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作品
 
多行詩3
 
母の事
 
じっと
ただじっと
 
いつも気がつくと
母は笑っている
楽しげに
なにげなく
よりそうように
 
すっと差し出す
母の味噌汁
これがもう
やたらうまいのだ
思わず「おかわり」
 
部屋の丸い所
母は座っている
寂しげに
陽だまりの中
くるまるように
 
私は
言葉もみつからず
遠くから見ている
 
じっと
ただじっと