黒猫を拾ってきた

  笑っちゃうくらいそっくりで

  つける名前はもう決まってる

  目一杯の愛しい気持ちを込めて


















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  その黒い髪に指を通す瞬間が

  あたしの最大のTPになる

  きっと 涙と幸福と切なさと愛しさが

  全部一緒にやってくる

  他の何にもかえがたい全て


















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  黒猫を見ると あなたを思い出す

  小さな体を抱き上げる優しい腕を

  愛しそうに細める目を


















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  その白くて細い指が好き

  少し骨ばったきれいな手が好き

  あたしだけに触れる特別な手


















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  耳にかかる息も

  あたしを抱きしめる腕も

  なにもかもが愛しくて

  あなたの服を握る手に力がこもる

  涙声をこらえきれないあたしに

  あなたは低く優しく言葉を紡いで

  触れ合う頬に 少しの背伸びもつらくはない


















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  目を開けるとあなたがいて

  その腕の温もりに包まれていて

  上から降ってくる声が心地良く頭に響いて

  耳をよせれば鼓動が聞こえる

  これが幸せっていうのかなぁ


















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