HONDA CRF50F
性能はもちろんのこと、とにかくカッコイイので、ナンバー付きならお父さんが街乗りに使いたいくらいです。マジで市販されないかなあ?
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↓'04 HONDA CRF50F   航平車

CRF50Fについて  メーカー希望小売価格¥165900(税込み、'09モデル)

 2004年6月、PWに次ぐ航平の2台目として新車で購入。PWは駿平に譲り、兄弟が一緒に走れるようになると俄然、練習する機会も増えてきました。

 '03年まではXR50という名前で販売され、この'04モデルからホンダの4サイクルモトクロッサーCRFシリーズと共通のデザインになったことを機に名前も変更されました。世界に誇るホンダの名機、カブ/モンキー系の空冷4サイクルOHCエンジンに、ミッションもカブや昔のモンキーと同じ、レバーの無い自動遠心クラッチの3段変速ですが、チェンジペダルはシーソー式ではなく、一般的な足の甲でかき上げるタイプです。車体もモンキーの物がベースになっていると思われ、PWと比べてかなり剛性感があります。事実、このXR/CRF50を使った大人のレースがアメリカで流行、最近は日本でも結構な盛り上がりだとか。そう言えばフリースタイルモトクロスのMX-VILUSの皆さんが、このマシンでジャンプやウイリーをして楽しそうに遊んでいました。 ノーマルの体重制限は40kgなのですが、大人用(?)のサスなどが社外パーツで販売されており、これらに交換することによって大きな体にも対応可能です。全体にPWよりひとまわり大きく、乾燥重量も10kg重い47kg。空車時のシート高は550mmで、適応身長は110cm以上、ってところかな?

↑見た目以上にCRFの方が大きいです。

↑オイルフィルターはこの金網!

半年間で感じたこと

 まだ乗り始めて日が浅いので、今のところ特に問題は出ていません。PWからの乗り換えに際して心配していた、足踏みのリアブレーキには意外と簡単に慣れてくれました。むしろ、フロントの初期の効きがPWに比べて格段に強力なので、最初はよく「握りゴケ」しました。恐らくPWは敢えてマイルドな味付けにしているものと思われ、両車の性格の違いを物語っています。アクセルもブレーキレバーも非常に軽く、握力の弱い子供でも大丈夫。新車のうちはチェンジペダルの操作が硬いのが気になりましたが、徐々に馴染んで来たようですし、変速ができなくても2速か3速に固定しておけば、PWと同じオートマ感覚で走れます。

 最高出力は3.1psと、4サイクルながら同じ50ccで2サイクルのPWに比べて20%以上強力で、3速ミッションを有効に使いこなせば想像以上の走りが可能です。このエンジンについて多くを語る必要は無いと思いますが、始動性、出力特性、信頼性、耐久性、整備性、経済性、発展性など、とにかくすべての性能において非常に高次元でバランスされており、ただただ感心するばかりです。 その中でも燃費の良さは特筆もので、PWと同じ量のガソリンで、2〜3倍の時間ないし距離を走ることができます。・・・あっ、低くて迫力のある排気音も忘れちゃいけませんね。

 車体も頑丈なフレームをはじめ、ホイールはちゃんとスポークだし、リアのモノサスもしっかりダンパーの効いた設定(フロントはスプリングのみ)で、PWやQR(以前販売されていたホンダ版PW)では物足りなくなってしまったキッズ達の走りに対応します。 欲を言えばフロントのサスをもっとグレードの高いものにしてほしいとか、リムをアルミにするなどして、もう少し軽くできないか・・・などど思うこともありますが、先に述べたこのバイクの魅力はこれらを補って余りあるものです。

 メンテナンスについて約半年間で気付いたことは、おおむね整備性は良好なのですが、フレームが邪魔になってエアクリーナーエレメントが外しにくいのと、オイルのフィルターがケース内にある独特の形式で、掃除するまでが大変なこと、そしてチェーンの伸びが早く、ほぼ走行毎に張ってやらないといけないのが面倒なことくらいかな?付属のマニュアルも190ページもある「完全版」なので(PWの物はエンジン腰下や駆動系などが省略されている)、すべての部分の点検整備が記載されています。

 走行性能だけを見れば同じ50ccで何倍ものパワーを誇るエンジンや本格的なサスペンションを装備した輸入車の方が「モトクロッサー」として、よりハイレベルかもしれませんが、残念ながら私は実際に乗ったり触ったりした経験が無いので詳しいことは分かりません。 ただ、車格やスペック、価格を見る限りでは、現状のウチの子供達のレベルや使い方にはこのCRFの方が合っているように思います。「レジャーバイク」としての取っつきやすさ、維持管理のしやすさにおいて、まさに万人向けの懐の深さを持ちながら、乗り手次第でそれらのハイスペックマシンにも劣らぬ走りを可能にし、それを支えるお父さんにもやさしい、とても良くできたマシンです。

私的に見たPWとCRFの位置づけ

 パッと見には同じくらいの大きさに感じ、直線のスピードなど、パワー面でも意外といい勝負をするものの、小さな子供にしてみればPWの方が、低いシート高 (CRF比ー65mm)や軽い車体(同、ー10kg)、簡単な操作など、やはり取っつきやすく、より早くバイクを好きになってくれることでしょう。これらに問題がなければ、レベルが上がっても、より激しい走りに対応できるCRFの方がおすすめ、という具合です。 車格や体重制限、操作方法の違いなどから分かるように、この2台は対象とするキッズの体格や熟練度が少々違っていて、私の身のまわりでも、最初は馴染みやすいPW、次に少し大きくて、足での変速とリアブレーキ操作が加わるCRFを経て、本格的なクラッチ付きモトクロッサーでは最小排気量のカワサキKX65へとステップアップしていくのが定番となっています。私もこの手順が理にかなっていると思います。

 まだまだCRFを乗りこなせていない航平ですが、すでに次のマシン(中古のKX60)がスタンバイしています!そろそろCRFと平行して練習させようかな?と考えているので、その時はまたレポートします。でも、すっかり旧車になってしまった60のレポートなんて・・・?

※この記事は2005年1月に作成され、その後一部を編集したものです。

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