華やかなショーの幕あいに
踊り出る道化師たち

愛嬌たっぷりの化粧(メーキャップ)
おどけた格好でやることは
必ずどこか間が抜ける

一つの仕草で笑われる
人に つかの間の笑いと安らぎを
それが彼ら道化師の務め

―――月が高く昇り
     星が人々を眠りへと誘うころ
     道化師たちも家路につく

ひとりきりの部屋 鏡の前
舞台の上では人気者の彼に
つきつけられるものは?

落としそこねた化粧と汗と
涙とにまみれた自分
うす汚れた自分