鶴田ダムの想い出 ( end )
楽しみにしていたゴールデンウイークに宮之城温泉の玉の湯の片山さん宅に再度お邪魔しますと、お忙しい時でしたのに満面の笑みで迎えて下さいました。
再会出来た事を喜び、お茶を一杯頂いてからダムに向かいました。
“片岡さん、3月と同じワンドに行きますか?”の問いかけに、間髪を入れずに“ダムサイトのゴミよけフェンスにお願いをします”と言いますと船釣りが嫌いな私が、何故ダムサイト指定したのかと思われたのか?少し驚かれた様に見えましたが直ぐさま船着場の対岸の切り立った岩盤の前まで引っ張って行って下さったのです。
岩盤に金杭でも打って有ってそれにロープを括るものだとばかり思っていましたら、竹を凹みにさしてから船を持ち上げられる様に止められたのでした。こうする事で水位の上下に対処出来るとの事でした。
16尺で2本から始めたのですが、数投後にはアタリが出初めて綺麗なアタリで直ぐに入れ食いに成りました。
片山氏はと見ますと全く釣れて無いようでしたので、“どうですか?”とお尋ねをしますと、最初の数枚は同じように直ぐに釣れたのですが、後が続かない。”
“どうしてですか?”に“エサを付けて振り込んで下さい。”とお答えをしました。
仕掛けを見た瞬間に半分位は想像が出来ていたのですが、浮子が立って直ぐに分かりました。
タナが私より深かった事も有りますが、馴染むまでにエサが無くなっていたのです。 “片山さん、それでは釣れませんわ!エサが付いていません。少し練りこんで大きめに付けるかタナを浅くして下さい。”と言いましたら、直ぐに釣れだしました。
片山さんも入れ食いとは行かないまでもコンスタントに釣れだして大喜びでした。昼頃に雨が降りだしまして、もう良いかと止める頃には70枚を超えていました。
早々にホテルに引き上げて、まかない部屋に案内をされて食事をご馳走になりながら“エサが付いて無ければ釣れる訳が無いわな!”の会話に皆で大笑いをしたのです。
少し休憩をさせて貰ってから、家族の皆様の心温かい持て成しに心から感謝をして宮之城温泉を後にしたのです。
以降、釣友と一緒に一度御邪魔したのですが、変わらぬ歓迎に仲間一同感激をしていました。
大型が要ると聞いた九州のダムには、一ッ瀬ダムを筆頭に述べ数十回行きましたが、鶴田ダムに行った回数が一番多かったと思います。
鶴田ダムに始まり鶴田ダムで終わったと行っても過言では無いと思います。有る時、同行者がダムの売店に行った時に、私は一度も入った事は無いのですが”あの方、知ってると指をさされたそうです。”(笑い)
九州のダムでは釣りをされない地元の方々からの情報の提供や駐車場等で大変お世話に成りました。もう、行く事は無いかも知れませんが忘れる事は有りません。
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