5.生口島〜大三島(多々羅大橋)

 多々羅大橋は世界最長の斜張橋だ。
世界最長をうたうだけあって、「ぜひ渡りたい!」という気にさせる、何かそそるものを持っている。
生口橋と構造は同じだが、大きさはずいぶんちがう。
美しい弦楽器がふたつ並んでいるようでもあり、大きな鳥が羽を広げている姿にも例えられる。
しまなみの中でもその美しさは際立っている。
これを渡るといよいよ愛媛県にはいる。この橋は100円。
この手前(広島側)で車を降り、歩いて、あるいは持ち込んだ自転車で多々羅大橋を渡ることができる。

大三島から見た多々羅大橋
多々羅大橋大三島側入り口 多々羅大橋生口島側入り口

 多々羅大橋を降りるとすぐ「多々羅しまなみ公園」がある。
ここにはレストランや売店があり、多々羅大橋を眺めるにもよい。少し休憩をしよう。
  大三島は自転車道がきちんと整備されている。
大山祗(おおやまずみ)神社までは峠越えがあるが、この峠も自動車の道とは完全に別に比較的なだらかな道が整備されているので、予想よりは楽に峠を越えることができる。
「国宝の島大三島」の名の通り、国宝・重文に指定された武具・甲冑の8割がここにある。
大山祗神社には楠の巨木がたくさんあり、それを見ても歴史の古さを感じる。
この近くにしまなみの駅御島がある。
また、「伯方の塩」の工場隣に温浴施設「マーレグラッシア大三島」ができた。見晴らしもいいしおすすめである。
 来た道を帰ると今度は左に折れる。しばらく走り、みかん畑を上る。
そうするとこちらには天然温泉の多々羅温泉がある。このあたりで温泉に入りゆっくり休憩などいかがだろうか。
こぢんまりとした温泉で、地元の人が多く、「旅に来たなあ」という気持ちになることができるだろう。
タオル・石鹸等は持参するか、購入もできる。入浴料大人300円。



6.大三島〜伯方島(大三島橋)

さあ、次の島を目指そう。次は「伯方の塩」で有名な伯方島。
 しまなみ公園から南へ行くとぐっと人家も少なくなり、本当にのどかなムードが漂う。
大三島橋のあたりは夕方とおると寂しいかも。
大三島橋へ向かう道はそろそろ疲れてきた体にこたえるきついのぼりだ。
これはこの橋がかなり以前にできたためではないかと思う。
尾道大橋も自転車の通行などまったく考えていないがこの橋も1979年開通。
自転車道を整備したほかの橋とは趣がちがう。(現在自転車道を整備中。ただ2005年5月4日現在ほぼ完成しているものの工事中で通行不可。かえってきつい坂を登らされる。最大勾配10%!)
橋が架かっているところは鼻栗瀬戸と呼ばれる潮流の速い所だ。この橋は唯一のアーチ橋。50円。

入り口付近

 伯方島側の道も上ってくるには結構きつそうな坂だ。下るには楽だが・・。
 大三島橋を下りるとすぐに伯方・大島大橋に来る。その手前にマリンオアシス伯方があり、食事もできる。
 この島の名物、「伯方の塩ラーメン」を食べに足を伸ばしてみるのもいい。
 伯方・大島大橋の下をくぐり、そのまま船折瀬戸を右に見ながら海沿いを走る。
木浦港を目指していくとレストラン・民宿さんわがある。ここで伯方の塩ラーメンが食べられる。
あっさりとして美味。わざわざ食べに行くだけの価値はある。
 ここには吉田博の木版画がさりげなく飾られている。
瀬戸内海にぴったりの版画で、美術館にあってもおかしくないものだ。
もちろん本物。行ったら見てみよう。
 さあ、船折瀬戸を見ながら再び伯方・大島大橋に向かって・・・。


7.伯方島〜大島(伯方・大島大橋)

伯方・大島大橋の入り口へはわりとあっけなく着く。しかし疲れがたまってくるとこれでもこたえる。

最大の難所が最後に待っているので無理をせずマイペースで・・。

この橋は真ん中にひとつある島を境にふたつの橋がドッキングしている。伯方橋と大島大橋をあわせたものだ。50円。

手前が伯方橋、向こうが大島大橋 大島側入り口 伯方島側入り口


さあ、伯方・大島大橋を下りたらいよいよ渡る橋はあとひとつ。最長の来島海峡大橋=三連橋だ。