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  • “ミスター:長嶋茂雄脳梗塞との闘い”
     

  • 目次

  • 起き上がり「おはよう・・・

  • 長嶋監督笑った・・・

  • 長嶋監督のリハビリ・・・

  • アテネはやはり・・・

  • アテネはあくまで・・・

  • 長嶋さん右手動・・・

  • 長嶋さん快方へ・・・

  • 五輪監督後任探しへ・・・
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  • 更新日時 : 20040309()16:56共同通信社
    起き上がり「おはよう」 長嶋氏、ヨーグルトも口に

    プロ野球、巨人の原沢敦広報部長は9日、脳梗塞(こうそく)で東京都新宿区の東京女子医大病院に入院している長嶋茂雄元監督(68)の病状について、長嶋氏がベッドから自力で起き上がり、まひが残る右半身のリハビリテーションを開始したことなどを明らかにした。
     入院後、初めてヨーグルトを食べ、看護師のあいさつに「おはよう」と答えた。
     長嶋氏は午前8時半から約1時間、右手足の屈伸など初歩的なリハビリを受けた。右足は介添えを受ければ上げ下げができ、右手も触れられていることが分かるなど感覚はある。

     

  • 200439日(火) 61分 ](スポーツニッポン)
    長嶋監督笑った!リハビリ開始へ

    病状について報道陣に説明する原沢広報部長ミスターが笑った!!脳梗塞(こうそく)のため4日に倒れ、東京・新宿区の東京女子医大病院に入院しているアテネ五輪日本代表・長嶋茂雄監督(68)が8日、一時期の危険な状態を脱し、病床で笑みをこぼした。あらためてMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた結果、順調に回復していることが分かったもので、病床に伏してから初めての笑顔が、9日からのリハビリ開始の合図となった。
     ほおを赤らめ、口元がわずかに緩む。ベッドの上で長嶋監督は確かに笑みをこぼした。重苦しかった病室の空気が、その時ようやく和んだ。
     緊急入院から5日目。回復の兆しを見せていた長嶋監督の表情に変化が表れた。病室へ入ってくる家族へ向けて笑みがこぼれたのだ。長男・一茂氏(38)によれば「病室に入った人の顔が分かるようで、笑顔を見せて何か話したそうにするしぐさを見せています」という。看病にあたっている亜希子夫人(61)一茂氏ら兄妹4人、そして小俣秘書らに笑いかけるようになった。これには24時間付きっきりで看病を続けてきた家族をはじめ関係者は一様に安どの表情を浮かべ、ミスターの容体を案じていた全国のファンにとって何よりの朗報となった。
     この日は5日以来のMRI検査を実施。前回の検査結果に比べて梗塞の広がりが見られないことが確認された。さらに心配された脳のむくみも、ほとんど見られなくなった。担当医の東京女子医大・内山教授は「基本的には大きな症状の変化は見られません」として、今後も慎重な経過観察が必要であることを強調しながらも「急性期の最も危険な状況を脱出しつつあると判断している」とした。脳梗塞患者にとって最も大事な「最初の1週間」、最大の危機を脱したのだ。内山教授は、今後は抗凝固剤の点滴は続けながらも、脳のむくみがなくなったことで抗浮腫剤を徐々に減らしていく治療方針を合わせて示した。
     危機脱出を受けて、リハビリの専門医が診察したところ、右手にはかなりの麻痺(まひ)が残っているものの、右足の麻痺については改善傾向が見られていることが判明。9日から、まずは手足の屈伸など初歩的な理学療法によるリハビリを開始することが正式に決まり、今後は状態を見ながら言語療法などによるリハビリも並行して行っていく。
     ファンの祈り、願い、そして“家族愛”に応えるようにこぼれた笑顔。
    一茂氏は「看護にあたる家族も気分が少し落ち着いてきています」 と話した。あの天真爛漫(らんまん)な太陽のような笑みを、必ずまた振りまいてくれる。誰もが信じて待ってるその日へ、ミスターの新たな闘いが9日から始まる。

    [ 3月9日 6時1分 更新 ]

     

  • [2004年3月8日(月) 17時44分](スポーツナビ)
    長嶋監督のリハビリは9日から=右足のマヒは改善−巨人が会見

     脳梗塞で入院しているアテネ五輪の野球日本代表監督、長嶋茂雄氏の病状について、巨人は8日午後、会見を行った。それによると、大きな症状の変化は見られなかったが、脳のむくみはほとんど見られなくなったという。この日はリハビリ専門医による診察が行われ、リハビリは9日から開始する予定。また、右足のマヒには改善傾向が見られることが分かった。
     長男の一茂氏は、「病室に入った人の顔が分かるようで、笑顔を見せ、何か話したそうにするしぐさを見せます。看護にあたる家族も気分が少し落ち着いてきています」とコメントしている。会見内容は以下のとおり。
    「東京女子医大の内山真一郎教授の話によりますと、基本的には大きな症状の変化は見られません。本日、MRI検査を実施いたしましたが、その結果、前回金曜日の検査結果と比較すると、梗塞は広がっていませんでした。また、心配されていた脳のむくみはほとんど見られなくなりました。
     この結果、急性期の最も危険な状況を脱しつつあると判断しているとのことです。しかしながら、今後も慎重な経過観察が必要なことに変わりはありません。治療としましては、引き続き、抗凝固剤の点滴を続けていきますが、むくみが見られなくなったことから、抗浮腫剤は徐々に減らしていく予定だそうです。
     リハビリについては、本日は今後のリハビリの計画を立てるために、リハビリ専門医による診察が行われました。その結果、右手にはかなりマヒが残っていますが、右足のマヒには改善傾向が見られることが分かったそうです。明日から手足の屈伸などベッドサイドで専門家による初歩的なリハビリを開始します」
     
  • 200438日(月) 82分](スポーツ報知)
    アテネはやはりミスター 回復待つ後任考えず

     アテネはやはりミスターしかいない―。脳梗塞(こうそく)で東京・新宿区の東京女子医大に入院中の長嶋茂雄・アテネ五輪野球日本代表監督(68)=報知新聞社客員=について、長船騏郎・日本代表編成委員長(79)は7日、「(代表監督は)長嶋君じゃないとできない。(指揮を執るのは)準決勝からでもいい」と、あくまでミスターの復帰を待つ考えを明らかにした。長嶋監督はこの日、熟睡できるようになるなど、順調に快方に向かっている様子。また、女子マラソンのシドニー五輪金メダリスト・高橋尚子(31)=スカイネットアジア航空=が、ミスターに激励の手紙を送ることも分かった。
     長嶋さんには元気になってほしい。でもアテネは長嶋ジャパン以外では勝てない。この相反する二つの願いを同時にかなえるプランを、日本代表編成委員会の委員長が用意していた。所用で訪れていた台湾から帰国した長船委員長が「長嶋君には、準決勝からアテネに行ってもらえばいいのでは」と、決勝トーナメント(8月24日〜)からの参加を熱望した。
     日本学生野球協会の常務理事でもある長船氏は、昨秋のアテネ五輪アジア予選(札幌)に“背広組”で唯一ベンチ入りした。その時の見事な一体感が、いまだ脳裏から離れない。「雰囲気、空気はすごくよかった。あのチームなら普通にやれば金(メダル)は取れる。それは長嶋ジャパンじゃなければできないこと」と力説した。
     そして披露したのが、8月15日からの予選リーグを中畑、大野、高木3コーチで戦い、その後、ミスターが合流するというプランだ。しゃく熱のアテネ滞在の期間を短くすることができると同時に「長嶋さんを決勝に呼びたい」というナインの士気も上がる相乗効果も期待できる。
     もちろんミスターの完全快気が大前提だ。滞在先ホテルの日本語放送で長嶋監督の病状をチェックしていたという長船氏も「忙し過ぎたんだよ。早く治らなくてもいい。うんと静養すればいい」とアドバイス。あくまでも現スタッフを維持。阪神の星野仙一・オーナー付シニアディレクター(57)らの名が後任候補として取りざたされていることについても、長船氏は「それはこちらが決めること。僕が委員長だから」と一蹴した。
     入院4日目を迎えたミスターは順調に快方へ向かっている。7日、都内の球団本部で会見した巨人・原沢敦広報部長(48)は、家族からの報告を受けて「これまでは夜間に体を動かすなど眠りが浅かったようだが、夕べは熟睡することができた」とコメント。また別の関係者は「血色もいいし、いい方向に向かっている」と話した。8日からは担当医による精密検査と、まひしている右半身のリハビリがともにスタートする。長嶋ジャパンの代役が務まる人はだれもいない。あとはミスターの回復を待つばかりだ。
    ◆長嶋さんの病状経過
     ◇4日 朝、東京・
    大田区の自宅で体調不良を訴え、新宿区の東京女子医大病院へ。検査の結果、「脳卒中の疑いがある」と発表された。
     ◇5日 精密検査の結果、左の大脳に脳梗塞が生じ、右半身に軽いまひがあることが分かる。「失語症と見られる兆候は見られない」「(今後は)手術の必要はない」と同医大の内山教授が説明。
     ◇6日 脳の血流を調べる「脳血流シンチグラフィー」検査を実施。「血流が低下しているところは、当初よりも狭い範囲にとどまっている」と発表された。また、問いかけに対する反応が早くなり、まひしていた右手を動かすなど、超人的な回復力を見せた。

     

  • 200438日(月) 63分](スポーツニッポン)
    アテネはあくまで長嶋監督で

     日本代表編成委員会・長船騏郎委員長(80)は7日、8月のアテネ五輪本番はあくまで“長嶋ジャパン”で臨む考えを示し、長嶋監督の復帰を8月24日の準決勝まで待つ方針を明かした。滞在先の台湾から帰国した長船委員長は「準決勝まで待つくらいのつもりでいる。予選リーグはコーチ3人がいれば勝てる。金を獲るには長嶋君しかいない」と説明。チーム合流はメダル獲得をかけた最大のヤマ場となる準決勝からでOKとした。
     長男・一茂氏は5日の会見で、五輪監督について「無理はしてほしくない」と話したが、その時点で病床の長嶋監督は小俣秘書を通じて代表スタッフに「選考作業や発表は予定通りに進めてほしい」と連絡を入れた。2月23日の監督を含めたスタッフ会議で第1次候補選手選考の叩き台はできており、長嶋監督の意向を受けて、15日のスタッフ会議を経て予定通りに第1次候補選手を31日に発表する。五輪本番で予選リーグを監督抜きで戦うことにも、中畑ヘッドコーチは「われわれは長嶋ジャパンとしてやっていく」とだけ話した。
     長船委員長は「今はうんと静養してほしい。あの(予選の)チームだったら本番でも金が獲れる。長嶋君でいかにゃいかんよ」と語気を強め、一部報道で前阪神監督の星野仙一氏らが後任監督候補として挙げられたことには「それはこちら(代表編成委員会)が決めること。他の監督をエントリーすることは考えていない」。長嶋ジャパンで金メダルを狙う姿勢をあらためて強調した。

     

  • 2004年3月7日(日) 9時14分 (日刊スポーツ)
    長嶋さん右手動いた! 8日にもリハビリ

    長嶋監督の見舞い後、報道陣の取材に応じるデーブ大久保氏(撮影・塩畑大輔) 脳梗塞(こうそく)で倒れた日本代表の長嶋茂雄監督(68)が
    「超人的」な回復をみせた。
    6日、入院中の東京女子医大病院(東京・
    新宿区)に
    見舞いに訪れたデーブ大久保氏(37=野球評論家)が
    長男一茂氏(38)から聞いた話によると、
    同監督はこの日、
    軽いまひ状態の右手を開いたり握ったりしたという。

     担当医師団によると意識レベルも改善され、
    問い掛けに対する反応も速くなっており、
    明日8日にもリハビリをスタートさせることが発表された。

     驚くべき回復力だ。
    現役時代から「ブーちゃん」と親しみを込めて呼ばれていた大久保氏が、
    恩師の見舞いに訪れ、
    一茂氏、監督付きで球団総務部主任の小俣進氏らから病室の様子を聞き、
    その内容を明かした。

     「元気みたいです。安心しました。超人的みたいですよ。
    (まひした右手を)グーパー、グーパー動かしているようです。
    (一茂氏が)『医者もビックリしている』と言ってましたよ」。

     この日も家族以外は面会謝絶の状態で「遠慮なさすぎましたかね」と苦笑いしながらも、
    回復の早さを心の底から喜んだ。

     小俣氏も「昨日より顔色が良くなっている。
    すごい回復だね」と目を丸くするばかりだ。
    この日は亜希子夫人(61)一茂氏ら兄弟4人が付きっきりで看病し、
    夜は一茂氏と三奈さんが徹夜で付き添った。

     前日、一茂氏が「家族としては神様に祈るしかない」と沈痛な表情で話していたが、
    まさに家族の思いが伝わったかのようだ。

     巨人の原沢敦広報部長も東京・神田の球団事務所で
    午後3時から経過報告を行った。
    この日は内山真一郎神経内科教授らによる治療が行われ、
    脳の働きを調べる脳血流シンチグラフィー検査を行った。
    その結果によると、
    こうそくがみられた範囲の周辺でも血流が低下している所見がみられたものの、
    当初の予想よりは狭い範囲にとどまっているという。

     今後も点滴による抗凝固剤、抗浮腫剤の投与を続けていくことによって、
    脳のむくみ、血栓などを防いでいく。
     同部長は「意識レベルは改善され、
    家族の問い掛けへの反応も速まっています」と説明した。
    さらに、医師が聴診器を当てようとすると自ら左手で胸を開けようとするしぐさもみせたという。

     一茂氏は球団を通じて
    「父は左手で数字を数えるようなしぐさをしていました。
    報道を通じて多くの関係者、
    ファンの皆さまからの励ましをいただき深く感謝しています」とコメントを発表した。

     明日8日は再び磁気共鳴画像装置(MRI)検査を行い、
    並行してまひしている右半身のリハビリを早くも開始する方針だ。
    倒れてからわずか2日後に、まひしている側の手を動かしてしまうとは、
    いかにも長嶋監督らしい。
    まだ予断は許されず、早期に回復できると判断するのは早計だろう。
    ただ、プロ野球界のスーパースターには、「超人」という言葉がよく似合う。
    明るい兆しが見え始めたことだけは確かだ。

     

  • 2004年3月7日(日) 8時6分 (スポーツ報知)
    長嶋さん快方へ!リハビリ開始 「すごい回復力」

     アテネ五輪野球日本代表の長嶋茂雄監督(68)=報知新聞社客員=が6日、驚異的な回復力を見せた。脳梗塞(こうそく)で東京・新宿区の東京女子医大病院に入院している同監督の病状について、巨人の原沢敦広報部長(48)が神田錦町の球団本部で会見。「意識レベルは昨日より改善されている」という主治医の所見を発表したほか、面会した側近も「すごい回復力」と証言。さらに、8日からリハビリが開始される方針も決まり、快方に向かっていることが分かった。

     日本中の「頑張れコール」がほんの少しミスターの背中に届いた。入院3日目を迎えた長嶋さんの容体が快方へ向かいかけた。東京女子医大病院側から、精密検査の結果などの説明を受けて、行われた原沢部長の会見には、朗報の響きがあった。

     同部長によると、この日は、脳の血流の良しあしを調べる「脳血流シンチグラフィー」検査を実施。「昨日(5日)の検査で梗塞が見られた範囲の周辺でも、血流が低下しているところが見られましたが、当初、心配していたよりも狭い範囲にとどまっている」と、まず症状の顕著な悪化が見られないことを発表した。

     ミスターらしさを見せたのは、医師が病室を訪ね聴診器を当てようとした時だ。「(長嶋さんは左手で)自ら胸を開けようとするようなしぐさを見せたそうです」それは、相手の気持ちを思いやり、お願いされる前に相手の意向に応えようとする、普段の長嶋さんそのものの行動といえる。医師の問いかけに対する反応も速くなっているという。

     また同部長に託された長男・一茂さん(38)の談話によると「父は昨日に比べると、顔色がよくなったように思います」とのこと。さらに左手で数字を数えるようなしぐさも見せているという。

     この日の昼間、亜希子夫人と4兄妹の家族6人が病室に勢ぞろいしていたことも、いい影響をもたらしているのかもしれない。1993年以降、長嶋監督に広報兼マネジャーとしてそばについている巨人の小俣進総務部主任は午後4時、報道陣の前に姿を見せ「すごい回復力。顔色もよくなっているし、安心してください」と、回復ぶりを強調した。

     今後は、血流をよくし、脳内のむくみを抑えて、梗塞の再発を防ぐために点滴によって「抗凝固剤、抗浮腫剤」を投与していく。同時に週明けには再度、磁気共鳴映像法(MRI)検査と並行して、病室内で現在、まひ状態にある右半身のリハビリも開始することになった。

     ささやかではあるが、確かな前進の兆し。小さな朗報が積み重なって、いつの日か長嶋さんにあの華やかな笑顔が戻る日を、日本中のミスター・ファンは信じて待っている。

    ◆一茂さんコメント

     今日(6日)、昼間は母と私たち兄妹4人が付き添いました。夜は私と妹の三奈が泊まり込みで看病する予定です。

     父は昨日と比べると顔色がよくなったように思います。左手で数字を数えるようなしぐさをしています。報道を通じて多くの関係者、ファンの皆さんから励ましを頂き、深く感謝しています。とにかく、今は治療に専念したいと思います。

     

  • 2004年3月6日(土)14時32分 (スポーツ報知)
    五輪監督後任探しへ 候補に中畑コーチ、星野さん、原さん

    大リーグ・談笑する星野前阪神監督と松井秀―フィリーズとの試合後、テレビ局の取材で訪れた星野仙一前阪神監督(右)と談笑する大リーグ・ヤンキースの松井秀喜外野手(5日、米フロリダ州タンパ)(時事通信社)14時08分更新 長嶋監督倒れる―緊急事態を受け、球界首脳からは一様に回復を祈るコメントが聞かれた。根来泰周(ねごろ・やすちか)コミッショナーは「早期に全快し、現場復帰されることを祈るばかり」とエールを送った。しかし、午後には巨人・土井誠球団社長がコミッショナー事務局を訪問。根来コミッショナーに病状についての説明を行うなど、緊迫した空気に包まれた。監督続行に不安を抱く一茂さんら家族の意向も伝わったようで、コミッショナー事務局、監督決定権を持つ日本代表編成委員会は早期回復を待ちながら、後任選考にも備えることになりそうだ。

    根来コミッショナー「早期回復祈るだけ」
     五輪までのスケジュールは粛々と進んでいる。五輪派遣選手の第一次エントリー(50人)締め切りは今月31日。22日の実行委員会で各球団に候補選手を通知、その後、名簿発表という段取りになっている。長嶋監督は小俣広報を通じて「(選考)作業は予定通り進めて下さい」と伝えてきた。ミスター復帰が最優先。しかし、難しい状況になった場合は中畑清ヘッドコーチを昇格させ、回復状況を見ながら、例えば総監督に就任するなどの手もあるだろう。

     復帰が絶望となった場合は阪神・星野仙一オーナー付シニアディレクター、原辰徳・前巨人監督(スポーツ報知評論家)など、カリスマ性を持つ新監督の名前が挙がってくるかもしれない。いずれにしても、五輪本番まであと5か月。代表チームは難問を抱えた。

    ◆山本アマ会長 指揮もう一度

     全日本アマチュア野球連盟の山本英一郎会長(84)が都内で「もう一度、陣頭指揮をとってほしい」とアテネ五輪での長嶋ジャパン継続を祈った。「長嶋ジャパンは予選を見事に戦った。彼が柱だから、治ってほしい」と訴えた。2月20日の会談時も、風邪気味のミスターを心配していたという。自身も3年前、軽い脳梗塞と診断され、今も右手のしびれを感じることがあるだけに「彼にいろんな役職を頼みすぎ。スケジュールをこなすのも大変だっただろう」と話した。

    ◆星野"監督"手続き上可能

     阪神の野崎球団社長は5日、長嶋監督が退いた場合、後任に前阪神監督の星野オーナー付シニアディレクターが就任する可能性について「現時点で長嶋さんが指揮を執られることを期待してるし、そうなると予想している」と話した。また「仮定の話はできない」と断った上で、手続き上の問題については「オーナー判断になりますが、(球団との)契約上は可能」と説明した。

     

    (2004/3/6“脳出血との闘い”−「続・コラム04-5」として刊行:ケンイチ)

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    制作・管理:ケンイチ“脳出血との闘い− 続・コラム−“ミスター”:脳梗塞との闘い−3/6〜9”