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ぼくの名はぶらんきー。トムがいつも肌身はなさず持っていてくれるタオル。日本から来た少し毛足の長い、薄いブルーの大きなタオル。ブランキーとは普通、小さな子がいつも抱いているお気に入りの毛布の事(BLANKET-BLANKEY)を言うんだけど、トムのパパやママがぼくの事を「ブランキー」と名付けて以来トムもぼくをそう呼ぶようになったんだ。 トムとの出会いは彼がまだまだ歩く事もできないくらい小さい時までさかのぼる。たまたまママが昼寝の時にタオルケット代わりにトムに掛けた1枚がぼくだった。多くの仲間が代わる代わるトムの事を守ったけどなぜかぼくだけがトムのお気に入りになったんだ。ぼくの兄弟でぼくと同じ形、触り心地のタオルがあるんだけど、それは色が白いからか、トムはこれじゃないと放り投げてぼくを探したんだ。それ以来、彼が眠い時はもちろん、寂しい時や怒られた時はいっつもぼくと一緒。おかげでぼくにはトムの唾液やら口の周りについたソースやらいろいろ付くんだけど、ママがどうにかこうにか洗濯をしてくれるから助かるよ。ママが言う事にはぼくが洗濯されている間、「ぶらんきーがない」ってトムは大騒ぎなんだって。そこまでぼくを思ってくれてぼくはタオル冥利に尽きるよ。 最近ではトムが外に出掛ける時、お留守番のぼくに向かって「ぶらんきーばいばい」と言ってくれるほど成長したよ。これからどんどん大きくなって、きっといつかぼくのことを見向きもしなくなるかもしれない。でもママは約束してくれている。もしトムがぼくを必要としなくなるほど大きくなってもぼくをトムのそばに置いてくれるって。そしてたくさんぼくとの思い出をトムに聞かせるって。 ちょっと早いけど、2歳のお誕生日おめでとう、トム。
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