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尾道に関する考察 特別編
おのみち ふしぎ発見の旅 参加報告(1)

2004年10月17日、JC尾道の主催で「おのみち ふしぎ発見の旅」というイベントが行われた。

千光寺山・西国寺山・浄土寺山の尾道三山を中心とした寺社仏閣と向島にある岩屋山との地理的関係をミステリーとして取り上げ、参加者で考えていく。尾道には他の地域(京都や奈良)では地底に眠ってしまった有史以来の文化財や痕跡が、当然のように街中の風景として残されている。
 これらを、地元の尾道大学芸術文化学部芸術学科 稲田全示教授のアドバイスのもとに(社)尾道青年会議所が取り上げてまとめたのがこのイベントである。
 尾道の町並みに当然としてある「風景」や「もの」を改めて「どうしてなのかな?」と考える機会となり、地元の人々が家族・友人・近隣の人と尾道に出かけることができる、そんな内容となっている。  (しおりより抜粋)

 稲田教授はバーチャル尾道プロジェクトを立ち上げた人である。私はこのウエブサイトに触発されて尾道の巨石巡りを始めたようなものなのだ。その稲田教授のガイドでこの地を巡ることができる。なんとしても行かねばなるまい。どんな手段をつかっても。
ネックは、「対象は小学5,6年生とその家族」というところだ。我が息子はすでに中2。しばらく考えた私はJCに電話。お願い作戦に出た。「小学生向けの内容なので中学生以上の方は退屈かと思いますが・・・」と言われたが、「息子がこういう事に大変興味を持っておりまして・・・」と頼み込み、申込み権を獲得した。
 抽選の結果、当選の場合は葉書が来るという。しばらく待って、無事当選葉書が届いた。
 これで行ける!!あとは当日が晴れることを願うのみとなった。

 さて当日。もちろん晴れである。私の行いがよいおかげであろう。受付会場の艮神社にはすでに多くの家族連れが来ていた。
う〜ん。予想より多いぞ。しかし、尾道三山を巡るものと思い、登山用の杖を用意していたのは我が家族だけだった。少し恥ずかしい。まあ、歩くのには楽だからいいか。
ここでしおりと名札をもらい、開会式をする。どうやら我々はミステリーハンターらしい。どこかで聞いたようなネーミングだが、ただ「参加者」というより気分的に盛り上がる。稲田教授はミステリーナビゲーターである。  開会式が終わったらいきなりロープウエイで山頂に移動だ。登らなくていいのか、とちょっとホッとする。

会場入り口の看板。

しおりを開くと、「尾道にあった古代歴史ロマン」という記事がまず出てきた。
小学生向けのイベントということもあり、また、初めての人にもよく分かるように図入りで解説をされている。まずはそのしおりの記事を引用したい。


尾道にあった古代歴史ロマン

不思議な光景の発見となぞ
尾道三山にある千光寺、西国寺、浄土寺が向島にある岩屋山を向けて建てられている。
そのなぞから始まりました。

@岩屋山(向島)には名前の由来となった岩屋(岩のほら穴)のある巨大な岩があるが、きれいに二つに割れている。人工的に割られた形跡があるが、現代の技術では不可能らしい。(この岩は尾道から見て岩屋山の裏側にある。)
岩屋山巨石は、五つの巨石で構成されているが高さが15mくらいある。人工的に岩屋を作るために五つの巨石が組まれた形跡がある。またこの巨石には古代と思われる線刻がいくつか彫られている。

A千光寺本堂から見て、正面にある向島の岩屋山の山頂から冬至の朝日が昇ってくる。(ここまでの観察では古代の天文学が応用されているとは考えてはいなかったが、「天の岩戸」神話に非常に似ていると考えていた。)

B千光寺本堂にも割れた岩がある。この岩の割れ目から岩屋山山頂が見えるが、冬至の朝日が昇ってくることが分かった。

C向島の岩屋山巨石の割れ目にたって観察すると、冬至の夕日がこの巨石の割れ目に沈んでゆく光景が確認された。

D次に夏至の朝日もこの割れ目から昇ってくることが確認できた。

*すべてを総合的に判断すると自然界にあるものを応用し、古代において天文学を熟知した古代の学者と技術者の景観作りではないかと考えられる。

*また「天の岩戸」神話は太陽神復活の話でもあり、尾道向島での環境を応用した地上での「うつし絵」かもしれない。それだけ神話によく似ている。千光寺には有名な玉の岩と鏡岩があるが、古事記に出てくるこの神話は「鏡と玉」で象徴されているのも真実である。
                                           (おのみち ふしぎ発見の旅 パンフレットより引用)

以上を地図に落としてみると次のようになる。パンフレットには図が載っているが、自分で作ってみた。

ふしぎ発見の旅の内容は次回掲載。


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