DT125R
「もっとパワーを」と思えるくらいが実は一番楽しいのかも・・・。そうでなくても名車だとは思います。
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 最初は私がDT200WR、妻がCRM80と、別々のマシンに乗ってレースに出ていたのですが、子供が一緒に行くようになると必ず一方が子供を見ていなければならないので、同じ時間帯に2人が同時に走ることができなくなりました。そんな時、1台のマシンを使って男女のペアが交代で走るクラスが新設され、 これ幸いと私たち夫婦も何度かCRMで出場しました。しかし、周りはほとんど80(85)のレーサー。ほぼ同じ車体に圧倒的にパワフルなエンジンの組み合わせなのですから、敵うはずもありません。ストレートや上り坂ではぶっちぎられるので、下りやコーナーで相当無理しないと勝負できず、その結果私が下り坂で吹っ飛んでアバラにヒビを入れてしまったこともありました。

 その一方で、非力なCRMでも頑張れば思ったより速く、何より乗っている本人がパワー不足を少しでも補おうと必死になれるのが楽しいと感じるようになりました。でも、さすがにもうちょっとパワーが欲しいのも事実。そこで、「10馬力ちょっとのCRMでこれだけ走れるのだから、20馬力以上もある2スト125なら相当イケるはず。しかも、DT125Rならセルも付いているので妻でも楽々始動でき、CRMからのステップアップにも最適なのでは?」と思い立ち、探していると、状態の良い中古がショップに入荷。レース専用にするのでボロでも良かったのですが、妻の街乗りセローとCRMを合わせた2台とトレードしてくれるというので喜んで交換しました。ラッキー!

 そのままだと、でっかいライトやリアキャリア、タコメーターまで付いているので250並みに重くて格好も悪いのですが、全部取っ払うとさすが「元YZレプリカ」らしく、軽くてかなりの男前(男だったのか?)。ゼッケンプレートは手近にあったプラ板で作りました。

 レースはノーマルクラスなのでレギュレーションの範囲内で変更をしてあります。まずタイヤをMX用に履き替え、スプロケを変更してファイナルを1速が使えるギリギリまで低くしてあるのですが、元々が超ワイドレシオの為に登り坂では2速で吹けきっても3速に上げた途端に失速気味になってしまいます。元のハンドルは転倒で曲がってしまったので、余っていたDT200WR用のノーマルハンドルを付けていますが、できればレンサルなどに交換したいところです。あと、バッテリーが逝ってしまったのを機にスクーター用の密閉式に替えて軽量化しました。ノーマルより圧倒的に安く、セルもバッチリ回るのでお勧めです。

 長所はクセが無くて素直な操縦性。エンジンもトルクが薄くて立ち上がりや上り坂は苦しいものの粘り強く、回せばかなり元気です。あまり使わないけど、セルが付いているので気分的にも楽。

 逆に短所は足回りが弱いこと。ジャンプさえ無ければ別に問題ないのですが、そういう訳にもいかず、少しでも飛ぼうものならフロント、リア共にフルボトム!特にフロントは、まともに手首に衝撃が伝わるのでそのままでは危険!なので、実を言うとスプリングを200用に交換し、油面や粘度を若干上げて対処しています。正確にはレギュレーション違反かな?

 あとは至って「普通」のDT125Rであり、CRM80同様、これでもレース自体は相当楽しめています。やっぱりパワー不足は感じるものの、私のレースの順位がDT200WRで出ていた頃とあまり変わらないのが不思議。・・・ううむ、喜んでよいのか悲しんでよいのか・・・。

戦うDT125R!頑張ってます・・・。

 2006年12月、レース用に再び(三たび?)DT200WRを購入した為、このDT125Rは売却しました。お疲れさん!というか、これからも達者でな!

※この記事は2004年9月に作成し、その後一部を編集したものです。

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