+デジ絵本22 『不思議研』 レポート1、 2
街から車で1時間半、一面の緑を抜けて見えてくるのが『レインズロード学院』。
石造りの古い建物群は辺境の城跡のようだが、中はいつも活気が溢れている。
歴史のある寄宿学校にしては比較的のんびりした校風で、
生徒教職員すべてがここで暮らしている。
ごく普通の学校で週5日はノーマルな授業を行っている。
ただ土曜日には生徒たちが中心に、興味のあるもの同志で研究会と称して、
授業とも部活とも全く別のグループでの活動を行うのが慣習となっている。
内容はさまざまでフットボールに1日費やすもの、
クロスワードやチェスなどボードゲームに明け暮れるパズル研、
数式マニアのグループもあれば、甘いもの好きのデザート研などなど。
もちろん規制もあり、、メンバーは5名以上でなくてはならない。
(ただしかけもちも3つまでは認められている。)
週一なので動植物を扱う事は研究会では認定されない。
そして各研究会には教職員、または最上級生の顧問が別に一人必要である。
顧問はかけもちは認められていない、などのルールがある。
そして歴代の研究会の中にはいろいろ変わったグループも伝わっている。
新しくその仲間入りを果たしたのは『不思議研究会』。
通称、『不思議研』はようするに、一際変わった物好き達の集まりだった。