悲しみの「つくばりんりんロード」








突然悲しいメールが携帯に飛び込んできた
不謹慎かもしれないが あえてレポUPしようと思う
自分自身への戒めとすべての人の安全を祈って・・・
山でも自転車でも いや日常においても誰でも遭遇する可能性があるからだ

メールは猪苗代湖へご一緒した得意先の取締役営業部長Mさんからだった
サイクリング中転倒事故を起こし入院中であると・・・

8/14 筑波の風返し峠を超え 岩瀬市へ降り土浦方面へ向かう途中だ
同行者は猪苗代湖にご一緒した100kmマラソン完走者のHさんと二人だったそうだ
つくばりんりんロードを岩瀬駅より2〜3km進み 工事中の圏央道を超えたところで
突然の雨が降ってきた「真壁の休憩所まで行けば雨宿りができる」と先を急いだ
そして それは突然おとずれた なんてことのない 直線の道だ
M部長はハンドルを取られ いきなり転倒した 「油の上にのったみたいだった」
自転車で転倒というと通常は笑い話で済まされる 軽視しがちだ
後ろを走っていたHさんも いきなりM部長が倒れたので驚いたそうだ
そして M部長は何時まで経っても起き上がってこない・・・
倒れたショックで右大腿骨骨折!! 右股関節すぐしたの付け根の骨が折れたのだ
雨は次第に強く降ってくる 右脚はまたく動かない Hさんに手伝ってもらって
しかたなく道端の土手まで移動して横たわるのが精一杯だったそうだ

Hさんが近くの民家まで行き(事故の場所や位置が不明なため) 救急車を要請した
救急隊がくるまで30分かかったそうだ その間雨は上から容赦なく降り続け
横たわった土手からは滝のように水が流れ まるで川の中に横たわっているようだ

30分後救急隊が駆けつけた時は 体温は奪われ 全身硬直して痙攣に襲われていたそうだ
Mさんはそのまま 岩瀬市の総合病院に運ばれたのだった

8/17 Mさんの手術が行われた 通常骨折と聞くとギブスで固め2ヶ月後位には完治する
と思うが Mさんの場合は折れたところが股関節に近く ギブスで固定しても骨が付く保障は無いそうだ
そこで チタンの人工骨を股関節ごと入れ替え折れた骨と接合する手術になった
そう 人工骨移植手術という大きな事態となってしまったのである 


原因は・・・つくばりんりん道路は自転車専用道路であるが 路面上はペイントされ雨が降ると非常に滑りやすい 
管理は地元ボランティアが運営しており 路面も荒れていたり コケが生えているような箇所もある
けっして 程度が悪いとは思わない むしろ とても整備されており 素晴らしい専用道路だと思う
それは晴れて路面が乾いている状態の時であって 路面が濡れると サイクリストに牙を向くのである
また 近隣の民家や倉庫も隣接しているので 落ち葉や果実も季節になると 落ちてくるのである
Mさんがいうには 雨で濡れていて コケがあり その上を落ち葉があった・・・と
その落ち葉の上を通過したときにいきなり ハンドルを取られ 転倒した・・・と

なんてことのない平坦の直線道路を普通に走っていただけなのに 突然スリップして転倒
通常は考えられないことだが 実際に起こったのである


Mさんのお見舞いを兼ねて 現場をどうしても確認したくて「つくばりんりんロード」を走ってみた
実際走ってみて晴れていればすこぶる快適な路面状況だとおもうが
濡れていると危険だなぁと思う箇所が結構あった
特にロードバイクのような細いタイヤだとてき面にすべりやすいのだ
水溜りの跡も何箇所もあった雨天では相当神経と注意が必要だ



「つくばりんりんロード」は昔の筑波鉄道の線路の跡を利用してできた
自転車専用道路で土浦駅〜岩瀬駅までの全長40.1kmのコースになっている
鉄道の線路だけあって途中 駅のホームが休憩所になっていたり
トイレも綺麗に整備され 観光や飲食も手軽にできるコースとなっている


自宅から輪行でJR土浦駅に降り立つ さっそく自転車を組み立てるが
暑さで汗が異常なほど噴出してくる コンビニで水と氷を調達して出発だぁ


土浦駅スタートだ りんりんロードの案内があるのでわかりやすい



案内板が充実しているので安心だ



スタートしてすぐに直線コース コンビニもあってベンリだぁ
しかし このブルーのペイントは雨だとどうなるのだろう?



駅の跡はちゃんと標識が立っている 距離表示があるので安心だ



のどかな田園の中を走る  駅のホームが残っている



池のすぐ横をぬけたり 名所旧跡も多い こんどゆっくりきてみよう



歴史ある「北条」の街 う〜〜んゆっくり訪れたい



やがて 中間地点の筑波駅 駅は無いのにバスターミナルがあった
ここら辺から筑波山の眺めがよくなってくる
が・・・今日は暑さがはんぱじゃない!! 暑い・・
それに後頭部に痛みが走る・・・なんだろう・・・



一旦125号の国道を走る ちょっと迷うがすぐにわかった
ここが入り口だった  こんな遊び心の仕掛けもあった



あまりにも後頭部の頭痛があるので 真壁の休憩所でしばし休憩をとる
日陰で体を冷やし 冷たい水を多めに採ったら 痛みは消えた
熱中症のはしりだったのだろうか・・・休憩後は大丈夫になった



田園の中をひた走る  でもこのようなオアシスがあるので助かる



時折現れるホーム跡は郷愁をさそう 多くのドラマがあったのだろう



やがて 終点 岩瀬駅に到着 ここはJR水戸線になっている



今回もニューホイールを装備してきた



岩佐駅は素朴な駅だが この近辺では大きな街である
現在は合併して桜川市となっている


M部長のお見舞いを申し上げ、リハビリ用の靴と靴下を近くの
ショピングセンターで用意して差し上げた
手術翌日から車椅子に乗る練習をしているそうだ 来週からは歩行の
リハビリも始めるとのこと 脚の筋肉を強化するのも必要だそうだ
M部長は早く自転車に乗りたがっていた・・・

早々の回復をお祈り申し上げます またご一緒できる日が早く来るよう願っております


帰りは同じコースを土浦に向かって走るのだが 40kmずっと向風だった
土浦に着いたのはpm6:20だった




ここが事故現場と思われる 何て事の無いところだ なぜダ!! 原因はわからない
ただ一つ 気になることがあった 熟した柿の実が潰れて落ちているのだ
ボクも何度か踏みそうになった これが濡れてる路面で落ち葉に隠れていたら
それを踏んだら・・・と思うと 怖くなった・・・・






今日のデータ
走行時間4:33 走行距離92.59km 平均速度20.2km 最高速度36.5km 累積走行距離3323.1km

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2006年8月19日