いつものさかな屋で、サヨリを見つけた。
春先から出始めるイメージであるが、もう出ているのに驚いた。
6尾で600円とやや高めであるが、大きさも十分なので買ってみることにした。
こいつは生臭さがきついのが難点だ。
台所でさばいていても、部屋中に臭いが漂ってくる。
また、内臓をかき出すと、その腹の内側が真っ黒なことに驚く。
銀色の体表や透明感ある身からは想像できない。
細長い魚体を三枚におろす。
小さいのでうまく包丁を入れていくのに難儀する。
極小の腹骨をすいて、頭の方から皮をはぐ。
中骨は残したままであるが、極細でそのまま食べても気にならないレベルである。
刺身でいただく。
さばいた時の生臭さは、ほとんどしない。
ぷりぷりの透明感ある身はクセもなく食べやすい。
以前食べたときは、甘エビのような甘さもあったように記憶しているが、今回はそれはなかった。
旬からずれているためかもしれない。
サヨリの食べ方としては、干物にして焼いて食べるのも美味である。
今回は量が少なかったのですべてを刺身にした。
旬で安く大量に手に入るときには、ぜひやってみたい。
note.
2011/2/24:初版
ref.
「魚の目利き食通辞典」講談社編(講談社)
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