香港主演の映画のブルース・リーの声は、
すべて吹き替え?



香港では、映画は俳優と声優という区分けがありました。また 香港は非常に人口密度が高い為、騒音がひどく 同時録音が困難であると言うことも要因の一つです。
又 当時イギリス領であった香港は、映画の音声を広東語で入れないで 北京語で録音していました。ほとんどの香港映画に関係する人たちは、映画の音声を広東語でいれることを夢みていたそうです。これが実現したのは、マイケル・ホイ主演のミスター・ブーからだそうです。
話が外れましたが、ブルースも同様で 香港資本だけの映画では、ブルースはセリフを映画に入れていません。ブルースが、自分の主演映画(子役時代は除く)で自分の声で話しているのは、燃えよドラゴンだけです。それでは、ブルースの声を入れていた声優は、だれなのでしょうか?
その声優さんは、チャン・ペイ・シャンさんという方です。ブルースの3作品の北京語バージョンに声を入れています。皆さんは、私もそうですが 初めてブルースの映画を見た時は英語版であったと思いますが、これは別の方が声をいれています。その方の名前と写真は、今 私の手元にはありません。
又 ブルースの香港資本だけの映画では、怪鳥音だけはブルース本人の声です。これを疑問視されている方もいるようですが、ジョン・リトル氏も死亡遊戯とドラゴンへの道のアメリカ・バージョン以外は、本人の声だと言っています。私もそのとおりだと思います。
ブルースは、自分の声を吹き替えられるのは、知っていますが その録音現場に立ち会う事が多かったようです。一般に言われているように 怒りの鉄拳でのペトロフのセリフをブルースが吹き替えたり、ドラゴンへの道では、黒人の暴力団やボスの声の一部を吹き替えたりしていた気配が感じられます。又 この吹き替え時に怪鳥音もいれていたと考えても不思議はありません。又 効果音も担当していたようです。 しかし 今となれば、本人の声でセリフを聞ければどれほど良いか解りません。
25周年アニバーサリー燃えよドラゴンの高僧との会話で、ブルースが武道哲学について語るシーンが復活していますが、残念な事に吹き替えられています。一部分がかけていた為、やむ負えなく吹き替えたそうですが、それを吹き替えたジョン・リトル氏でさえ 私に 「私は吹き替えられたセリフは嫌いだ。本物が一番好きだ。」と語ってくれました。本当に残念な事です。





ブルース・リーの雑学的観察に戻る