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作品
 
多行詩4
 
私のロボット
 
やっと見つけた
私のロボット
古ぼけた
埃まみれの倒産した工場の
片隅
壊れて捨てられた
 
「世の中
戦争と平和なら
平和のため
自衛のため
必要なのです」
 
いつの日か
太陽は高くなり
気がつけば
いつも真上にある
あの日
クローンロボットが産まれた
 
「みんな
みんな平和を望んでいる
そのためには
戦争もやむを得ない
わかったか」
 
声高な男がいた
自己矛盾は
そのまま国家となり
正当化され
なぜか
自衛という争いが始まる
 
そっと見つめる
私のロボット
静かな
ゆっくりした時間を呼吸する
瞬間
未来は見えるかもしれない