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かすれゆく日記へ | 日記目次へ戻る

2007年10月25日より、下記、プログへ日記は移行いたしました。

先日日記
(不定期に書き込みしますので、こちらも時々見て下さい。)

某月某日雪

先日、駅のトイレへ入ろうとすると、ちょうど、洋式のトイレより男が出て来たので、入れ代わりに入った。出て来た男が急いでいたので、少しおかしいとは思いつつ入るなり、しばし唖然とした。そこには、出ていった男の排出物が流されず、残っていた。最近よくある、手をかざすと水が流れる仕様であったが、出ていった男は理解出来なかったのだろう。他人の排出物が流れる様は、やはり、あまり気分のよいものではなかった。
読んだ本「焼跡のグラフィズム」(平凡社新書)
 
某月某日晴
先日、夕方、JRの電車に乗ると、バリバリと大きな音がしているので、そちらの方を見てみると、大きなポテトチップスの袋をかかえ、夢中で食べ続ける男がいた。男は、4人掛けの向き合ったスペースの中で、乗り合わせたみんなに見られながらも平然と、ただ、ずっと袋をかかえ、無言で食べ続けていた。周囲もなぜか無言だった。袋からのポテトチップスの匂いはうまそうだったが、多くの視線の中で食べ続けていた男はよっぽど空腹なのか、それとも、よほど無神経なのか。何処を見つめているのかわからない視線のまま男は食べ続けていた。
読んだ本「平凡パンチ1964」(平凡社新書)
 
某月某日小雨
先日、台風がやってきた。偶然、なにも予定がない日だったので、一日部屋の中にいた。せっかくだからなにか原稿でも書こうと思った。だが、日頃さぼっているためか、さっぱり進まない。手書きの原稿用紙へ向かっても、パソコンのワープロの画面に向かっても同じ状態だ。結局激しくなる雨を見ているうちに原稿の事はわすれてしまった。
読んだ本「ふざけんな!」(図書新聞)
 
某月某日小雨
先日、かつて蒼天社にて、出版した漫画の単行本が、東京の東中野駅近くの古本屋で、約半額で売られていた。自分が以前に作った本が古本屋に出回っているのを見たのは初めてだった。思わず、手にとり、眺めた。誰の手に渡り、誰が古本屋へ売り、今後、どんな人に買われるのか、しばらく考えてしまいました。
読んだ本「紙芝居昭和史」(岩波現代文庫)
 
某月某日曇
先日、あんまり寒いので、外出する気もなくなり、炬燵に入り、蜜柑を続けて三つも食べてしまった。しみじみ、蜜柑がこんなにうまかったんだなぁと思った。炬燵は、暖かいが、炬燵から出ている上半身が暖まらない。どうやら、部屋の何処かから、少しづつ、わずかに風が入っているようで、背中が妙に寒いのだが、炬燵から出る事も出来ず、じっと我慢してしまった。
読んだ本「たましいの場所」(晶文社)
    「現代人の論語」(文藝春秋)
 
某月某日曇
先日、某氏との打合せが終わり、夜道を歩いていると、打合せしていた某氏へ、言い忘れていた事を思い出した。某氏は、携帯電話を持たない人で、また、すでに夜だったので、連絡は諦めたが、思い出した事を、また、忘れてしまいそうで、なんだか、おちつかなくなり、早足で歩きだした。横を電車が走る裏道を通った時、思い切り真横を電車が走り去り、その際、なぜだか、毎日見ているMacの起動画面を思い出していた。OS Xは、普及するだろうか、などと、考えていたら、某氏の件は、それから数日間忘れてしまった。
読んだ本「「面白半分」の作家たち」(集英社新書)
 
某月某日晴
先日、とりあえず暑いので扇風機を回した。なま暖かい風。さらに団扇を引っ張り出して、扇風機とは反対方向からあおいでみる。そういえば、なにかで見て、思い出したが、団扇は、あおいでいる時はよいが、止まった時、あおいで動いていた分だけ、数倍暑くなると書いてあったものを読んだ気がする。すると、団扇は、止まる事なく、ずっと、あおぎ続けなければ、なんだかいけない気分になってきた。扇風機は、無意味に首を振り始めるし、この状況を、どうすればいいのだ。
読んだ本「さわの文具店」(小学館)
    「ぼくはオンライン古本屋のおやじさん」(風塵社)
 
某月某日曇
先日、寝不足のまま、夜、知人のギター発表会へ行った。ひさしぶりに、ハッとする、新鮮な発表会で、時間が過ぎて行き、寝不足も忘れてしまった。帰りの電車の中、頭の中は、うまくまとまらない言葉がごちゃごちゃ現れては消えて行き、開いた本が読めなくなった。途中で、とりあえず、缶入りの焼酎を買い、風呂上がりに飲んで、夜中、2時頃寝ようとしたが、なかなか眠れず困った。
読んだ本「カメロイド文部省」(徳間文庫)
    「わが愛の税務署」(徳間文庫)
    「いまアジアが面白い」(晶文社)
 
某月某日雨
先日、黒のコートを来て、帰宅途中の夜、裏道にて、後から自転車にぶつけられた。こちらも痛かったが、とっさに、自転車に乗っていて倒れた若い男性へ「大丈夫か」と声をかけた。どうやら大丈夫なようだったので、よかった。黒のコートを着ていて、見えにくかったのだろうが、よく考えると、あてられたのはこっちだった、ちょっと、驚いたが、まあ、いいか。
読んだ本「魔獣狩り1.2.3」(祥伝社)
 
某月某日雨
先日、夜中に座ったまま、背伸びしたら、背骨が少し、ずれたような気がして、あわてて触ってみた。素人が触ってわかるはずもないが、それから、妙に気になり、背を丸めるのがなんだか怖くなっている。痛くもないので問題はないのだろうが、あまり丸めすぎて、背骨がはずれたらどうなるのだろうかと、真面目に心配してしまう日曜の午後でした。
読んだ本「睡魔のいる夏」(徳間文庫)
 
某月某日晴
先日、あんまり寒いので、夜、炬燵から出られなくなり、どうしても読みたい本を取りに行くのに、炬燵ごと移動して取りに行っている事に途中で気づき、唖然とした。どんどん、なさけない生活になって行く。
読んだ本「文藝春秋漫画賞の47年」(文藝春秋)
    「復活!大人まんが」(実業之日本社)
    「ニューヨークから来た猫たち」(朝日新聞社)
    「戦争中毒」(合同出版)
 
某月某日晴
先日、書店へ入っていくと、店内の棚の中の本の配置がすっかり変わっていた。その書店は、雑居ビルの4Fと、5Fのフロアをそれぞれ半分ぐらい使っている。5Fにあった漫画のコーナーが4Fになり、文芸書や、雑誌等と同じフロアになったので、便利になった気がした。でも、その日は、急いでいたので、5Fへ行けなかったが、絵本のコーナーが4Fから、5Fへ移ったようだ。スペースの都合なので、しかたないのだろうが、漫画と絵本を同じフロアにしないのは、なにか考えがあるのだろうかと、しばらく悩んだのでした。
読んだ本「日本以外全部沈没」(徳間文庫)
 
某月某日曇
先日、酔っぱらった深夜、鼻くそが気になり、取ろうとして、引っ張ると、妙に大きく、奥までつながっている感覚に気づき、そっと、ゆっくり、取り出した。黄色い先の方が、途中から、緑色に近づき、最後の方は、赤くなっていた。まさしく血の色で、怖くなった。その、奇妙な物体を、その後、しばらく眺めた。
読んだ本「近所迷惑」(徳間文庫)
    「怪物たちの夜」(徳間文庫)
 
某月某日曇
先日、新橋で東海道線下りの終電に乗り遅れ、京浜東北線にて、横浜磯子駅まで来て、磯子から、タクシーにて、二宮まで帰ってきた。ひさしぶりに終電に乗り遅れるとさすがに、気付いた瞬間は、帰る気力がなくなり、何処かに泊まろうかとも、考えた。土曜日の午前0時過ぎ、まだ、すぐ電話すれば、都内か、横浜までいけば、知り合いの誰かの所に泊めてもらえるかと、調べると、出てくる顔は、妻帯者ばかり。昔だったら、下宿先へ電話して泊まり込む所が、とても出来そうもない。そもそも、翌日、予定がある事に気づき、タクシーを使った。乗ったタクシーが、元レーサーという運転手で、着いてみれば、午前2時半頃だった。
読んだ本「新しい歴史狂科書」(新潮社)
    「ドス・アギラス号の冒険」(偕成社)
 
某月某日曇
先日、あんまり眠いので、今日はもうなにもしないで半日寝ている事にしようと決めた。とりあえず、決めてしまえば、グースカ寝てしまおうと思ったのだが、これが、困ったことに、まるっきり眠くなくなって、くるではないか。どういう事なのか、起きなければと、思うと眠くなり、寝てもいいぞと思うと、眠くなくなるのだ。どうすればいいのだと、布団の中で、結局、急いでやらねばならない事を考えながらも、起きられない朝のひとときのいいわけを考えるのでした。
読んだ本「キマイラ8(完全版)」(朝日ソノラマ)
 
某月某日曇
先日、眠いのと、トイレに行きたいのが重なってしまった。さらに、電車の中なのだ。電車内のトイレまで行くのが、なぜか、眠いためか、体全体がだるくて妙に面倒になり、すわったまま我慢してしまった。我慢しているのは、大ではなく、小なのだが、体内で、電車が揺れるたび、同じように、横や縦に揺れているような気がするのだ。ただ、一方で、その揺れにまかせ、眠くなり、ついウトウトする、このまま寝てしまい、電車のなかで、寝ながら、漏らしてしまったら、かなりまずいと思いながら、だんだん、ウトウトして来る。・・・と、気づくと、次が降りる駅ではないか、私は、もう我慢限界状態でなんとか駅へ降り、トイレへ向かったのでした。
読んだ本「なつかしい芸人たち」(新潮文庫)
    「キマイラ7(完全版)」(朝日ソノラマ)
 
某月某日晴
先日、蚊を見つけ、なぜだか執拗に追ってしまった。ちょうど、イライラしていたのだ。何度もパチンパチンと両手で潰そうとしたが、その度に逃げられる。諦められなくなり、立ち上がり、部屋を出て、少しとまどったが、蚊といっしょにトイレにはいった。蚊は、軽く輪を描くと便器の中に入るとみせかけ、すっと上昇したようだ。私は、もう、頭にきていたので、蚊を凝視していたはずなのだが、そのまま、気がつくと、便器へ頭を思い切りぶつけてしまった。水の中へ入らなかっただけ、よかったのだろうか。
読んだ本「キマイラ4、5、6(完全版)」(朝日ソノラマ)
 
某月某日晴
先日、暑い日々があまり続くので、冷房をつけて本を読んでいると、いつのまにやらウトウトと眠っておりました。気がつくと部屋の中は、冬のような寒さ、急いで、とりあえず、冷房を止めようと立ち上がったのですが、急いだのがいけなかったのか、冷房ですでに冷えきっていたのか、足が他人のもののように自由にならず、動かないのでした。しばし、マッサージを施し、なんとか生還した日曜の午後でした。
読んだ本「私の岩波物語」(文藝春秋)
    「キマイラ3(完全版)」(朝日ソノラマ)
 
某月某日晴
先日、電車の中でのサラリーマンの会話が、耳に入って来ました。3人のうちの1人が、「いつもMac使っているから、Windowsは、ぜんぜんわからないんだ」と、比較的大きな声で言っていました。しばらく、その堂々とした中年らしきサラリーマンを眺めてしまいました。
読んだ本「本の虫」(弘文堂)
    「キマイラ2(完全版)」(朝日ソノラマ)
 
某月某日晴
先日、漫画家・久里洋二氏の個展の初日パーティーがあり、銀座の画廊へ、お邪魔いたしました。いかにも久里さんらしい面白い作品の中に、中国・瀋陽の日本領事館の事件をとりあげた「爪の跡」という作品があり、印象深いものでした。作品の真ん中に日本領事館の入口から何本もの爪の跡が大きく残っているという作品です。パーティーは盛況で、私は、すすめられるままワインと、ビールを何度も交互に飲んでしまいました。
読んだ本「出版時評1994-2002」(ポット出版)
 
某月某日曇
先日、プラネタリウムを日立シビックセンターへ、観に行って来ました。昔、たしか渋谷にプラネタリウムがあった頃、観に行った記憶があります。映画とは違う、不思議な世界でした。星座の紹介の後、漫画家であり、イラストも描かれる古谷トシタカ氏の作品が、プラネタリウムで上映されました。このような公開のやり方は、始めて観たのですが、星空の中でちょっとしたアニメを観たような得した気分になりました。
読んだ本「ともに彷徨いてあり」(文藝春秋)
 
某月某日晴
先日、喫茶店にて、原稿をまとめていると、隣の席におばさん3人が座り、大声でしゃべり始めました。最初は、困ったなぁと思いましたが、しばらくすると、不思議な事におばさん達の話声が気にならなくなり、原稿に集中出来るようになりました。実は、自覚していましたが、サラリーマンの頃から、移動しながら、原稿を書くくせがついてしまい、静かな、仕事部屋では、原稿がはかどらない体質になってしまったようなのです。しかし、原稿につまったら、その都度、外へ出るのもたいへんなので、なんとか改善したいとは、思っています。とりあえず、その日の原稿は、無事まとめ終わり、おばさん達のまだ話している姿を見ながら、喫茶店を出たのでした。
読んだ本「マンガと著作権」(青林工藝舎)
 
某月某日晴
先日、外出してから、お金がない事に気が付きました。とりあえず、イオカードは、持っていたので、JR東日本、東海道本線に乗り、大磯駅ですぐ降り、ひさしぶりに海へ出ました。大磯から、二宮へ半日かけて、海岸線をのんびり、途中、本を読んだり、昼寝したりしながら、歩いて帰って来たのでした。
読んだ本「新宿池林房物語」(本の雑誌社)
     「百馬鹿傑作選」(実業之日本社)
 
某月某日晴
先日、九州博多へ仕事の打合せで行った時、今回初めて、実用として、マッキントッシュのパワーブックを持ち歩いて、使ってみた。いままでも、持ち歩き、外で使った事は、あったが、仕事として、実際使ってみると、その利便性を実感する。インターネットへのデータ配信や、メール送信が、その場で出来てしまい、助かった。ビジネスホテルのシングルの部屋の中で、一人、夜中、キーボードを叩いている姿は、ちょっと寂しいものだろうけれど。
読んだ本「原宿セントラルアパート物語」(幻冬舎文庫)
    「日本の小出版」(柘植書房)
 
某月某日晴
先日、いつも行く喫茶店が休みだったので、たしか近くにも別の喫茶店があったなぁ、と思いつつ、路地をいくつかまがってみたが、何年か前にあったはずの喫茶店がみあたらない。おまけに駅前にあった書店が場所を変えていた。しばらく歩いていないだけで、変わっていく町を驚きながらしばらく歩き回った。結局、駅の反対側へ行き、小さな始めての喫茶店に入り、しばらくいたが、どうもいごこちが悪く、早々に出てしまったのでした。
読んだ本「20世紀なんでもかんでもベストテン」(現代教養文庫)
 
某月某日雨
先日、天気予報は、台風ではありませんでしたが、電車の外は、大雨、強風でした。駅に着いたらすぐ、階段へ昇ってしまおうと思っていたら、気がつくと向かい側の女子高校生らしき制服を着た女の子が、この冬の大雨の日に、アイスクリームを食べ始めました。駅はどんどん通り過ぎ、私の降りる駅になったので降りようとすると、アイスクリームの女の子も同じ駅で降りるようでアイスクリームのふたをしていました。どうするのかなとなんとなく見ていると、左手にアイスクリームを持ち、右手に鞄を持って、当たり前のような顔をして大雨の降る駅へ降りて行きました。
読んだ本「プリズンホテル4」(集英社文庫)
 
某月某日晴
先日、日頃の不摂生のために、最近では珍しく、連日忙しくなったのはありがたいのだが、やっと峠を越えた頃、ついにダウン、2日、寝たきりになり、どうやら風邪をひいたらしい。サラリーマンの頃なら、それでも会社へ行ったのだが、すっかりだらけてしまっている。
読んだ本「活字狂想曲」(時事通信社)
 
某月某日霙
先日、あんまり寒いので、見上げると、雨ではなく、霙になっていました。このまま雪になるのだろうかと思いながら、その日の打合せの約束をした、東京、渋谷区広尾のあたりを傘を持って歩いていました。ふいに、来年の今頃は、どうなっているのだろうかと、ぼやけた視界で考えたのでした。
読んだ本「吉祥寺幸荘物語」(角川書店)
 
某月某日晴
先日、奥歯2本が、入歯になった。なんともいえない、違和感です。ガチャガチャ鳴らして遊んでいます。
読んだ本「社長ゲーム」(講談社)
 
某月某日雨
先日、じつにひさしぶりに旅行らしく、新幹線に乗り、京都へ行ってきました。日本マンガ学会第1回総会、大会への出席が、主な目的でした。京都に着くなり、周囲は、なんだか、なつかしいような関西弁ばかりの世界が始まりました。京都にいる間中ずっとなぜだか、自然にハイテンションになっていた事に後で、気づきます。大学生の頃、あっちこっち旅行し、まわっていた頃、関西にもよく行ってました。本当は、大阪や、三宮や、伊丹の方へもまわりたかったのですが。来年は、できれば、時間作って、お金もなんとか余裕をもってゆっくりまた、まわりたいと思いました。
読んだ本「キマイラ1(完全版)」(朝日ソノラマ)
 
某月某日晴
先日、独立して、2ケ月が過ぎた。今年(2001年)は、台風の関東への影響が多い年のような気がする。台風の日は、日頃後回しにしている、自分に課している原稿を書いたり、今までの資料を整理したり、周辺が片付けられるので、急ぎのものがあまりない時はありがたい。思い切って、雑誌を整理していたら、大学時代に読んでいた、文芸雑誌や、漫画情報誌が、いっぱい押入から出てきた。おもわず、それから半日、なつかしくなり、次々、読みふけり、その日は、終わってしまいました。これでは、仕事にならないと、後で、反省したのでした。
読んだ本「プリズンホテル2、3」(集英社文庫)
    「闘人列伝」(双葉社)
 
某月某日晴
先日、歯医者に行った。脱サラ独立後、平日の午前11時頃、ひさしぶりに家の周囲をウロウロしながら向かうと、歯医者の中には、近所の酒屋のおじさんがいて、「蒼天社だっけ?始めたんだよね」タウンニュースに広告を載せたので知っていたらしい。とりあえず、歯をなおすことから独立は始まったのでした。
読んだ本「装幀時代」(晶文社)
 
某月某日晴
先日、たむらしげるさんの新刊絵本「すなのおしろ」を購入して、すぐ拝見した。登場する"すなおとこ"の上下にずれた目玉の表情がなんだかずっと気になって、なんだか哀しくなってしまったのでした。異常かもしれないと、砂浜から生まれる"すなおとこ"をながめていたのでした。
読んだ本「プリズンホテル1」(集英社文庫)
 
某月某日曇
先日、電車内で本を読んでいたら、ひさしぶりに、降りる駅に来ても面白いまま、閉じられなくなり、読みながら降りているとおじさんにおもいきり迷惑をかけている立場にいたようでした。どうも、JRの出入り口で一瞬立ちつくしていた馬鹿野郎は、どうやら、私のようでした。すみません。
読んだ本「芸能人別張」(ちくま文庫)
    「本の業界 真空とびひざ蹴り」(本の雑誌社)
 
某月某日晴
先日、書店にて、店内をあちこち回りながら、さかんにメモを取っているおじさんがいた。書名や、値段を書いているのかと思って、横を通るとき、チラッとのぞくと、書くふりをしているだけで、なにも書いていなかった。おじさんは、私に気づくと「なんだよ」と言いながら、メモを隠して、足早に店を出て行ってしまった。私もつられて店を出たのでした。
読んだ本「梶原一騎伝」(新潮文庫)
 
某月某日晴
先日、交通事故に遭い、初めて救急車に乗った。重体ではなかったが、胸を打ったので、検査のため、病院へ行った。レントゲンを撮り、医者は、熱心に診ていた。骨と肺は大丈夫のようだ。しかし、胸が痛い。一応、後日、再検査となった。救急車の中を見回すと、想像していたものより、比較的、大きく感じた。そんなに乗る機会はないだろうから、診察を受けながら、何度も車内を見回してしまった。
読んだ本「定年ゴジラ」(講談社文庫)
 
某月某日晴
先日、電車の中で、突然ひとりの人が笑い出した。話し相手はいないようだ。携帯電話かと思ったが、見ると違う。どうやら何かを思い出して、笑っているようなのだった。周囲の人が気味悪そうに、チラチラ見ている。最近、色々な所でひとりごとや、ひとりで笑い出す人を見ている気がする。気がついたら、ひとりごとを言っているのが、知り合いだったらどうしよう。
読んだ本「海ちゃん、おはよう」(朝日新聞社)
 
某月某日晴
先日、銀座にて、知人の参加していた展覧会を観た。知人は、いつものようにニコニコ笑っていたが、私は、前々日の徹夜してしまった疲れが、まだとれてない事に途中で気づいた。画廊を出ると、外は銀座のよく晴れた真っ昼間。思わず、よろけそうになりながら、人の群に入って行くのでした。
読んだ本「月に呼ばれて海より如来る」(廣済堂)
 
某月某日晴
先日、MacOSXを購入し、とりあえず、外付ハードディスクにインストール完了、早速、外付ハードディスクから起動した。初期のG3のためか、時間はかかったが、無事、立ち上がった。今までも、初めてのOSは、Windowsにしても、Linuxにしても、けっこう感動的であった。今回も夜中にしみじみMacOSXをしばらく見つめておりました。
読んだ本「小説大逆事件」(文藝春秋)
    「ハイエナの夜」(光文社文庫)
 
某月某日雨
先日、某氏のお見舞いに行きました。私の恩師といっていい人です。いつ会ってもエネルギッシュな人でした。その日も、ベットに横になりながらも、元気に振る舞っていました。夜、寝る時、なぜだか私は、しばらくまいってしまいました。早く、元気になって下さい。
読んだ本「スティーブ・ジョブズの再臨」(毎日コミュニケーションズ)
 
某月某日晴
先日、いつも行く古本屋で、今探している本が見つからず、どうしようかと思いつつ店を出ると、外はものすごい強風が吹いていました。ハッと、なぜだか、急に早足で風に向かって歩き始めました。
読んだ本「鬱」(双葉文庫)
 
某月某日雨
先日、床屋へ行って来ました。ぼんやりした寝不足まま行き、店の中は、入っていた暖房が、とっても気持ちよく、耳に入ってきた普段はまったく聞かない、NHKラジオを聞きながら、気がつくとしっかり寝てしまいました。「終わりましたよ」と、言われ、ひさしぶりに、驚きました。
読んだ本「春画」(集英社)
 
某月某日晴
先日、車を運転していると、前の運転手の男が、ふいに煙草を窓の外へ投げ捨てた。「あっ」と、車の中で思わず、声が出た。どうする事も出来ずにいると、次の煙草を吸い出し、しばらくすると、男は、またも窓から捨てたのだ。なにもなかったように、前の車は、スッと次の角で曲がってしまった。私は、ひとり車の中で、怒り狂っていたのでした。
読んだ本「二十世紀」(毎日新聞社)
 
某月某日晴
先日、雨の日、服を着て、傘の中をうろうろしながら、男の後をついて歩いている子犬を見ました。傘もなく、あきらめて、濡れながら歩いていた私でした。
読んだ本「追跡『東京パック』」(無明舎出版)
 
某月某日雪
朝は、晴れていたのに、気がつくと、雪。思わず、外へ出て、顔を上げ、雪を食べました。一日、寒い日で、炬燵といっしょに過ごしました。
読んだ本「霞町物語」(講談社文庫)
 
某月某日晴
先日、TVで駅伝を観ました。家の近くをちょうど通るところだったので、急いで外へ出ると、選手がやって来ました。TVが本当に駅伝を伝えている事を確認しました。
読んだ本「僕はこうしてカメラマンになった」(本の雑誌社)
 
某月某日晴
先日、右の肋骨のあたりが動くたびに激痛を感じ、夜中、目がさめる日々が続いています。思わず、いままでの悪行の数々を思い出し、「もういたしません」と、闇の中、神に祈ったのでした。
読んだ本「知識人99人の死に方」(角川文庫)
 
某月某日晴
先日、一日風邪で寝ていました。せっかくの休日だったのに残念でした。TVばかり見て気がつくと一日があっという間に終わっていました。
読んだ本「腐りゆく天使」(文藝春秋)
 
某月某日雨
先日、実に、ひさしぶりに小説を書こうと決めました。ストーリーは、比較的すんなり出来たのですが、原稿用紙に向かうと真っ白になりました。この状態から始めなければならない事はずっとわかっていました。だから逃げていたのでしょう。少しづつ、書いて行こうと思っています。
読んだ本「日輪の遺産」(講談社文庫)
 
某月某日晴のち曇
先日、レコードプレーヤーを何年ぶりかで使おうとしたら、まったく動かなくなっていた。ひとかかえ残っていたジャズのレコードを一つ一つ確認した夜でした。
買った本「ニッポンマンガ論」(マール社)
 
某月某日晴
先日、古本屋にて、和田誠氏の「SF大会」という作品集を発見、思わず買って、ウキウキして電車に乗ってから、何処かで見た事がある事に気付きました。家に帰ると、やはり書棚に同じものが入っていました。
読んだ本「新匿名座談会」(本の雑誌社)
 
某月某日曇
先日、深夜帰宅、午前3時半過ぎ、カップラーメンなぜだかやたらうまくてたまらず、3個続けて食べてしまいました。
読んだ本「すっぽんの首」(文藝春秋)
 
某月某日晴
先日、そういえば、一日「EYEMASK」誌を編集していた。知らぬ間に昼間から、3時間ぐらいぐっすり寝てしまいました。
読んだ本「陰陽師」(文春文庫)