さらばPW50
子供達はもちろん、お父さんにも思い出がいっぱいのPW50。このマシンが「こどもとくろす」の出発点でした。
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 思い起こせば5年前、航平が4歳になった頃に、このPWが我が家へやって来ました。

 4歳とは言え体重12kg、身長も96cmという2〜3歳児並みの体格の航平が、買ったその日にスピードリミッターを外せるくらい上手に乗りこなしたのに驚かされたものです。美馬モーターランドでの初レースでは、足が全く届かないので停止しただけで転倒してしまう航平を心配するあまり、レース中にもかかわらずお父さんがコース内を後ろから走って追いかけて行きました。

 駿平は3歳の頃にはなんとか乗れていたのに、なぜかあんまりバイクに乗るのが好きじゃなく、その後5歳くらいになるまでほとんど乗る機会がありませんでした。しかし、ある程度体が大きくなって自由が利くようになると俄然興味を見せ始め、自ら進んで練習するようになりました。

←初めてPWに乗る航平。足が届かないので発進、停止はお父さんの手助けが必須。手が小さくてレバーも握れないのでノーブレーキ走行です。

←フルフェイスはサイズが大きすぎて全く合わず、仕方なく自転車用のヘルメット、ブーツもスノー用で代用。初レースの時もこのスタイルで、周りから「フルフェイス買ってあげれば?」なんて言われてました。

→PWでウィリー?!ではなく、ジャンプの練習中。

←5歳の頃の駿平の練習風景。気のせいか、現在よりも上手そうに見えます・・・。確かにこの頃は余計なことは考えずに、言えば言ったとおりに走ってくれました。

→ジャンプも以前の方が良く飛べてたかも・・・(笑)。

 レースに、練習に、遊びにと、思い出がいっぱい詰まったPWですが、オークションに出品して売却することにしました。乗らなくなったバイクをずっとガレージにしまっておく余裕もありませんし、新たなキッズライダーやその家族と共に、また新しい思い出をいっぱい作る方がPWにとっても本望でしょう。

 そして駿平のニューマシン、CRF50Fの納車を機に、PWに最後の整備と嫁入り前の化粧直しを施し、永年の労をねぎらってやることにしました。まずは入念に洗車し、可動部やワイヤー類への注油、グリスアップ。プラグやエアクリーナー、ブレーキ周りも心を込めてしっかり整備。

 お次は化粧直しです。外装は樹脂製で磨いたり塗装したりできないのでとりあえずパス。金属の塗装部分からいってみましょう。

←ブレーキワイヤーの摩擦や転倒によって塗装の剥がれが目立つフロントフォーク。

→フロントホイールを取り外し、缶スプレーで塗装しました。

←何でこんな所が?ホイールにも塗装の剥がれた箇所がありました。

→こちらは自動車用のタッチペンでレタッチ。ちょっと色目が違ったけど、サビの進行を食い止める意味もあるし、何もしないよりはマシですよね?

←フレームもブーツが擦れたり、小石がヒットした部分が・・・。

→ここも缶スプレーで塗装。またすぐにハゲてしまうと思うけれど、その時はまた塗ればいいですよね?プラグコードもスプリットファイア製に交換しました。

 どうです?割と良い感じになったでしょ?あとは時期を見てオークションに出品し、新しい相棒を待つばかりです。

→外装は塗装できないけど、ボロボロだったデカールを社外品に貼り直し。ロゴがPWではなく、YZってところがCOOL!

 今まで楽しい思い出をいっぱい作ってくれたPW。私達の手元を離れても、我が家のアルバムに貼られたたくさんの写真やこのホームページ、そして子供達の記憶の中にいつまでも残り続けることでしょう。

 ありがとうPW。

 

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 ・・・・で、最後はカッコ良く決まったぜ!と思っていたのに、何日か経って様子を見てビックリ!

 樹脂製のタンクに貼った「YZ」とストロボラインのデカールがヨレヨレに!ああ、ウカツだった・・・。樹脂製タンクは気化したガソリンが透過するので、普通のステッカー類は貼れないんだった・・・。ウチにあるCRF50やDT200WRも含めて、最近はタンクをシュラウドが覆うデザインのマシンが多くなったのですっかり忘れてしまっていました。もちろん、その場合は普通のステッカーやデカールでOK。でも、PWのように樹脂タンクに直接貼る場合は純正品などの耐ガソリン用でないとダメなことくらい分かっていたのに。

←見事にヨレヨレです(笑)。

 まだ見ぬ次のオーナーさんにお願いします、好きな年式のグラフィックセットを貼り直してやってください(笑)。

※この記事は2006年1月に作成し、後日編集を加えたものです。

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