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アルザス食探訪 3(上)
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このページは「アルザス食探訪 3(上)」の続きで す。 2007年2月16日(金) さて、今晩やって来たのは、2年前のアルザス旅行でランチを食べて気に入った、義父母宅の向かいに住んでるドイツ人のおじさんに教えて もらったあのレストランです。 Ammerschwihr(アメルシュヴィル)というコルマールの少し北に位置する小さな小さな町です。緑ミシュランにも町自体が紹介されていないのです が、このレストランには少し前までミシュランの星が1つ付いていました。 ところが、2年前に自分から星を辞退してしまったそうです。実は、その時はスイスの新聞の日曜版でも大きく報じられたこともあって、そ の記事をお義父さんにも見せて「お薦めだよ〜」って 教えたところ、レストランのシェフの名前がGaertner氏だということが分かると、「なんだ〜。ここはうちも常連だったよ。」と。なんとダンナのお祖 父さ んは今のシェフのお祖父さんの代にドイツからの常連客だったらしいのです。そんな感じで、昔から知る人ぞ知る隠れた有名店だったそうで、お店としては星が 付くことに よって来るお客さんより、常連のお客さんに、季節の地場材料を使った お料理を、 高級すぎない価格で提供したいという希望があってのことだそうです。 Aux Armes de France さて、その夜は19時半にテーブルを予約しておいたのですが、着いたのが19時45分。ホテルはレストランの上にあるので、とりあえず レストランのレ セプションへ行ってみたところ、 レストランは満席で中は大忙し。これなら、私達はゆっくり身支度を整えてから下りて行った方が良さそうと分かって安心しました。部屋もとっても素敵で、こ れで82ユーロ(約12800円)だなんて嘘みたいです。 前回このレストランを訪れた時にホールが2つあると書いたとおり、宿泊予定の人は奥のホールへ通されるようで、前回と違うホールでの食 事になりましたが、こちらも私達の後から 3組入ってきて満席になってしまいました。メニューカードには、ミシュランの星のことは書いてありませんでしたが、私が上に書いたとおり「地元の食材を使 いたいため、提供するお料理の品数を減らしたことを ご了承ください」というような文章が書かれており、昔のようなホールによってメニューカードの内容が違う(星付き、星無し)ということはなくなったようで した。素敵なレストランにも関わらず、 割とリラックスした雰囲気で、20代半ばっぽいすごく若いカップルがいたり、大きなお腹の妊婦さんのいるご夫婦がいたりと、ちょっとスノッブな感じのレス トラン とは違ってますます好きになりました。 <entree>私はフォアグラのテリーヌ、ダンナはエスカルゴのパイ。今夜は私がフォアグラ。美味しいなぁ。生姜で香り付けしてある
オレンジマーマレードもすごく
上品な味。私も今度マーマレードを作る時には、かんきつ類をオレンジだけにして生姜で風味付けしてみよう!ダンナのエスカルゴはニンニクが使ってあるの
で、味見させてはもらいませんでした。
<poisson>私はお魚を食べました。Skreiというタラの一種の切り身ソテー。ソテーなので、皮は柔らかい感じに仕上がってい
たのですが、なんで皮までこんなに美味しいの?淡白な魚のはずなのに、お魚自体がすごく美味しく調理されていました。トリュフのソースが小さなポットに
入って付いてきたのですが、それをかけるのがもったいないぐらい。お魚の上には、根セロリとポロ葱を千切りにしてカリカリに揚げたものがかかっていて、こ
れも香り豊かで美味しかったです。私も今度、家でかき揚げする時には、根セロリも加えてみようと思います。
<fromages>熟れ熟れのマンステール、シェーヴル、カマンベールなど。昨日のお店は個性とクセの強いものを取り揃えて出して来 たけれど、 ここは有名どころのチーズが出てきました。でも、どれも熟れ具合がちょうど良くて、自分ではこんなに美味しい状態を見極めて購入したりすることはできない ので、「さすが!」って感心しちゃいました。 <dessert>私はカリカリのシュトロイゼルの上に乗ったシャンパンのババロア。 美味しいけど、もうお腹いっぱい・・・って感じで、感動の美味しさ!ってほどでも なかったです。ダンナのチョイスの方が 正解って感じでした。ダンナは2年前と同じ地元産ゲヴュルツトラミネールのシャーベット。お酒を含んでまん丸に膨らんだ琥珀色のレーズンが散らしてあっ て、前と同じように上からドボドボとゲヴュルツトラミネールの蒸留酒である Marc de Gewurztraminer を かけてくれます。私も次回はこれにしよ〜〜っと。 またまたワインもたっぷり一本飲んでしまって、お腹もいっぱい。あとは階段を上がるだけで良いし、やっぱり宿泊付きっていいですね。朝 食も大変美味しかったですし、 宿泊、ディナー、朝食と全部で250ユーロ弱。お薦めします! さて、今回も帰りは Turckheim のワインセラーでワインを大量に箱買い。ここでは Brand のGrand Cru
をはじめ、いろんな生産者のワインが買えます。
もちろん、真中に広いカウンターが用意されていて、「これを飲みたい」と言えば、惜しげもなくどんどんボトルを開けて試飲させてくれます。私達は何度目か
なので
買いたいものがすでに決まっていたので、一種類しかテイスティングしませんでした。 甘くて美味しいゲヴュルツトラミネールのハーフボトルがあるのも魅力的
です。
アペリティフ用に飲みきりサイズで良いというのと、日本人女性の口にすごく合うので、日本へお土産に持っていくのにも最適。 相変わらずスタッフの方もとても親切で、なんと前回の付加価値税まで返してくれました。「もうお名前は登録されてますか?」と聞かれた ので、「えぇ?どう だったっけ。」 と持ってきた前回の領収書を見ていると、スイスの税関のハンコが押してあるのを見つけられて、「あら、こんなに更に税金払ったんですか?」って言って。も ちろん、 今回もちゃんとスイス国境ではちゃんと税金払いましたよ。でも、税金払っても、わざわざ出向いて買ってくる価値のあるワインばかりです。 Cave
Vinicole de Turckheim 今回の旅はこれでおしまいです。ここまで読んでくださって、ありがとうございました。 |
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