何時もの様に少し早めの定刻に起こしてくれました!! ( II )


最近は少し酒を飲む様に成ったのと以前の様に釣に行く前夜の興奮も無くて。例え今回の様に池際に横付けの現場で有っても結構眠れるのです。
何時もの様に11時過ぎに電話やメールが有って目が覚めてカーテンを少し開けて池を見たのですが、相変わらずの強い北風と冷え込みで静かな物でした。
流石に今夜は駄目か?と再度の眠りに就きました。“バッシャ!バッシャン!”の音に目が覚めて再度池の方に目をやりますと、風もすっかり止んでいて水面がざわついているのが車の中でも容易に分かりました。

携帯電話の時計を見ると1時過ぎでした。“今日は定刻より少し早いかな?”と思いながら上着を着てドアを開けますと、道を隔てた反対側の側溝の遥か先まで“バシャ、バシャ”と凄い量の魚がハタイテいたのです。

慌ててエサを作り、ケミを点けて釣を始めました。
大量の魚の接岸による水の動きで水深の無い場所でしたので浮子が左右に“フワフワ”と動いて竿を持つ手にいやが上にも力が入りました。

スレをかかないようにゆっくりと上げるのですが、時にスレテしまいます。20分位のエサ打ちの後に馴染み際に触りが有った直後に浮子がゆっくりと浮上がって来ました。
超浅場でしたので伸される事を心配したのですが、少しのやり取りの後に何とか玉網に入りました。大事にルーラーに載せて検寸して見ますとまずまずの49cm強でした。

普通ならこれで終わっていたと思いますが、すぐさま再開しての2投目です。待っていましたと言わんばかりに、“馴染が悪いな?”と思った瞬間に正に一節“ドスン”と入ったのです。 
すかさず合わせた手に確かな重量感が伝わって来ました。今度は大した抵抗も無いままにすんなりと玉網に滑り込んだヘラを見て、先ほど因りは少し大きいのが分かりましたので、“もしかして”と思い、外灯の下で何度もルーラーに載せて計ったのですが、眼鏡を掛けて居なかった事も有るのですが?見た目には49.8cmしか有りませんでした。
一瞬“残念!”と思ったのですが、その日は一人では無かったので板谷君に手持ちの写真を撮って貰おうと寝りに着いて直で有るのは分かっていたのですが、車のドアを何回か叩きましたが返答が全く有りませんでした。
(翌日に聞いた話なのですが、直ぐに起きたそうなんですが、福富君だと思って知らん振りをしていたのだそうでした。)

彼も二日間寝ていないのだから、少々の事では起き無くても当たり前で“もう良いか!”と一旦は諦めたのですが、放す直前に“こんなチャンスはそう何度も有る訳では無い! Bigな奴に載せる写真を取らなければ!”と自分に言い聞かせて、再度ドアをノックしました。
今度は直にスライドドアを開けてくれて、“良いヘラですね!”“何センチですか?”と目を擦りながらの寝惚け眼で聞いてくれました。

“丁度やと思うねんけど?無いかもわからへん。”“写真を一杯撮ってくれる!”とカメラを渡したのでした。実は何枚も撮って貰ったと思った手持ちの写真は結果的3枚でした。
そんな最中も道路を挟んで池も田んぼの側溝も魚だらけでした。絶好のチャンスだったのですが板谷君は疲れから、私は満足感から竿を出すことなく車中の人と成ったのです。

電気を点けて眼鏡を掛けてじっくりとカメラのモニターをUPして見ますと、何と50cmを僅かに超えたものが二枚有りまし。

記念すべきの50枚目!!でしたので大感激でした。何回も見直し、過去の50上の事を色々な事を思い出しながら何時しか眠りに就いていました。そして、翌日は仲間全員が管理池並に並んでの釣に成ったのですが、最近に無い記録的な40上のラッシュに成ったのです。

竿14尺・道糸2号・ハリス・1.2号。ハリ・上下共ヘラスレ9号。
エサ・マッシュ+バニラパウダー(2割)+MP(少量)+W4(少量)。タナ・60cm。