「冷たいね」と言って 握ってくれた手も

  頬をつねる感触も

  なにもかも あたしのものになればいいのに

  少し赤味を帯びた言葉だけは

  あたしだけのものだと そう思いたい



















−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

















  声を聴くたび 嬉しくて

  声を聞くたび 切なくて

  あなたの笑顔に私は惹かれ

  上がる口端を隠すのは

  気付きたくない心を抑えるために



















−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

















  隔てる壁がなくなった時

  あたしは素直に喜べるだろうか

  今はそれだけが不安なんです



















−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

















  いつでも手に入る チープな恋心

  そう そうやって 隔てて 遮って

  微かに残る 無機質 温もり

  次のデートは そうだな

  新宿に行こう



















−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

















  笑って 振り返る その時まで


  あなたの背中を見つめているの



















−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−