HIACE super long特装車その1〜 収納編〜

ついに新型が発売されたけど、旧型でもこの最終型のフロントフェイスは、歴代ハイエースの中で一番カッコイイ!と思います。

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’00 トヨタハイエース スーパーロング特装車(2WD)

 モトクロス場などではバンのスーパーGLと並んで多く見かけますが、この車の前は私もスーパーGL(珍しいショート)で、家族4人と、マシン4台(実際には3台になったけど)を積む為にこの車に乗り換えました。

 床張りをはじめ、2列目のFASP(フラット&対座)シートや、横向きの3列目座席を兼ねるサイドBOX、ギャレーなど、8ナンバー登録に必要な架装は最初にショップで作ってもらい、オーディオやカーテン、後席の照明といった、後からでも取り付け可能なものは、なるべく自分で付けました。

 車の購入にお金を使ってしまったので貧乏で、手先も不器用、おまけに無精者の私流の、簡単お手軽なトランポ製作記を紹介します。

オーバーヘッドトレー       お手軽度★★★  実用性★★★★

 まず最初に紹介するのは、ハイルーフの定番とも言える頭上のトレー。サンシェードや帽子などの置き場として重宝します。木ネジで色々な物を取り付けられるのもGOOD! 見えにくいですが、私はチューンアップスピーカーを付けました。

 材料は9mm厚のベニヤ板と24mm角の棒、木目など好みの柄の粘着シート、そして戸当たり用のスポンジテープ。9mm厚の板だけでは強度不足のところを、角棒が荷物の転落防止と板の補強を兼ねるのがミソ。 私は乗せるだけで固定していませんが、 戸当たりテープが防震とすべり止めになり、全く問題ありません。

 ベニヤ板をルーフ前端の形に合わせて切り、手前のまっすぐな部分の上に角棒を平頭の木ネジで板の側から止めます。粘着シートは下面から角棒を巻き込むように貼って、見栄えを良くします。見えない部分まで貼る必要はありません。あとはルーフの桟とトレーが接触する部分に戸当たりテープを貼るだけ。 ピラー周辺をカバーしているプラスチックが当たって安定しない場合は、カッターで削ってまっすぐにします。

サイドトレー               お手軽度★★   実用性★★★★★

 こちらもハイルーフならではの定番ヘルメット置き場です。 材料は市販の棚板 (私の場合は15mm厚)、棚板と同じ柄のテープ、ステンレスのパイプとその両端の金具、そして棚の取り付け用の金具です。

 桟にそのまま乗せると後席に座った時に圧迫感があるので、ゲタを履かせてヘッドクリアランスを確保 。万一、頭をぶつけてもケガしないよう、両端の板の角にRを取りました。棚板の切断面には、同じ柄のテープを貼って仕上げます。ここでのワンポイントは、転落防止に角棒ではなく、ステンレスのパイプを使用している点。こうすると 、パイプが棚より若干手前にオフセットされるお陰でヘルメット等が入りやすくなる上、タオルやハンガーを引っ掛けておくのに便利。おまけにホコリが溜まりにくく、掃除も簡単です。何となく高級感もあるでしょ? ねっ?あるって言って!

 これも車体には固定せず、両端の板を金具でルーフの骨に引っ掛け、棚を奥の桟に乗せてあるだけです。

シート下引き出し         お手軽度★★★  実用性★★★★★

 FASPシート下には空きスペースがあり、以前は座面を跳ね上げて、上から物を出し入れしていましたが、人が座っていたりすると面倒。そこで、左のように横からの引き出し式にしました。

 材料はコンパネ、市販の取っ手、そしてマグネットキャッチ(食器棚のガラス戸なんかに付いてる、磁石でカチッと閉まるアレ)。引き出し前面の木目の板は、元々この位置に付いていた物を利用しました。

 木目の板を固定していたネジを外して、裏側にシート下の形状に合わせてコンパネで作った箱を付けます。箱は閉めると見えないのでコンパネでもOKなのだ!適当な場所に取っ手とマグネットキャッチを付けて完成!

アイボルト&ゴムネット&金網 お手軽度★★★★★実用性★★★★★

 内装の施されていないバンや特装車には、リアサイドガラスの上あたりに6mmのネジ穴が開いています(左の画像、奥側)。また、ハイルーフの屋根を支える骨も6mmのボルトで止められており、これらに「アイボルト」という、リングの付いたボルト( 同、手前側。1ケ200円弱)を使用すると、タイダウン、ハンガー、ゴムネット等をかけられるフックになります。

 左下の画像、ツーリング用のゴムネットは、ルーフの骨に巻いたタイラップや先程のアイボルトに引っ掛けただけで毛布やタオル、着替えなどがたっぷり収納でき、私は小型のテーブルまで挟んでいます。フックを外さなくてもゴムを引っ張って出し入れできるのでとっても便利。 ネットのフック部分はプラスチック製の物より、安物の針金の方が引っ掛けやすくてベターです。

 似たような感じで、金網を使う手もあります。 下の画像は100円ショップに150円(?)で売っていた金網。下側をルーフの桟の穴にタイラップで止めてあり、上側が手前に向かって開くような形で、ツーリング用のネット同様、ルーフの壁との間にウエアー等を挟み込んで収納します。わずかな隙間に感じますが、子供2人分のジャージ、モトパン、ウエストベルト、エルボー、グローブなどがすべて収まり、金網の外側にも色々な物を引っ掛けておけます。

←左が開けたところ。金網の上に色々乗せて 、→右のよう閉めて収納。網の左隅に付けた棒をボディーに引っ掛けて止め、ゴムネットで押さえて固定していますが、もっと簡単な方法を思案中。

ギャレー(リフォーム)       お手軽度★★   実用性★★★★★

 購入当初は、箱状のギャレー上面に大きめのシンクと、その奥に電動ポンブ式の蛇口があり、箱前面のフタを開けて各10Lの給排水タンクを入れる仕様でしたが、荷物が多くなってくると出っ張りすぎていて邪魔 。しかし、大きめのシンクは使い勝手が良くて捨て難い。一方で、マシンの洗車などにも用いるには給水10Lでは容量不足。でも、フタの開口部が小さくて大きなタンクは入らないし・・・。そこで、蛇口を外し 、箱の奥行きをシンクの大きさギリギリまで短くしてギャレーの出幅を抑えつつ、側面の板を撤去することで大きなタンクもはみ出た状態で置けるように作り直しました。水の補給や残量の確認も楽になり、前面のフタが必要なくなったので、撤去した側面の板を移植してスッキリさせました。

 同時に電動ポンプをやめ、足踏みポンプを利用した市販のシャワー(20Lタンク、シャワー、ポンプのセットで1580円)に変更することで、車外での使い勝手も向上しました。シンクの横にシャワーヘッドをピッタリ差し込める穴を開けて普段は蛇口として使用し、車外で使う際はホースを引き出します。通常各10Lの給排水タンクは、必要時に給水側のみ20Lに取り替えています。水は主に車外で使用するので、排水側の容量が少なくても問題ありません。

 左はシャワーのホースを引き出したところ。給水タンクは20L仕様なので10Lの排水タンクが箱の外に出ています。排水ホースを車外に垂らせばこのタンクも不要ですが・・・。10L同士ならシンク下にピッタリ収まります。

 黄色いポンプを10回くらい押すと、タンクに圧力がかかってしばらく水が出ます。使わない時はシンク下の空間に収納。この空間には他にも色々放り込んで有効利用しています。

※この記事は2004年8月に作成したものです。

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