悪石島には40数日滞在しました!! ( 上 )
日本の陸地で46年ぶりとなる、今世紀最大といわれる壮大な天体ショーが22日に繰り広げられます。
中でも人が住む土地で皆既日食時間が世界最長かつ今世紀最長になるとして話題を呼んでいるのが、トカラ列島の悪石島(あくせきじま)です。
皆既継続時間が6分25秒と有人地域で最も長い鹿児島・悪石島に、実は30数年前にヘラ鮒以外の釣りの集大成に超大型の魚を釣りたく成ったので会社を退職して40数日間滞在した事が有ります。
長期滞在に成った大きな理由は単に海が穏やかな条件付きで一週間に一便しかなく、鹿児島から十数時間掛けての貨客船での船旅だったからです。
当時は港も整備されていなくて、数百メーターの沖合いからハシケに乗り移っての上陸だったと記憶しています。
悪石島に釣に行ったのは巨大なG.Tやシマアジ、南限とされている石ダイを釣りたかった事も有ったのですが、最大の理由は当時は宿泊施設も無くて、伯父さんが島で教員をしていて宿泊が可能だったからでした。
本土から態々島に釣に来る人は皆無だったので、島での釣りの情報(奄美大島から船をチャーターして釣をしていた方はいたそうですが?)は全く無かったのです。
エンジン付きのボートは一隻しかなくて、取った魚を保存して置く冷蔵庫も無かったので、漁師の方は夏の季節は沖合いに産卵に来る飛魚を適度に取ってきて、腹を割いて天日干しにするのが日課でした。
着いた翌日からはポイントも何が釣れるかも分からないままに飛魚を譲り受けてのナイター釣が始まったのです。
三枚に下ろした片身を縫いざしにして、期待を込めて単三電池が入る電気浮子(沖合いで飛魚漁をしていた漁師の方達は初めて見る大きな電気に最初は流れ星が落ちて来たのか?と真剣に驚かれたのです。)浮子を沖合い50m付近に投げ込みますと、一投目から正に“ズバッ!”と浮子が消し込まれたのです。
全力で思いっきりしゃくると、正に根係状態で“ピクリ”ともしませんでした。一瞬、”根係がした!”と思いましたが、ひっかる訳が無いと思い直して、後ろ向きに引っ張って歩き出すと物凄い行き良いで走り出したのです。
時速数十キロのスピードに成す術も無く走るだけ走らせました。100m位走ってから、今度は“ピタッ!”と止まりました。“バレタ!?”かと思った瞬間に、こちらを向いて猛突進して来たのでした。
糸ふけを防ぐために猛スピードでリールを巻き、やっと竿に手応えを感じた時には足元迄近寄っていたのです。 そして、“ガボット!”大きな口で80cm強のG.Tが顔を出しました。
( 下 )
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