲には パーカッションがほしいですね。 ただなかなかアルゼンチンの曲のボンボをたたく人・ たたける人がいなくて難しいですね。 今後の課題です。
4. Te Hei' Vuelto a Ver(vidala)
ビダーラの曲をまともにやるのって とってもめずらしいかもしれません。 とてもシンプルな曲で3人で歌っていてハモリが心地よくて 楽しかったです。 この曲はリード楽器がほしかったかなあ。 うちのギター1本で伴奏・リード・リズムのすべてをまかなうのは かなり大変でした。 ボンボは今後なれてくれば入れられると思うので この曲も今後に期待というところでしょうか。
5. Carpa Salteña(zamba)
これは古くから伝わるとても有名なサンバの曲。 アルゼンチンのコスキンのWEBにも歌詞が載っています。 この曲ではめずらしく、うちがメインボーカルをやらせてもらいました。 ずっとこれまでは今井直子さんとかまいまいがメインをとっていたので、 なんかとってもうれしかったです。 ひとが増えるとこういうこともできるんだなあと感じました。 この曲はとにかく歌っていて楽しかった。 残りの二人が二人とも歌がとってもうまいので、 歌っていてとっても心地よかったです。 今後もこの曲はどんどん歌っていきたいです。
6. Chacarera del Cardenal(chacarera doble)
うちの大好きなハシントピエドラさんが作曲したチャカレラの曲です。 この曲もまいまいにソロで歌ってもらいました。 やっぱチャカレラいいです。 なかなかあのノリを表現するのは難しいけど、 演奏していて楽しいです。 まだまだ修行が必要かと思いますが、 これからもチャカレラの曲にはどんどん 積極的にチャレンジしていきたいなあと思います。
otra. Puente Carretero(chacarera)
もう定番の曲になってます。 今回はちゃんとボンボまで入れて演奏してみました。 やっぱりリズム楽器が入るだけで感じががらっとかわる。 いろいろ細かいところでミスしたり間違ったりしたけど、 楽しかったです。 久々にボンボをたたけて幸せでした。

今後の演奏活動はどうだろう? やっぱかなり厳しいかなあ。 できるならもう少し続けたいんだけど。
いろいろ個人的に夢があって、実はある程度曲がまとまって レパートリーも増えてきたら、某お店で演奏させてもらおうかなあと 考えていまして・・・ うちの知り合いの人でバイオリンとアコーディオンの2人で夫婦で 演奏活動なさっている素敵な方がいまして、 その人が横浜の某所にお店を開いているんですね。 もう3年ぐらい前に知り合ったんですけど、 なかなか演奏する段階までこれなくて時間がたってしまいました。 30歳になるまでにこの夢は実現させたいなあと思っています。
ほんとなんとかならないかなあ。



「アンデスのこだま」コンサート(2002.6.30)
去年のコスキンの出演がきっかけでお誘いいただいて「アンデスのこだま」に 出演させていただきました。 マンドリンデゥオの「プラセール」に混ぜていただきました。 新学期に入っていろいろ忙しくなってしまって練習もままならない状態でしたが、 どうにかこうにかまとまった演奏ができたかなあと思います。 個人的にはもう少し余裕を持って練習できたらよかったと思います。
後、練習不足がたたってうちの歌のパートをはずしまくってしまって 大変申し訳なく思います。これからまた修行します。 (といってもそんな修行する余裕なんてないですが・・)
では一曲ずつ感想をば。
1. Melgar
マンドリン2重奏にギターの伴奏を入れました。 個人的にはこの曲、パーカッションをやりたかったです。 ギター1本で伴奏してリズム感を出すのは難しかったです。 ちょっと出だしが固かったかなあと思いますが、 後半はかなり曲に乗って演奏できたのではないかと思います。 初めてバルスの曲を演奏してみてやっぱり難しいなと感じました。 ベースが入ってカホンとかのパーカッションが入って 立体的な表現ができるのに、そこをああいう形でやるのには うちのギターの力量がやはり足りませんでした。 まあでもマンドリンの旋律がとてもきれいに響いていてとりあえずは よかったのかなと思います。
2. Perfume de Carnaval
アデルファの歌とギターにボンボのリズムとマンドリンの副旋律が 入りました。 これまでも2人で演奏していてこれのパーカッションが入ったらもっと いい感じになるのになあとお互い思っていたのですが、 その念願がかなってほんとに良かったです。 この曲はもう1年以上練習してきていたので とても心地よく歌えたし、歌いきれたように思います。 この曲は演奏していてほんとに楽しかったです。
3. Nostalgia de Chacarera
マンドリン2台でチャカレラのインスト曲を演奏しました。 この曲はどのように表情を付けたらいいのか難しかったです。 ギターアレンジのほうはまああんなものかなあと思います (というかあれ以上のことはできません)。 とっても渋く渋くという感じになってしまったかなあと。 2つのメロディーのテイストが似通っていたからどうしようもなかったです。 今回のコンサートのインスト曲は2曲ともとっても渋いなあという感じ。 歌3曲はそれに比べてとっても派手めだったように思う。
4. Mientras Bailas
ようやくDuo Coplanacuの曲を演奏することができました。 うちらなりに暖かくて優しい感じの表現をちゃんとできたかなあと 思います。 うちらにはこういう感じの曲がなんとなく合ってるのかなと思います。 ただひとつ申し訳なかったことは、 うちがおもいっきり音をはずしてしまったこと。 今井さんにほんと申し訳ない。 練習のときもいろいろ付き合ってもらって練習したのに あまりその成果が出ませんでした。 この曲は後はうちの歌次第なので、もうしばらくじっくりねかせて いこうかなと思います。
5. La Sachapera
この曲もやっとパーカッションを入れて演奏することができました。 ボンボが入るとノリが全然違う。とって楽しかった。 多少ばらつくところがあったよう思うけど、 まあ勢いが良くてノリがいい感じだったからいいかなと。 今回はD調からF調に調を変えて演奏したのだけど、 歌のパートがキーが高くてちょっときつかった。 D調だと低いというのは確かだから(でもこの調で歌うと楽なんだよなあ)、 今度やるときはE調でチャレンジしようかと思います。 まだまだこの曲はアレンジをする余地ありですね。 まあ少しづつよくなってきてると思うので、 今後期待してほしいです。

しかしなんだかステージの上でもう緊張することはなくなりましたね。 自分でもびっくり。最近はもう、人前で演奏することが楽しくて楽しくて 仕方がないという状態です。 ようやく自分のやりたいことができるようになってきていて うれしい限りです。 今回の演奏も細かいところでいろいろ反省点はあるけど、 演奏を聞いてくれた仲間の人達はうちらの演奏を聞いてくれて とっても喜んでくれて楽しんでくれたようなので ほんとにこちらもありがたかったしうれしかったです。 こういう感じで今後も演奏できたらいいなあと思います。




駒場のコンサート(2002.02.24)
久々に1人で演奏しました。 なんかここ1年ぐらいずっと2人で演奏してきたので、 なんとなく心細かったり、さびしかったり。 とりあえずはこれまで一人で演奏した中では多分一番の出来だったと思います。 で、演奏して感じたのはうちの声がすごく大きくなって 通るようになったなあということ。 すごく実感しました。 つい2・3年前まではか細い全然通らない声だったのに。 いい傾向です。 歌の発声練習なんて全然していないし、ここのところろくに練習時間 も取れていないのに。 不思議なものです。いったいなんなんでしょうねえ?
ううん、でも、、、グループで演奏したいなあ。 今うちが演奏しているような曲を仲間で演奏できたらいいなあと。 今のところ、今井直子さんがいるくらい。 なんか悲しいなあ。 一人がリズムを刻んで、もう一人がギターやらなにやらで伴奏して、 もう一人がバイオリンなりピアノなりアコーディオンなりなんなりで リードを取ってみんなで歌って。 最低後一人メンバーが必要なわけです。
もう去年からちょっと今井さんと話をしているのだけど、 これでボンボが入るときっととってもいい感じになるはずなんですよ。 いいギター弾きがいればうちがパーカッションに回ればいいわけで、 単刀直入にいいボンボ叩きがいてもいい。 欲を言えばそれ以外にリード楽器を演奏できれば なお融通が利いていい。
今年中になんとかそういうメンバーが見つかればいいなあ と思っています。(ちょっと無理かな・・・)
まあそれはさておき、とりあえずそれぞれの曲の感想をば。

1. La Paregrinación
この曲は去年の春のミニコンサートでも演奏しました。 ようやくこの曲もある程度リラックスして歌えるようになってきましたね。 ちょっとうちにとってはキーが高めなんだけど、 かなり慣れてきました。 この曲はあまりみんな歌って演奏しないから、つまらない。 とっても素敵な曲だし、歌詞も素敵だし。 ううむ、でもなんとなく物足りないんだよね。 アレンジをそろそろ本格的にちゃんと考えようか。
2. Para Cantar he Nacido
この曲ももうかれこれ2年ぐらい演奏していますか。 この曲を演奏して、ギターの成長の跡が実感できて、うれしいですね。 昔は全然チャカレラっぽくストロークできなかったのに、 今はそれっぽくなってきている。 歌の節回しもようやくチャカレラのリズムに マッチするようになってきたし。 この曲は今度ちゃんとピアノなんかでリードを入れて演奏してみたい。 アベルピントスさんとメルセデスソーサさんが歌ってる録音を持ってるけど、 どちらもなかなかいいのね。 とっても有名でさらに素敵な曲だからもっともっと いろいろ演奏していきたい曲ですね。
3. Merceditas
男性が一人の女性をずっと密かに思いつづける 男の一途な思いを歌った曲ですね (男の一途思いってちょっと不気味かなあ)。 要は好きな女性に振られるんだけど、どうしてもその人以外好きになれなくて、 でもどうしようもなく、年老いるまでひっそりと一人の女性のことを思いつづけるといった感じの曲です。 すごくいい曲なのになにかこう、、、  この曲はやっぱりアコーディオンがほしい。 絶対にほしい。 ギターだけだとすごくもったいない。 全然物足りないし、つまらない。 ギター一本だとどうしてもあの叙情的な雰囲気をうまく表現できない。 うちのギターの腕が悪いと言われればそれまでなんだけど。
4. A don Ata
今回の新曲ですね。 かのアタウアルパユパンキさんを偲んで作られた曲だそうです。 この曲の何が大変って、チャカレラなのにとっても歌詞が長くて 早口言葉みたいな感じなんですよ。 うちみたいに舌の短い人には厳しいです。全然舌が回らなくて 歌詞をなぞれないところがありました。 それがくやしい。 全体の感じはそれなりに良かったと思いますが。 後もうちょっとテンポをゆっくりしてもよかったかなあと思います。
5. Puente Carretero
もう何度もいろんな編成で演奏してきたやりなれた曲。 でも、だからこそやっぱり一人だとさびしい。 まあずっと演奏してきた曲だけあってそれなりに まとまった演奏にはなったと思います。 うちが思うに、やっぱりこういったダンスミュージックはリズム楽器が あってリードがないと厳しいです。 全部一人でこなそうとすると破綻します。 ただ「痛い」だけの演奏になりがち。 今回はあまりそうはならなかったと思うけど、どうでしょう。
6. Adios que te vaya bien
これも今回の新曲。 初めてエスコンディードの曲に挑戦しました。 評判は良かったようです。 このリズムの曲も構成が単純でメロディーが2種類しかなくて とっても楽しい。 今度はちゃんとリード楽器を入れてみんなで歌いたい。 リードが入るとこのリズムの曲ももっといろいろ 演奏しやすくなります。 このリズムだけでなくて、ガトなんかも演奏してみたいのだけど、 やっぱりリード楽器がネックになっています。

今一緒に演奏している今井さんの歌を手本にしていろいろ歌の勉強をしたおかげで、少しは歌の表現が広がったかなあと思います。 今後もっともっといろいろ表現できるようになればあと思っています。

で、今頃になって演奏の録音を聞いております(4月14日)。 聞いてみて思ったんですけど、やっぱり今までの中で一番の出来ですね、はい。以外に抑揚がしっかり出ていて、メリハリがあってびっくりです。1曲に必ず1カ所は致命的な失敗をしてるのですが、まあこれは ご愛敬。今までのうちの演奏と違ってとっても聞きやすいです。 よかったよかった。
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