ブルース・リーのグリーン・ホーネット

  UPDATE 2000/02/27

ブルース・リーのグリーン・ホーネット

解説:

 

ブルース・リー《アメリカ主演第一回作》待望の公開!
全米で記録破りの大ヒット!
華麗なるヌンチャクさばき、激越な”怪鳥音”の雄たけび、そして余人の追随を許さぬ完璧なカラテ神技。「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄
拳」など、全世界を熱狂的な《ドラゴン》ブームの真っ只中に叩き込んだ世紀のスーパー・スター、ブルース・リー。
栄光に輝くこの不世出の天才の、これは爆発的人気の導火線となった記念碑的作品で、わが国でも大ヒットをみた「燃えよドラゴン」よりもさき
に出演して一躍注目を浴びたアメリカ主演第一作でもある。
リー特有のあのきまったポーズ、闘技はいうまでもないが、精悍な表情にふとよぎる少年のようなあどけないプロフィールもまた忘れ得ぬ印象
を与えずにはおかない。
この映画を見ずして、ブルース・リーを語ることはできないとさえいわれる”幻の新作”だが、公開への原動力となったのはもちろん、ファンの熱
意であった。アメリカでは公開一週間だけで500万ドルもの興収をあげ、シカゴでは「エアポート’75」を破る記録的大ヒットとなった。

ストーリー:

 

 

■さっそう登場!黒マスクのヒーロー”グリーン・ホーネット”得意のカラテと最新科学で犯罪に挑戦!

クンフーの王者ブルース・リーのこんどの役は、黒マスクに素顔を隠し、犯罪を追い、悪に敢然と挑む”グリーン・ホーネット”のカトー青年。
得意のカラテ、ヌンチャクのほかに、装飾をほどこした特殊な手裏剣をあやつる。
相棒の好漢ブリッド・レイドにはTV「サーフサイド6」の人気スター、バン・ウイリアムズ。
新聞社の若き社長で社会正義のために健筆をふるうが、凶悪な犯罪には、”グリーン・ホーネット”となって、カトー青年とともに最新科学装置
をこらした愛車《ブラック・ビューティー号》を駆って活躍する。
彼らは警察とは別に行動する一匹狼なのだ。手にする武器はカトー青年のカラテと、決して人を傷つけない”ホーネット・ガス銃”と相手の凶器
などを一瞬にして破壊してしまう威力を持つ”ホーネット・ステッキ”。
彼らは、悪は罰しても血を見ることはできるだけ避けようとする。だが、犯罪は後を絶たず、つぎつぎと新たな強敵に立ち向かってゆく。
ごく最近になっても三つの事件が相次いだ。

第一が”探偵家クラブ事件”。
会員制の同好クラブだが、実は街のダニを駆除すると称して冷然と殺人を行う暗殺結社なのだ。
一味のボス、クレーン《チャールズ・ベイトマン》は真相究明にのりだした”ホーネット”の存在を恐れ、二人にてなれた猛獣狩り用の罠をしかけ
て襲い掛かったが、逆に自らの罠にかかって、あえなく一網打尽。

それからほどなく、”宇宙人侵略事件”が起きた。未確認飛行物体<UFO>が不時着し、ブリッドとカトー青年が宇宙人一団に襲われたので
ある。彼らは二人を脅迫し、地球脱出までの安全を保証させた。その直後、二人は宇宙人とは偽装で、核兵器を悪用して地球征服をたくらむ
狂気の科学者マブー博士<ラリー・D・マン>らの一味である真相をつきとめた。人質となった秘書ケース嬢<ウェディ・ワグナー>を持った小
型発信機のおかげで”ホーネット”は身の危険をもかえりみず、ついに博士の野望をくじき、かけつけた警察に一味の身柄を引き渡したのだっ
た。

”チャイナタウン・マフィア事件”は、カトー青年と暴力団のボス・ロー・シン<マコ岩松>とカラテで対決したことで忘れられないものだった。
ロー・シンは対立勢力のジミー・キー<アル・ハン>の結社を乗っ取ろうと考え、マフィアとも手を結び、悪どい手段に訴えたのだった。
かねて暴力反対のキャンペーンを新聞でもくりひろげるブリットはカトー青年とともに直ちに”ホーネット”として事件の解決乗り出した。
カトー青年がロー・シンを手ごわい敵と強く認識したのはこのときである。平和的に事を収めようする大勢の意向に抗して、ロー・シンは強引
だった。彼もまたカトー青年に激しい敵意を抱いていたのだ。かくして一対一の決闘が始まった。緊張した空気を引き裂く鋭い雄たけび。二人
の身体が激しくぶつかりあい、宙に舞い、互いにとびすさった。カトーのひたいに血がにじむ、と立ちすくむロー・シンが音をたててくずれ落ちた

”ホーネット”はニコリをほほえむといつものうように立ち去っていったー。

■ファンの心に燃え盛る《ブルース・リー伝説》ここに始まる!

ブルース・リーが、彗星のように鮮烈な光芒を放って突然世を去って一年半。だが、その死を惜しむファンの間に、いつとはなしに、さまざまな
エピソードが語り継がれて、やがて、神秘のベールにつつまれた《伝説》が生まれたが、その萌芽はすでにここにみられる。大スターへの足が
かりをつかんだブルース・リーの強烈な個性と華麗な神技もまた、ここから生まれたのである。制作はグリーンウェイ・プロと二〇世紀FOX。プ
ロデューサーはTV「ペリー・メイスン」「ガン・スモーク」などのベテラン。ウイリアム・ドザイヤー。

同時上映/カラー特別短編記録

ブルース・リーのドラゴン拳法

ブルース・リーが自ら考案し完成させた華麗なクン・フー。

スターへの大道を歩むきっかけとなった彼のカラテ神技はいかに生まれたか。その秘密のすべてをフィルムに収めたファン必見の貴重な未公
開記録である。

 

 

 

グリーン・ホーネットは、もともとTV用の30分間の1話完結のドラマです。
ブルース・リーの映画は完成された4本の作品しか残されていなかった為、当時 ブルース・リーの新しい映像に各社躍起になっていました。
この作品もその現れの顕著な例でしょう。
3話を1本に無理矢理引っ付け TVサイズを映画のスクリーンで見せる為の工夫や、日本での公開に当たっては 怪鳥音まで他の作品から
流用して公開した力のいれようでした。しかし 強烈なブルース・リーの晩年の作品公開後であった事とブルース・リーが主演で無く その上
ほとんどのシーンで顔をマスクで隠していた為、その上 アクションがTVサイズで派手さがなくファンの間では 受入がたい作品にもなったのも事実
です。
全体的に暗い画面と子供だましのストーリや最新兵器には、悲しさまでも覚えたものです。
しかし アメコミが一つの文化である アメリカでは、グリーン・ホーネットが1つのヒーローとして受け入れられていたこともあり、また 一部の
地域でヒットした為、「グリーン・ホーネット2 FIST OF THE DRAGON」(邦題:ブルース・リー 電光石火)も作られることになります。
私は グリーン・ホーネットよりも チャーリー・チャンの息子のスクリーン・テスト(邦題:ブルース・リーのドラゴン拳法)のほうが、印象にのこり
ました。白黒でしたが ブルース・リーが語るJKDのコンセプトや実際に行う技に目を奪われました。公開時には ブルース・リーの技だけを
スローモーションで繰り返すシーンが挿入されており その拳や蹴りの速さが解ります。当時 ブルース・リーの映画は コマ落としして撮影され
ているというような、デマも飛び交っていた頃なので この映像がそれらをデマである事の証明のように私は思えました。

・・・・・・・・・ドラゴン・リー

 


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